軽いバイクヘルメット おすすめ5選|1日中かぶる重さを、公式の数字でフルフェイス・システム・ジェットから選ぶ

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軽いバイクヘルメット おすすめ5選|1日中かぶる重さを、公式の数字でフルフェイス・システム・ジェットから選ぶ

軽いバイクヘルメット おすすめ5選|1日中かぶる重さを、公式の数字でフルフェイス・システム・ジェットから選ぶ

 

道の駅に着いてヘルメットを脱ぎ、ミラーに掛ける。給油で脱いで、またかぶる。若いころは気にならなかったその重さが、年々手に残るようになってきた。夕方、家に着くころには首と肩が張っている。そんな日が増えたなら、次のヘルメットは軽さで選んでいい。

ヘルメットは、走っているあいだずっと首で支えている道具だ。200〜300g の差は、缶コーヒー1〜2本ほどの重さになる。それだけの重さを、1日中、頭の上から下ろせると考えると分かりやすい。

ところが「軽いヘルメット」の記事は、サイズの条件がそろっていない。ヘルメットの重さはサイズで100g 以上変わるので、条件の違う数字を並べても、どれが軽いのかは分からない。そこでこの記事では、メーカー公式の重さを M サイズ・ソリッドカラーでそろえて比べた。長く乗ってきた人が気にする「インカムは付くか」「メガネは干渉しないか」「安全規格は大丈夫か」まで、1台ずつ確かめている。公式の重さを出していないメーカーのモデルは、順位に入れていない。

この記事は、買い替えをきっかけに、次は軽さを優先してヘルメットを選びたい人に向けて書いた。フルフェイス・システム・ジェットの3つの形から、軽いモデルを5台選んでいる。価格はすべて、2026年10月の値上げを反映した現行の希望小売価格だ。

※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。商品リンクから購入された場合、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。評価・紹介内容は公式スペックと第三者レビューに基づく独自の調査によるもので、報酬の有無で内容を変えていません。

結論:軽いヘルメットは「形」で絞り、「何を残すか」で選ぶ

先に形を決めると、候補は2台まで絞れる。あとは、装備を残して軽くするか、装備を減らしてでも軽さを取るかで選べばよい。

形 装備も残したい 軽さ・価格を優先
フルフェイス(高速・長距離・雨) ① SHOEI Z-9
M 1,445g
希望小売価格71,500円
楽天で見る
② SHOEI Glamster
M 1,291g
希望小売価格58,300円
楽天で見る
システム(休憩で顔を出したい) ③ SHOEI NEOTEC 3
M 1,679g
希望小売価格85,800円
楽天で見る
(システムをもっと比べたい人は「システムヘルメット おすすめ5選」へ)
ジェット(近場・軽さ・開放感) ④ SHOEI J・O+
M 1,115g
希望小売価格51,700円
楽天で見る
⑤ リード工業 CROSS CR-720
約1,250g(フリーサイズ)
オープンプライス(4,000円台から)
楽天で見る

※重さは、SHOEI の4台が公式の重量表の M サイズ・ソリッドカラーの平均値(付属品を含まない)、⑤ CR-720 はリード工業公式の値。希望小売価格はソリッドカラー・税込で、SHOEI は2026年10月1日の改定後の値。販売価格は日々変わるので、「楽天で見る」から確かめてほしい。

選んだ基準は3つだ。現行モデルであること、国内向けの製品で規格(JIS または SG)の表示が公式で確かめられること、重さを公式に公表していることだ。

軽さで並べると、④ J・O+(1,115g)→ ⑤ CR-720(約1,250g)→ ② Glamster(1,291g)→ ① Z-9(1,445g)→ ③ NEOTEC 3(1,679g)の順になる。いちばん軽い ④ といちばん重い ③ の差は564g だ。

迷ったら:長く乗る1つは ① Z-9、近場用にもう1つ ⑤ CR-720

5台を前に決めきれないなら、使う場面で分けて考えると早い。ツーリングに使う1つと、近場や増車したバイクで使う1つでは、残したい装備が違うからだ。

仲間とツーリングに行く1つを、軽くするなら → ① SHOEI Z-9

インナーバイザー付きの GT-Air 3(M 1,635g)より190g 軽い。それでいて防曇シートは標準で付き、SHOEI 純正のインカム取り付け(COMLINK)にも対応する。軽くしたからといって、冬の朝の曇り止めも仲間との会話も手放さなくていい。SHOEI 公式が「軽量モデル」と表示するフルフェイスで、サイズは XS〜XXXXL まであり、頭の大きい人も選べる。

