【NEOTEC 3 のインカム】おすすめは?専用4機種と「着けたまま充電できる」強み

インカム, ブログ

【NEOTEC 3 のインカム】おすすめは?専用4機種と「着けたまま充電できる」強み

【NEOTEC 3 のインカム】おすすめは?専用4機種と「着けたまま充電できる」強み

 

SHOEI NEOTEC 3 を手に入れた(あるいは買うと決めた)あと、次に迷うのがインカムだ。

NEOTEC 3 は COMLINK 対応モデルなので、調べるとすぐ「専用設計インカム」に行き当たる。ところが価格は5万円前後から6万円台。ヘルメット本体に85,800円(税込・ソリッド)を払った直後に、さらにこの額を求められて手が止まる人は多い。

しかも専用ビルトインを調べていくと、こんな声に出くわす。「充電のたびにヘルメットごと運ぶことになる」。本体がヘルメットに内蔵される以上、避けられない話に思える。毎回それをやるのかと考えると、ますます決められなくなる。

だが、NEOTEC 3 に関しては、この不安に SHOEI 公式が答えを用意している。

この記事では、SHOEI 公式・SENA 公式・サインハウス公式の情報をもとに、

  • NEOTEC 3 に付けられるインカムの5つの選択肢
  • NEOTEC 3 だけに書かれている「着けたまま平面置きで充電できる」設計
  • 専用設計インカムが4機種あることと、その情報の出どころの違い
  • 手持ち・旧世代のインカムを活かす方法
  • 2026年10月1日の価格改定後の、条件別の総額

を整理する。読み終えるころには、自分はどれを選べばいいのかを根拠を持って決められるはずだ。

※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含む。商品リンクから購入された場合、売上の一部が当サイトに還元されることがある。評価・紹介内容は公式スペックと公式情報に基づく独自の調査によるもので、報酬の有無で内容を変えていない。

結論:NEOTEC 3 のインカムは「5つの選択肢」から選ぶ

先に結論を示す。NEOTEC 3 に付けるインカムは、専用設計を新しく買う以外にも道がある。全体像はこの5択だ。

# 選択肢 追加費用の目安 誰向けか
① 専用ビルトイン(Cardo 4X-S/B+COM SX1/SENA SRL3/Cardo PACKTALK-S) 約46,800〜63,800円 見た目・収まり・風切り音を最優先。新しく買う人
② SRLアダプターで旧 SRL2/SRL-MESH を流用 2,200円 NEOTEC II からの買い替え組
③ B+COM 7X/7X EVO をそのまま装着 0円(手持ちがあれば) すでに 7X 系を持っている人
④ アタッチメント3+手持ちの B+COM 3,300円 手持ちが B+COM TALK 等の人
⑤ 汎用インカムを外付け 0円〜(手持ちがあれば0円) 収まりより機能・価格を優先する人

そして、①を選ぶかどうかで迷っている人に、先に伝えておきたいことがある。

NEOTEC 3 は、インカムを装着したままヘルメットを平面に置いて充電できるよう設計されている。 SHOEI 公式が製品ページで明記している仕様だ。専用ビルトインをためらう理由としてよく挙がる「充電の取り回し」は、この機種ではかなり軽くなる。

すでに B+COM 7X/7X EVO を持っているなら、③でアダプターすら要らない。追加費用はゼロで終わる。NEOTEC II から乗り換えた人なら、②の SRLアダプター(2,200円・税込)で手持ちを移せる可能性がある。

逆に、これから新しく買うなら①の専用ビルトインが最もすっきり収まる。ただし「専用でないと仲間と通話できない」わけではない。装着方式と通信方式は別の話だ。

NEOTEC 3 のインカム選びで得られること

この記事の内容を押さえると、次の3つが手に入る。

  1. 専用機の運用不安が消える──「充電のたびにヘルメットごと運ぶ」という専用ビルトイン最大の懸念が、NEOTEC 3 ではどう扱われているかが分かる。
  2. 買い直しの無駄を避けられる──NEOTEC II 時代の SRL2・SRL-MESH が使えるのか、手持ちの B+COM がそのまま付くのかを、その場で判断できる。
  3. 予算の落としどころが総額で分かる──ヘルメット代に「あといくら足すのか」を、改定後の価格で具体化できる。

以下では、この3つを支える根拠を順に見ていく。最後に対応表と価格を整理する。

根拠1:NEOTEC 3 は「着けたまま平面置きで充電できる」

ここが本記事でいちばん伝えたい部分だ。

専用ビルトインのインカムには、よく指摘されるデメリットがある。本体がヘルメットに内蔵されるため、充電のたびにヘルメットごと充電場所へ運ぶことになるという点だ。当サイトの「B+COM SX1 レビュー」でも、この手間を正直に挙げている。汎用インカムなら本体だけ外して机の上で充電できるのと比べると、たしかに面倒に映る。

NEOTEC 3 は、この点をヘルメット側の形状で軽くしている。SHOEI 公式は製品ページで、こう説明している。

バッテリースペースはヘルメット後方側を切り欠いた形状とし、コミュニケーションシステム装着時にヘルメットを平面に置いたまま充電が可能です。

(出典:SHOEI NEOTEC 3 製品ページ)

つまり、インカムを着けたままヘルメットを机や棚に置いて、そのままケーブルを挿せるということだ。ヘルメットを傾けたり、置き場所に気を使ったりする必要が減る。毎日のように使う人ほど、この差は効いてくる。

ここは正確に押さえておきたい。GT-Air 3・J-Cruise 3 の公式製品ページには、この切り欠き設計についての記述が見当たらない(両ページを確認した)。ただしこれは「他のモデルでは充電できない」という意味ではない。NEOTEC 3 の公式ページにだけ、この設計が明記されているという事実にとどまる。

いずれにせよ、「専用機は充電が面倒そうだから」という理由で①を避けていた人にとって、NEOTEC 3 はその懸念が小さいヘルメットだと言える。

COMLINK という仕組みそのものの詳細は「SHOEI COMLINK 完全ガイド」で整理している。

根拠2:専用設計インカムは「4機種」、ただし出典は3層に分かれる

ネット上では「NEOTEC 3 の専用インカムは1機種」あるいは「2機種」とまとめられていることが多い。だが2026年7月時点では、専用ビルトインとして案内されている製品は4つある。

そして重要なのは、4つが横並びではなく、情報の出どころが3層に分かれていることだ。

SHOEI 公式の製品ページが挙げるのは SRL3 と B+COM SX1

SHOEI 公式の NEOTEC 3 製品ページは、専用設計のコミュニケーションシステムとして SENA 製の SRL3 と サイン・ハウス製の B+COM SX1 の2機種を挙げている(出典:SHOEI NEOTEC 3 製品ページ)。いずれも別売で、販売とサポートは各メーカーが担当する。

  • SENA SRL3──56,980円(税込)。メッシュインターコムと Harman Kardon の音声システムを備えた上位機。対応ヘルメットとして GT-Air 3・J-Cruise 3 とともに NEOTEC 3 が公式に挙げられている(出典:SENA SRL3 公式)
  • B+COM SX1──48,400円(税込)。最大6人まで同時通話、防水はメインユニットが IP65 レベル・ボタンユニットが IP67 レベル、バッテリー使用可能時間は最大20時間。公式の SHOEI COMLINK 対応機種に NEOTEC3 が挙げられている(出典:サインハウス B+COM SX1 公式)

公式FAQ が名指しするのは SRL3 のみ

ここが NEOTEC 3 の少し変わったところだ。SHOEI 公式の NEOTEC 3 向け FAQ でコミュニケーションシステムについて触れているのは、「SENA製のSRL3がSHOEI推奨の専用設計品です」という1機種のみである(出典:SHOEI NEOTEC 3 よくあるご質問)。

これは「SX1 が非対応」という意味ではない。 同じ SHOEI 公式でも、製品ページには SX1 が専用設計品として明記されている。記載されている場所が違うだけだ。FAQ に載っていないことを理由に SX1 を候補から外す必要はない。

Cardo は PACKTALK-S と 4X-S の2機種で対応を謳う

3層目が Cardo(国内総代理店はアーキサイト)だ。SHOEI Gen3(GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3)専用ビルトインとして2機種を案内している。