SHOEI Z-9

楽天市場で Z-9 の自分のサイズの在庫と価格を見る

近場や2台目のバイク用に、軽く安くもう1つなら → ⑤ リード工業 CROSS CR-720

約1,250g で、楽天市場のリンク先の価格は4,000円台から(色によって違う)。SHOEI のスポーツジェット J-FORCE IV(M 1,274g)と同じくらいの軽さを、1割に満たない価格で手に入れられる。SG・PSC/全排気量対応の表示があり、タンデムの同乗者用や、増車したスクーター用にもそのまま使える。楽天市場のリンク先では評価31件・平均4.32、Amazon では2,027件・平均★4.2(Amazon は柄違いの APRET との合算)だ。

リード工業 CROSS CR-720

楽天市場で CR-720 の色と価格を見る(4,000円台〜)

Amazon で CR-720 のレビュー2,000件超を読む

※② の Glamster は、Z-9 より154g 軽く、希望小売価格で13,200円安い。⑤ CR-720 はサイズがフリーサイズ(57〜60cm 未満)だけなので、頭囲が合わない人は ④ J・O+(S〜XXL)を比べてほしい。

買い替える前に、今のヘルメットで確かめたい3つのこと

① 今のヘルメットの重さを量る

キッチンスケールに載せれば、数十秒で量れる。SHOEI の公式の重さは「付属品(防曇シートなど)を含まない平均値」なので、シールドの防曇シートを外して量ると条件が近くなる。この記事の5台は、1,115〜1,679g(M サイズ)の範囲にある。今のヘルメットと比べれば、何グラム軽くなるのかが数字で分かる。

② 1日の走り方を思い出す

高速道路や雨が多いならフルフェイス、休憩のたびに顔を出したいならシステム、近場や街乗りが中心ならジェットだ。形が決まれば、次の早見表で2台まで絞れる。

③ インカムとメガネを使うか

仲間とインカムで話すなら、SHOEI 純正のインカム取り付け(COMLINK)に対応する ① Z-9 と ③ NEOTEC 3 が選びやすい。メガネをかけて乗るなら、SHOEI が公式に「メガネやサングラス着用時の干渉を避け」る形と説明しているシールドを持つ ④ J・O+ が候補になる。

走り方で選ぶ早見表

自分の走り方に近い行から選ぶと早い。

こんな走り方・悩み おすすめ 理由(公式の数字・仕様)
高速・長距離もフルフェイスで走り、軽くしたい ① Z-9 M 1,445g。防曇シート標準・COMLINK 対応
フルフェイスで、とにかく軽いものがいい ② Glamster M 1,291g。Z-9 より154g 軽い
クラシックな見た目のバイクに乗っている ② Glamster SHOEI が「ネオクラシックフルフェイス」と説明する丸い帽体
休憩や給油で、ヘルメットを脱がずに顔を出したい ③ NEOTEC 3 システム。重さは M 1,679g で、GT-Air 3 との差は44g
近場・街乗りで、いちばん軽いのがいい ④ J・O+ M 1,115g。5台でいちばん軽い
メガネをかけて乗る ④ J・O+ シールドが「メガネやサングラス着用時の干渉を避け」る形(公式)
仲間とインカムで話しながら走る ① Z-9/③ NEOTEC 3 SHOEI COMLINK に対応
予算を抑えたい/125cc・スクーターを増車した ⑤ CR-720 約1,250g。4,000円台から。全排気量対応
頭が小さい(S サイズ) ④ J・O+/② Glamster S の重さは④ 1,045g・② 1,216g
頭が大きい(XXL 以上) ① Z-9 XXL〜XXXXL まであり、XXL は1,604g(公式)
評価の件数が多いものから選びたい ⑤ CR-720 楽天31件・Amazon 2,027件(2026年10月20日確認)
Amazon で買いたい ⑤ CR-720 5台で Amazon に出品があるのは⑤だけ(2026年10月20日確認)

小柄な人・女性ライダーへ:重さはサイズで変わる。④ J・O+ の S は1,045g で、5台の中でいちばん軽くかぶれる。

125cc・スクーターを足にしている人へ:⑤ CR-720 は全排気量対応で4,000円台。増車したスクーター用の、もう1つにも選びやすい。メットインに入るかは車種によるので、外寸(約 W260×D330×H265mm)で確かめてほしい。

形と走り方で候補が決まったら、5台の価格とサイズはここから確かめられる。選べるサイズと色はショップによって違うので、自分のサイズが残っているかを先に見ておきたい。