  • Cardo PACKTALK-S──約63,800円(税込)。第2世代 DMC メッシュ対応の上位機
  • Cardo 4X-S──約46,800円(税込)・2026年5月22日発売。Cardo 公式は対応を「SHOEI NEOTEC 3・GT-AIR 3・J-CRUISE 3 のみ」と明記し、インカム接続は最大4人・通信距離最大1.2km・40mm Sound by JBL・2年保証としている(出典:Cardo 4X-S 公式)。国内価格と発売日は media 報道による(出典:webオートバイ)

注目したいのは 4X-S だ。専用ビルトインの最安が、これまでの B+COM SX1(48,400円)から 4X-S(約46,800円)に入れ替わっている。「専用機は5〜6万円する」という前提そのものが、少し古くなったことになる。ただし 4X-S はメッシュ非対応で、インカムの同時接続は最大4人まで。安いぶん、大人数のグループ走行には向かない。

なお、Cardo の SHOEI 専用2機種には注意点がある。 製品そのものは Cardo 公式サイトで確認できるが、国内正規代理店であるアーキサイトの公式サイトには、Cardo 製品ラインアップを見ても PACKTALK-S・4X-S の製品ページが確認できなかった(2026年7月時点)。国内価格や発売日は media 報道が情報源であり、国内の一次情報としては裏取りできていない。購入を検討する際は、正規流通品かどうか、サポート窓口がどこになるかをショップに問い合わせて確認しておきたい。

整理すると、4機種の関係はこうなる。

層 機種 どこが案内しているか
1 SENA SRL3 SHOEI 公式の製品ページとFAQの両方で名指し
2 B+COM SX1 SHOEI 公式の製品ページで名指し(FAQ には記載が見当たらない)
3 Cardo PACKTALK-S/4X-S Cardo 側が SHOEI Gen3 対応を謳う

これは性能の優劣ではなく、どこが保証している情報なのかの違いだ。サポートの窓口がどこになるかを含めて、納得して選びたい人は知っておくとよい。各機種の中身の比較は「SHOEI 専用インカム比較」で詳しく扱っている。

根拠3:手持ち・旧世代のインカムが使えるケースがある

専用機を新しく買わなくても、NEOTEC 3 にきれいに付く道がある。

NEOTEC II の SRL2/SRL-MESH は「SRLアダプター」で移せる

SHOEI 純正の「SRLアダプター」を使えば、旧型ヘルメット用の SENA 製 SRL2・SRL-MESH を Gen3 のヘルメットに装着できる。価格は2,200円(税込・税抜2,000円)、対応ヘルメットは NEOTEC 3/GT-Air 3/J-Cruise 3 の3機種だ(出典:SHOEI 公式 SRLアダプター/SHOEI 公式 オプション&リペアパーツ)。

NEOTEC II から NEOTEC 3 に乗り換えた人なら、5万円台の SRL3 を買い直さずに済む可能性がある。

ただし万能ではない。性能は旧世代のままで、SRL2・SRL-MESH が SRL3 と同じ機能になるわけではない。メッシュの世代や音質は旧機種のものが続く。またアダプター使用時の細かい機能上の制約は公式に明示がないため、心配なら購入前にメーカーへ問い合わせてほしい。

B+COM 7X/7X EVO はアダプター不要でそのまま付く

手持ちが B+COM の上位機なら、追加費用はゼロで済む。

サインハウスの公式FAQ には、B+COM 7X/7X EVO について「B+COM 7X/EVOは『B+COM SHOEIアタッチメント3』を使用せずにNEOTEC3/GT-Air3/J-Cruise 3へ取付けることが可能」と明記されている(出典:サインハウス公式FAQ)。NEOTEC3 が名指しで含まれている点が重要だ。

ここで取り違えやすいのが、次に紹介する「B+COM SHOEIアタッチメント3」の対応インカム一覧に 7X 系の名前がないことだ。これは非対応だからではなく、アダプターが要らないから載っていない。

7X EVO の中身が気になる人は「B+COM 7X EVO レビュー」を参照してほしい。

その他の B+COM は「アタッチメント3」で(NEOTEC 3 は Top Part A)

7X 系以外の B+COM でも、アダプターを使えば純正の位置に収められる。

B+COM SHOEIアタッチメント3(品番 00082779・3,300円・税込)は、対応ヘルメットが NEOTEC 3/GT-Air 3/J-Cruise 3、対応インカムは SB6XR/ONE/TALK/PLAY/SB6X だ(出典:サインハウス公式 B+COM SHOEIアタッチメント3)。

NEOTEC 3 で使うのは、同梱の「トップパーツA」だ。GT-Air 3・J-Cruise 3 用は「トップパーツB」で、1つの製品に両方が入っている。取り付ける際はここを間違えないようにしたい。

ここで2点、注意しておきたい。

ひとつは、SB6XR・ONE・SB6X はすでに生産終了であることだ。手持ちがあるなら流用できるが、これから買う対象にはならない。

もうひとつは、PLAY はインカム同士の通話機能が公式仕様に記載されていない点だ。仲間との通話が目的なら、この機種は選択肢から外したほうがよい。

Cardo の既存機(PACKTALK PRO/EDGE/NEO)を持っている場合は、Cardo SHOEI アダプター3(品番 ADPA010004)が用意されている。対応ヘルメットに NEOTEC 3 も含まれるが、価格はアーキサイト公式に記載がなく、発売時の案内による約3,290円は参考値だ。

アダプターの品番・世代違い・取り付け手順は「SHOEI COMLINK アダプター解説」で詳しく整理している。

B+COM SHOEIアタッチメント3(品番 00082779・3,300円・税込)

B+COM SHOEIアタッチメント3
B+COM SHOEIアタッチメント3(品番 00082779)を楽天市場で見る
B+COM SHOEIアタッチメント3 をAmazonで見る

Cardo SHOEI アダプター3(品番 ADPA010004・PACKTALK PRO/EDGE/NEO 用)

Cardo SHOEI アダプター3
Cardo SHOEI アダプター3(品番 ADPA010004)を楽天市場で見る
Cardo SHOEI アダプター3 をAmazonで見る

名前が紛らわしい SHOEI 純正2製品は NEOTEC 3 用ではない

SHOEI 純正のアクセサリーには、名前の似た「アダプター」が3つある。このうち NEOTEC 3 に使えるのは SRLアダプターだけだ。

SHOEI 純正品 価格(税込) 対応ヘルメット NEOTEC 3 に使えるか
SRLアダプター 2,200円 NEOTEC 3/GT-Air 3/J-Cruise 3 ○(旧 SRL2・SRL-MESH を装着)
SHOEI COMLINKアダプター 3,300円 Z-9 シリーズ ×
SHOEI Universal Com Holder 2,860円 14シリーズ(X-Fifteen/X-Fifteen Carbon/X-Fifteen 02/X-Fourteen/Z-8/Z-7/RYD/Glamster/EX-ZERO/J-FORCE IV/J・O+/J・O/HORNET ADV/WYVERN ∅) ×

(出典:SHOEI 公式 オプション&リペアパーツ。確認日 2026年7月)

名前から誤解しやすいが、「SHOEI COMLINKアダプター」は COMLINK 対応機に付けるものではなく、Z-9 シリーズ用だ。また 「SHOEI Universal Com Holder」は、COMLINK を搭載していないヘルメットに汎用インカムをきれいに付けるためのホルダーで、対応表に NEOTEC 3 は含まれていない。

対応表:NEOTEC 3 に何が付くか

ここまでを一覧で整理する。

装着方式 機種 追加で必要なもの 価格(税込・目安)
専用ビルトイン Cardo 4X-S なし(本体のみ) 約46,800円※2
専用ビルトイン B+COM SX1 なし(本体のみ) 48,400円
専用ビルトイン SENA SRL3 なし(本体のみ) 56,980円
専用ビルトイン Cardo PACKTALK-S なし(本体のみ) 約63,800円※2
SRLアダプター必要 SENA SRL2/SRL-MESH(NEOTEC II 用) SHOEI SRLアダプター 2,200円
アダプター不要 B+COM 7X/7X EVO なし 手持ちなら0円
アダプター必要 B+COM TALK/PLAY/SB6XR※1/ONE※1/SB6X※1 B+COM SHOEIアタッチメント3(トップパーツA) 3,300円
アダプター必要 Cardo PACKTALK PRO/EDGE/NEO Cardo SHOEI アダプター3 約3,290円(参考値)
外付け 汎用インカム全般(SENA 50S・5S 等) なし(クリップ/両面テープ) 手持ちなら0円