① SHOEI Z-9:ツーリング装備を残したまま、軽いフルフェイス

SHOEI Z-9

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② SHOEI Glamster:フルフェイスで、軽さを優先する

SHOEI Glamster

楽天市場で Glamster(M 1,291g)を見る

③ SHOEI NEOTEC 3:休憩で顔を出せるシステムを、なるべく軽く

SHOEI NEOTEC 3

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④ SHOEI J・O+:5台でいちばん軽いジェット

SHOEI J・O+

楽天市場で J・O+(M 1,115g)の在庫を見る

⑤ リード工業 CROSS CR-720:軽くて安い、全排気量対応のジェット

リード工業 CROSS CR-720

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Amazon で CR-720 のレビュー2,000件超を読む

※販売価格はショップによって違い、日々変わる。注文前に確かめたいことは「知っておきたい3つのこと」の ③ にまとめた。

軽いヘルメットを選ぶ前に知っておきたい3つのこと

① 軽くなるほど、装備は減る。そのかわり、かぶっている時間ずっと軽い

同じ SHOEI のフルフェイスでも、装備が減るほど軽くなる。公式の数字で並べると、差がよく分かる。

機種(SHOEI・フルフェイス) M の重さ(公式) 主な装備(公式)
GT-Air 3(比べ役) 1,635g インナーバイザー・COMLINK 対応・防曇シート
① Z-9 1,445g COMLINK 対応・防曇シート
② Glamster 1,291g 防曇シート
EX-ZERO(比べ役) 1,179g インナーシールド(CJ-3)

※SHOEI 公式「ヘルメット重量・外形寸法」の M・ソリッドカラーの平均値(付属品を含まない)。2026年10月20日確認。

インナーバイザーを手放すと190g、さらにインカムの専用取り付けを手放すと154g 軽くなる。重さの差には、帽体の大きさや形の違いも含まれるので、装備だけで説明できるわけではない。ただ、軽いモデルほど、ツーリングで便利な装備が少ないという傾向ははっきりしている。

そのかわり、軽さの差はかぶっている時間ずっと続く。道の駅で脱いで、また持ち上げてかぶる。そのたびに、数百グラムの違いを手で感じることになる。

対策:何を残したいかを先に決める。インカムを専用品できれいに付けたいなら ① Z-9 から下げない。インカムを使わず、まぶしさはサングラスで済ませるなら ② Glamster まで軽くできる。

②「ジェット=軽い」「システム=重い」は、形より装備で決まる

ジェットなら軽い、システムは重い、と思われがちだ。ところが、SHOEI の公式の数字で比べると、そうとは限らない。

機種(SHOEI) 形 M の重さ(公式)
③ NEOTEC 3 システム 1,679g
GT-Air 3(比べ役) フルフェイス 1,635g
J-Cruise 3(比べ役) ジェット 1,494g
① Z-9 フルフェイス 1,445g
④ J・O+ ジェット 1,115g

インナーバイザー付きのジェット J-Cruise 3 は、フルフェイスの ① Z-9 より49g 重い。 また、システムの ③ NEOTEC 3 と、インナーバイザー付きのフルフェイス GT-Air 3 の差は、44g しかない。どちらも、インナーバイザーとインカムの専用取り付けを備えたモデルだ。

対策:形の名前で選ばず、重さの数字で比べる。「ジェットにすれば軽くなる」と考えている人は、インナーバイザー付きのジェットを選ぶと、思ったほど軽くならないことがある。ジェットで軽さを取るなら、インナーバイザーの無い ④ J・O+ や ⑤ CR-720 を選びたい。

なお、「新しいモデル=軽い」とも限らない。① Z-9 は、先代の Z-8(M 1,384g・2026年5月31日で受注終了)より61g 重い。

③ SHOEI はリンク先の価格が高い。注文前に、交換と返品の条件を確かめる

この記事の SHOEI の4台は、2026年10月20日時点で、リンク先の楽天市場ショップの価格が希望小売価格より高かった。

機種 希望小売価格(ソリッド・税込) リンク先の価格 差
① Z-9 71,500円 89,800円 +18,300円
② Glamster 58,300円 76,800円 +18,500円
③ NEOTEC 3 85,800円 99,800円 +14,000円
④ J・O+ 51,700円 67,800円 +16,100円