※1 SB6XR・ONE・SB6X は生産終了。手持ちの流用のみ。
※2 Cardo の SHOEI 専用2機種(4X-S・PACKTALK-S)の国内価格は media 報道による参考値。国内正規代理店の公式製品ページは確認できていない。
(出典:SHOEI 公式 NEOTEC 3/SHOEI 公式FAQ/SHOEI 公式 SRLアダプター/サインハウス公式FAQ/B+COM SX1 公式/B+COM SHOEIアタッチメント3 公式/SENA SRL3 公式。確認日 2026年7月)

最新価格・在庫は各販売ページで確認するのが確実だ。

Cardo 4X-S(専用ビルトイン・約46,800円/専用機で最安)

Cardo 4X-S
Cardo 4X-S を楽天市場で見る
Cardo 4X-S をAmazonで見る

B+COM SX1(専用ビルトイン・48,400円)

B+COM SX1
B+COM SX1 を楽天市場で見る

SENA SRL3(専用ビルトイン・56,980円/公式FAQ が推奨と明記)

楽天市場で SENA SRL3 の価格・在庫をチェックする
SENA SRL3 をAmazonで見る

Cardo PACKTALK-S(専用ビルトイン・約63,800円)

Cardo PACKTALK-S
Cardo PACKTALK-S を楽天市場で見る
Cardo PACKTALK-S をAmazonで見る

B+COM 7X EVO(アダプター不要でそのまま装着)

B+COM 7X EVO
B+COM 7X EVO を楽天市場で見る
B+COM 7X EVO をAmazonで見る

B+COM 7X(アダプター不要でそのまま装着)

B+COM 7X
B+COM 7X を楽天市場で見る

B+COM TALK(アタッチメント3 が必要)

B+COM TALK
B+COM TALK を楽天市場で見る

Cardo PACKTALK PRO(Cardo SHOEI アダプター3 が必要)

Cardo PACKTALK PRO
Cardo PACKTALK PRO を楽天市場で見る
Cardo PACKTALK PRO をAmazonで見る

Cardo PACKTALK PRO 2個セットを Amazon で見る

SENA 50S(汎用・クリップで外付け)

SENA 50S を楽天で見る
SENA 50S を Amazon で見る

SENA 5S(汎用・クリップで外付け)

SENA 5S を楽天で見る

※生産終了機(SB6XR・ONE・SB6X)、インカム同士の通話機能が公式仕様に記載されていない PLAY、NEOTEC II 世代の SRL2・SRL-MESH は、これから買う対象ではないため購入リンクを設けていない。手持ちがある場合の流用先として本文で扱っている。

価格と総額:本体+インカムでいくらになるか

判断しやすいよう、NEOTEC 3 本体を基準にした総額で並べておく。

NEOTEC 3 の本体価格は、ソリッド85,800円(税込・税抜78,000円)(2026年10月1日改定後・2026年10月3日確認。出典:SHOEI 公式製品ページ)。グラフィックモデル(SHARPEN/VORYX)は95,700円だ。

ここに、選択肢ごとの追加費用を足すとこうなる。

選択肢 追加費用 合計(本体85,800円)
B+COM 7X/7X EVO を流用 0円 85,800円
汎用インカムを外付け(手持ち) 0円 85,800円
SRLアダプター+旧 SRL2/SRL-MESH 2,200円 88,000円
アタッチメント3+手持ちの B+COM 3,300円 89,100円
Cardo 4X-S を新規購入 約46,800円 約132,600円
B+COM SX1 を新規購入 48,400円 134,200円
SENA SRL3 を新規購入 56,980円 142,780円
Cardo PACKTALK-S を新規購入 約63,800円 約149,600円

こうして並べると、手持ちの有無で総額が6万円以上変わることが分かる。インカムをどう選ぶかが、総額をいちばん大きく左右する。まず自分の手持ちインカムを確認するのが、いちばん確実な節約になる。