一方、⑤ CR-720 はメーカー希望小売価格の無いオープンプライスで、リンク先の価格は4,000円台だった。

また、通販のショップの中には、お客様都合のサイズ交換や返品を受け付けないところがある。

対策:注文の前に、販売ページで「サイズ交換・返品の条件」と「選べるサイズと色」を確かめる。サイズは、頭囲を測って公式のサイズ表で選ぶ(→「サイズ選びで失敗しないために」)。

規格について一言:軽いからといって、規格が劣るわけではない。この記事の SHOEI の4台は、どれも製品ページに「JIS規格製品」と表示されている。⑤ CR-720 は SG・PSC/全排気量対応の表示がある。国内で売られる乗車用ヘルメットには、PSC マークが法律で義務づけられている。JIS(日本産業規格)と SG は任意の規格で、表示の違いは「どの基準の試験をクリアしたか」の違いだ。規格の数が多いほど安全、と単純には言えない。

軽いヘルメット一覧(公式の重さ・M サイズ・軽い順)

紹介する5台に、比べるときに名前が出てくるモデルを「比べ役」として加えた。

形 機種 M の重さ 最小サイズの重さ 希望小売価格(税込) 主な装備(公式)
ジェット ④ SHOEI J・O+ 1,115g S 1,045g 51,700円〜 CJ-3 シールド・内装フル脱着
フルフェイス 比べ役:SHOEI EX-ZERO 1,179g S 1,140g 56,100円〜 インナーシールド(CJ-3)
ジェット ⑤ リード工業 CROSS CR-720 約1,250g(フリーサイズ) — オープンプライス UV カットシールド・ワンタッチバックル
ジェット 比べ役:SHOEI J-FORCE IV 1,274g S 1,266g 61,600円 CJ-2 シールド+PINLOCK® EVO lens
フルフェイス ② SHOEI Glamster 1,291g S 1,216g 58,300円〜 防曇シート標準・内装フル脱着
フルフェイス ① SHOEI Z-9 1,445g S 1,352g 71,500円〜 防曇シート標準・COMLINK 対応
ジェット 比べ役:SHOEI J-Cruise 3 1,494g S 1,431g 69,300円〜 インナーバイザー・COMLINK 対応
フルフェイス 比べ役:SHOEI GT-Air 3 1,635g S 1,600g 77,000円〜 インナーバイザー・COMLINK 対応
システム ③ SHOEI NEOTEC 3 1,679g S 1,659g 85,800円〜 インナーバイザー・COMLINK 対応
システム 比べ役:OGK KABUTO RYUKI 公式非公表 — 46,200円〜 インナーサンシェード

※SHOEI はすべて公式「ヘルメット重量・外形寸法」のソリッドカラーの平均値(付属品を含まない)、CR-720 はリード工業の製品ページの値。2026年10月20日確認。Z-9・J-FORCE IV は XS サイズもあるが、Z-9 の XS は重量表が空欄のため、公表されている最小サイズの値を載せた。Arai と OGK KABUTO は、製品ページに重さの記載が無いため、順位には入れていない。

軽いバイクヘルメット おすすめ5選

ここからは5台を1台ずつ紹介する。並びは結論の表と同じだ。各節に「気になる点」と「向かない人」も書いた。評判は、楽天市場・Amazon の評価(件数と平均)と、バイク専門メディアの記事から、良い点と気になる点の両方を出典つきで整理した。

フルフェイス:① SHOEI Z-9(ツーリング装備を残して、軽くしたい人)

この1台で変わること:高速も雨もフルフェイスで走りながら、インナーバイザー付きのフルフェイスより約190g 軽くなる。防曇シートは標準で付き、インカムも専用の取り付けで付けられる。

こんな人向け

  • ツーリングにも使う1つを、フルフェイスで軽くしたい
  • 仲間とインカムで話しながら走る
  • 頭囲が大きく、XXL 以上のサイズがほしい

ここが買いの理由

  • SHOEI 公式が「軽量モデル」と表示するフルフェイスで、M 1,445g
  • 防曇シートが標準で付く。防曇シートのピンの位置を後ろへずらし、視界のほぼ全域をカバーする
  • SHOEI COMLINK に対応。オプションのアダプターで、B+COM SX1 と SENA SRL3 を付けられる(XS〜XXL)
  • サイズは XS〜XXXXL と幅が広い。規格は JIS

Z-9 は、SHOEI が「軽量・コンパクトな思想を受け継ぎ、快適性と利便性を追い求めた新たなピュアスポーツフルフェイス」と説明するモデルだ。帽体は AIM+。圧力の高い部分に4つのエアインテークを配置し、先代の Z-8 より多くの走行風を取り込むとしている(出典:SHOEI Z-9)。重さはサイズごとに公表されており、S 1,352g・M 1,445g・L 1,468g・XL 1,529g・XXL 1,604g だ(出典:SHOEI ヘルメット重量・外形寸法)。

評判:2026年10月20日時点で、楽天市場のリンク先ショップの評価はまだ少ない。購入者の声の代わりに、公式の数字と仕様で判断できるよう、静かさ・インカム・サイズは「SHOEI Z-9 レビュー」に整理した。

気になる点も正直に:先代の Z-8(M 1,384g)より61g 重くなった。重くなった理由は、公式には説明されていない。インナーバイザーは無い。

向かない人:フルフェイスで軽さを最優先したい人。その場合は、154g 軽い ② Glamster を選びたい。走りながらまぶしさを切り替えたい人は、190g 重くなるが、インナーバイザー付きの GT-Air 3 を「インナーバイザー付きヘルメット おすすめ6選」で比べてほしい。

詳しくは「SHOEI Z-9 レビュー」で、静かさ・インカム・サイズを整理している。

SHOEI Z-9

楽天市場で Z-9 の自分のサイズの在庫と価格を見る

フルフェイス:② SHOEI Glamster(フルフェイスで、軽さを優先したい人)

この1台で変わること:フルフェイスのまま、① Z-9 よりさらに154g 軽くなる。希望小売価格も13,200円安い。

こんな人向け

  • フルフェイスで、なるべく軽いものがほしい
  • クラシックな見た目のバイクに乗っている
  • インカムは使わない、または汎用の取り付けでよい

ここが買いの理由

  • SHOEI 公式が「軽量モデル」と表示し、M 1,291g。SHOEI の現行フルフェイスで、公式の重さが Glamster より軽いのは EX-ZERO(M 1,179g)だけ
  • 防曇シート(SHOEI DRYLENS/PINLOCK® EVO lens)が標準で付く
  • 内装はフル脱着で洗える。シールドのビスは、10円玉でも回せるコインビス
  • サイズは S〜XXL。規格は JIS

Glamster は、SHOEI が「クラシックスタイルと機能性を両立させた新たなネオクラシックフルフェイス」と説明するモデルだ。シールドベース周りのリブ形状で、安全性を犠牲にせずコンパクトさを実現したとしている。新設計のフラットシールド CPB-1V は、開け閉めのときに窓ゴムと干渉しにくい動き方をする(出典:SHOEI Glamster)。

評判:楽天市場のリンク先ショップの評価は2件で、件数はまだ少ない(2026年10月20日確認)。英国のバイク情報サイトは、低い帽体のおかげで「本当に軽くてコンパクト」なヘルメットになっていると評価している。一方で、風を抜く排気口が首まわりの小さな2つだけで「空気の流れはかなり限られる」こと、チンカーテンを付ける前は騒音に「がっかりした」ことも書いている(出典:Begin Motorcycling・文:Jason Bicknell・2020年9月、2022年9月更新。海外仕様での評価)。

気になる点も正直に:SHOEI COMLINK の対応は、製品ページに記載が無い。インナーバイザーも無い。あご紐は D リング式で、ワンタッチのバックルに慣れた人には着脱が手間に感じるかもしれない。シールドはビス留めなので、外すにはコインやドライバーが要る。

向かない人:インカムを専用の取り付けで付けたい人。その場合は、COMLINK 対応の ① Z-9 を選びたい。もっと軽いフルフェイスがほしい人には、SHOEI の EX-ZERO(M 1,179g)もある。ただし EX-ZERO は、オフロード風の形でインナーシールドを使うモデルだ。

SHOEI Glamster

楽天市場で Glamster(M 1,291g)を見る

システム:③ SHOEI NEOTEC 3(休憩で、ヘルメットを脱がずに顔を出したい人)

この1台で変わること:給油や休憩のたびに、チンガード(あごの部分)を上げるだけで顔が出せる。システムなのに、インナーバイザー付きのフルフェイス GT-Air 3 との差は44g だ。

こんな人向け

  • 休憩や給油で、何度もヘルメットを脱ぎたくない
  • インカムを付けて、仲間と話しながら走る
  • システムの中で、なるべく軽いものを選びたい

ここが買いの理由

  • M 1,679g。公式に重さを出している国内向けのシステムヘルメットの LS2 SCOPE(M・L 1,835g)、HJC RPHA 91(L の平均 約1,836g)より軽い(各社で測るサイズの条件は違う)
  • インナーバイザーを備え、SHOEI COMLINK に対応
  • あご紐はラチェット式で、グローブをしたままでも留めやすい
  • 規格は JIS

NEOTEC 3 は、SHOEI が「最新技術をもって進化した機能性と快適性、安全性がひとつになった、新たなシステムヘルメット」と説明するモデルだ(出典:SHOEI NEOTEC 3)。重さは S 1,659g・M 1,679g・L 1,699g・XL 1,790g で、サイズによる差が小さい(出典:SHOEI ヘルメット重量・外形寸法)。

評判:2026年10月20日時点で、楽天市場のリンク先ショップの評価はまだ少ない。購入者の声の代わりに、公式の数字と仕様で判断できるよう、開閉の仕組みとインカムは「SHOEI NEOTEC 3 レビュー」に整理した。

気になる点も正直に:5台では最も重い(M 1,679g)。ただしシステムの中では軽い側で、LS2 SCOPE や HJC RPHA 91 より約150g 軽い。いちばん軽い ④ J・O+ との差は564g だ。SHOEI 公式は、NEOTEC 3 に「軽量モデル」の表示を付けていない。チンガードは、開けたまま走らない(開けるのは停まっているときだけにする)。サイズは S〜XXXL まであるが、公式の重量表に載っているのは S〜XL だけで、XXL・XXXL の重さは公表されていない。

向かない人:軽さを最優先したい人。その場合は、フルフェイスの ① Z-9(234g 軽い)を選びたい。予算を抑えてシステムを選びたい人は、OGK KABUTO の RYUKI(46,200円〜・重さは公式非公表)などを「システムヘルメット おすすめ5選」で比べてほしい。

詳しくは「SHOEI NEOTEC 3 レビュー」で、開閉の仕組みとインカムを整理している。

SHOEI NEOTEC 3

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ジェット:④ SHOEI J・O+(近場・街乗りで、いちばん軽いのがほしい人)

この1台で変わること:5台でいちばん軽い M 1,115g。① Z-9 より330g、ほぼ350ml 缶1本分軽い。シールドはメガネやサングラスとの干渉を避ける形だと SHOEI が公式に説明しているので、老眼鏡や遠近両用を含め、メガネをかけて乗る人にも選びやすい。

こんな人向け

  • 近場や街乗りが中心で、とにかく軽いものがほしい
  • メガネやサングラスをかけて乗る
  • 頭囲が小さく、S サイズがほしい

ここが買いの理由

  • SHOEI 公式が「軽量モデル」と表示し、M 1,115g・S 1,045g
  • CJ-3 シールドは、SHOEI が「ライダーの顔に加えてメガネやサングラス着用時の干渉を避けながらも、巻き込み風を最小限に抑えることを重視してデザイン」したと説明している
  • シールドの下端の位置を、左右のレバーで3段階に調整できる
  • 内装はフル脱着。サイズは S〜XXL。規格は JIS

J・O+ は、SHOEI のスモールジェット「J・O」のシリーズモデルだ。前頭部のホックに、オプションの V-480 バイザーを付けられる(出典:SHOEI J・O+・webオートバイ)。

評判:2026年10月20日時点で、楽天市場のリンク先ショップの評価はまだ少ない。webオートバイの紹介記事は、帽体が J・O と同じで、クルーザーやビンテージの車両に合わせやすいスタイルだと紹介している(同記事はスポンサー記事)。旧車やクラシックなバイクに乗る人には、見た目でも選べる1台だ。

気になる点も正直に:ジェットなので、あごを守る部分が無い。高速道路や雨の日、冬の冷たい風は、フルフェイスより入りやすい。インナーバイザーも COMLINK 対応も無い。防曇シートの記載も、製品ページには無い。

向かない人:高速道路をよく走る人、雨の日も走る人。その場合は、フルフェイスの ② Glamster(176g 重い)を選びたい。スポーツ走行が多く、ジェットでも曇り止めがほしい人は、PINLOCK® EVO lens 付きの SHOEI J-FORCE IV(M 1,274g)も比べてほしい。

SHOEI J・O+

楽天市場で J・O+(M 1,115g)の在庫を見る

比べ役:SHOEI J-FORCE IV(スポーツジェット・M 1,274g・CJ-2 シールド+PINLOCK® EVO lens・61,600円)

SHOEI J-FORCE IV

楽天市場で SHOEI J-FORCE IV の価格とサイズを確かめる

ジェット:⑤ リード工業 CROSS CR-720(予算を抑えたい人・増車したバイク用にもう1つ)

この1台で変わること:4,000円台で、約1,250g のジェットが手に入る。SHOEI のスポーツジェット J-FORCE IV(M 1,274g)と同じくらいの重さだ。

こんな人向け

  • 近場用や、増車したスクーター用に、軽いヘルメットをもう1つほしい
  • タンデムの同乗者用にも使いたい
  • 予算をかけずに、軽いジェットを試したい

ここが買いの理由

  • 約1,250g で、オープンプライス。楽天市場のリンク先の価格は4,000円台から(色によって違う)
  • SG・PSC/全排気量対応の表示がある
  • 評価の件数が5台でいちばん多い。楽天市場のリンク先で31件・平均4.32、Amazon で2,027件・平均★4.2(柄違いの APRET との合算)

CR-720 は、リード工業が「基本スペックを完備。日常使いに特化したスタンダードジェット」と説明するモデルだ。紫外線を遮る UV カットのシールド、リリースボタンで外せるワンタッチバックル、フロントの開閉式ベンチレーションを標準で備える。帽体は ABS で、外寸は約 W260×D330×H265mm。サイズはフリーサイズ(57〜60cm 未満)だ(出典:リード工業 CROSS CR-720)。

評判:楽天市場のリンク先(moto-zoa)で評価31件・平均4.32、Amazon で2,027件・平均★4.2(2026年10月20日確認。Amazon は柄違いの APRET との合算)。評判の良い点と気になる点は、「リード工業 CR-720 レビュー」で、購入者の声をもとに整理している。

気になる点も正直に:サイズはフリーサイズだけで、頭囲が57cm 未満や60cm 以上の人には合わない。内装を外して洗えるかどうかの記載は、製品ページに無い。インナーバイザー、防曇シート、インカムの取り付けスペースの記載も無い。

向かない人:頭囲がフリーサイズの範囲から外れる人。その場合は、S〜XXL がある ④ J・O+ を選びたい。高速道路や長距離が中心の人は、フルフェイスの ① Z-9 を選びたい。

詳しくは「リード工業 CR-720 レビュー」で、メットインへの収まり・シールド・有効期限を整理している。

リード工業 CROSS CR-720

楽天市場で CR-720 の色と価格を見る(4,000円台〜)

Amazon で CR-720 のレビュー2,000件超を読む

比較一覧表

項目 ① Z-9 ② Glamster ③ NEOTEC 3 ④ J・O+ ⑤ CR-720
形 フルフェイス フルフェイス システム ジェット ジェット
重さ(M・公式) 1,445g 1,291g 1,679g 1,115g 約1,250g(フリーサイズ)
最小サイズの重さ S 1,352g S 1,216g S 1,659g S 1,045g —
希望小売価格(ソリッド・税込) 71,500円 58,300円 85,800円 51,700円 オープンプライス
サイズ XS〜XXXXL S〜XXL S〜XXXL S〜XXL フリーサイズ(57〜60cm 未満)
規格 JIS JIS JIS JIS SG・PSC/全排気量対応
防曇シート 標準 標準 標準 — —
インナーバイザー なし なし あり なし —
SHOEI COMLINK 対応 — 対応 — —
メガネの公式記載 — — — あり(シールド形状) —
SHOEI の「軽量モデル」表示 あり あり なし あり —
Amazon 出品 なし なし なし なし あり

※「—」は、公式の製品ページに記載が無いことを示す。重さは SHOEI 公式の重量表・リード工業の製品ページ(2026年10月20日確認)。

サイズ選びで失敗しないために

ヘルメットのサイズは、頭囲で選ぶ。眉の少し上から、後頭部のいちばん出ているところを通るように、メジャーを1周させる。その数値を、各メーカーの公式のサイズ表に当てはめる。メーカーを乗り換えるときは、乗り換え先のサイズ表で確かめ直したい。

重さはサイズで変わる。 たとえば ① Z-9 は、S 1,352g から XXL 1,604g まで、252g の幅がある。この記事は M サイズで比べているので、自分のサイズが M でない人は、SHOEI の重量表で自分のサイズの数字を見て比べ直してほしい。

頭が小さい人へ:④ J・O+ の S は1,045g、② Glamster の S は1,216g だ。① Z-9 は XS からある。

頭が大きい人へ:① Z-9 は XXXXL まで、③ NEOTEC 3 は XXXL まである(NEOTEC 3 の XXL 以上は重さが公表されていない)。⑤ CR-720 はフリーサイズ(60cm 未満)だけだ。

通販で買う人へ:サイズ交換・返品の可否と条件は、ショップごとに違う。お客様都合の交換・返品を受け付けないショップもあるので、注文前に販売ページで確かめてほしい。

よくある質問

Q. いちばん軽いバイクヘルメットはどれ?

A. この記事の5台では、④ SHOEI J・O+(M 1,115g)がいちばん軽い。SHOEI の現行フルフェイスで公式の重さがいちばん軽いのは、EX-ZERO(M 1,179g)だ。帽体にカーボンを使ったモデルには、さらに軽いものがある。カーボンのヘルメットは「カーボンヘルメット おすすめ6選」で比べている。

Q. Arai や OGK KABUTO が入っていないのはなぜ?

A. どちらも、製品ページに重さの記載が無いためだ。この記事は公式の重さで比べているので、順位に入れられなかった。参考までに、バイク専門メディアの実測では、Arai X-SNC が L で約1,484g(Webikeプラス)、OGK KABUTO KAMUI-5 が L で約1,783g(Webikeプラス)と報じられている。測った条件が違うので、この記事の数字とそのまま比べることはできない。

Q. 軽いヘルメットは、安全性が低い?

A. 重さだけでは決まらない。この記事の SHOEI の4台は、どれも JIS 規格製品だ。⑤ CR-720 は SG・PSC/全排気量対応の表示がある。選ぶときは、規格の表示を製品ページで確かめてほしい。

Q. 今のヘルメットより、何グラム軽くなる?

A. 今のヘルメットをキッチンスケールで量れば分かる。SHOEI の公式の重さは付属品(防曇シートなど)を含まない平均値なので、防曇シートを外して量ると条件が近くなる。

Q. ジェットにすれば、軽くなる?

A. 装備しだいだ。SHOEI のインナーバイザー付きジェット J-Cruise 3(M 1,494g)は、フルフェイスの ① Z-9(M 1,445g)より49g 重い。ジェットで軽さを取るなら、インナーバイザーの無い ④ J・O+ や ⑤ CR-720 を選びたい。

Q. 軽いシステムヘルメットはどれ?

A. 公式に重さを出している国内向けのモデルでは、③ SHOEI NEOTEC 3(M 1,679g)が軽い。ほかのシステムは「システムヘルメット おすすめ5選」で、重さの順に比べている。

まとめ:今のヘルメットを量って、差が200g を超えるなら買い替えどき

今のヘルメットをキッチンスケールに載せてみてほしい。この記事の5台との差が200g を超えるなら、インナーバイザーを1つ手放すより大きな差になる(GT-Air 3 と ① Z-9 の差が190g)。1日に何度も脱いでかぶる道具として、買い替える理由には十分な差だ。

ツーリングもこなす1つなら ① Z-9、フルフェイスで軽さを取るなら ② Glamster、休憩で顔を出したいなら ③ NEOTEC 3、近場とメガネなら ④ J・O+、増車用にもう1つなら ⑤ CR-720。

寒くなる前の次のツーリングに間に合わせたいなら、人気のサイズから売り切れていくので、まず自分のサイズの在庫を確かめておきたい。 サイズは頭囲を測り、公式のサイズ表で選ぶ。

① SHOEI Z-9:ツーリング装備を残して軽くするなら

SHOEI Z-9

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② SHOEI Glamster:フルフェイスで、とにかく軽くするなら

SHOEI Glamster

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③ SHOEI NEOTEC 3:システムを、なるべく軽く選ぶなら

SHOEI NEOTEC 3

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④ SHOEI J・O+:近場で、いちばん軽いものを選ぶなら

SHOEI J・O+

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⑤ リード工業 CROSS CR-720:予算を抑えて、もう1つ用意するなら

リード工業 CROSS CR-720

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あわせて読みたい

この記事の調べ方:編集部は5台を実際にかぶって比べたわけではない。そのかわりに、メーカー公式の重量表と製品ページ、楽天市場・Amazon の購入者の評価、バイク専門メディアの実測を突き合わせた。軽さの代わりに何を手放すのか、今のヘルメットと何グラム違うのかまで、数字で判断できるように書いた。

出典・参考記事

SHOEI

リード工業

第三者レビュー・評価

※価格・スペック・販売状況は2026年10月20日時点の参考値。評価は変動する。最新情報は各メーカー公式・各販売ページで確認のこと。

※本記事の画像はあくまでイメージです。実際のヘルメットのカラーや配色は、各メーカー公式サイト(SHOEI・リード工業)でご確認ください。

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