実際の販売価格はショップや時期で変わるため、最新価格は各販売ページで確認してほしい。

SHOEI NEOTEC 3(本体・85,800円)

SHOEI NEOTEC 3
SHOEI システムヘルメット NEOTEC 3 を楽天市場で見る

向いている人・向いていない人

専用ビルトイン(4X-S/SX1/SRL3/PACKTALK-S)が向いている人

  • インカムを新しく買うつもりで、見た目の仕上がりを重視する
  • 本体の出っ張りや配線の露出をなくしたい
  • 風切り音をできるだけ抑えたい
  • 「充電のたびにヘルメットごと運ぶのが面倒」という理由で専用機を避けていた(NEOTEC 3 は平面に置いたまま充電できる設計)
  • NEOTEC 3 を長く使う前提で、装備を一体で揃えたい

専用ビルトインが向いていない人

  • すでに満足して使っているインカムがある(とくに B+COM 7X/7X EVO)
  • ヘルメット代の直後に5万円前後の追加は避けたい
  • 複数のヘルメットで1つのインカムを付け替えて使いたい(専用機は付け替えの自由度が下がる)

SRLアダプターでの流用が向いている人

  • NEOTEC II で SRL2/SRL-MESH を使っていた
  • 今の機種の音質・使い勝手に大きな不満がない
  • まずは2,200円で移設を試して、必要になったら買い替えたい

SRLアダプターでの流用が向いていない人

  • 最新のメッシュ性能や音質にアップグレードしたい(旧世代の性能はそのまま)
  • 手持ちの SRL2/SRL-MESH がすでに劣化している(バッテリーの持ちなど)

なお、「専用インカムにしないと仲間と通話できない」というのは誤解だ。誰と通話できるかは通信方式(メッシュか Bluetooth か、同じブランドか)で決まるもので、ヘルメットへの装着方式とは別の話になる。

他の COMLINK 対応ヘルメットの場合

ここまで NEOTEC 3 を前提に書いてきたが、COMLINK 対応の GT-Air 3・J-Cruise 3 でも基本の考え方は同じだ。専用ビルトイン4機種、SRLアダプターによる旧 SRL 系の流用、7X 系のアダプター不要、アタッチメント3 経由の流用、汎用の外付け──この5択の構造は共通している。

よくある質問(FAQ)

Q. 専用インカムを付けると、充電のたびにヘルメットごと運ぶことになる?

専用ビルトインは本体がヘルメットに内蔵されるため、充電時はヘルメットを充電場所へ持っていくことになる。ただし NEOTEC 3 については、SHOEI 公式が「バッテリースペースはヘルメット後方側を切り欠いた形状とし、コミュニケーションシステム装着時にヘルメットを平面に置いたまま充電が可能です」と説明している。置き方に気を使わずに充電できるぶん、手間は小さい。

Q. NEOTEC II で使っていた SRL2/SRL-MESH は NEOTEC 3 に付く?

付く。SHOEI 純正の「SRLアダプター」(2,200円・税込)を使えば、旧型ヘルメット用の SENA 製 SRL2・SRL-MESH を NEOTEC 3 に装着できる。対応ヘルメットは NEOTEC 3/GT-Air 3/J-Cruise 3 だ。ただし性能は旧世代のままで、SRL3 と同じ機能になるわけではない。

Q. 公式FAQ に B+COM SX1 が載っていないけど、選んで大丈夫?

問題ない。SHOEI 公式の NEOTEC 3 向け FAQ で名指しされているのは SRL3 だけだが、同じ SHOEI 公式の製品ページには SX1 も専用設計品として明記されている。記載されている場所が違うだけで、非対応という意味ではない。

Q. 手持ちの B+COM はそのまま使える?

機種による。7X/7X EVO はアダプターなしでそのまま NEOTEC 3 に付く(サインハウス公式FAQ)。TALK・PLAY・SB6XR・ONE・SB6X は「B+COM SHOEIアタッチメント3」(3,300円・税込)が必要で、NEOTEC 3 では同梱のトップパーツAを使う。ただし SB6XR・ONE・SB6X は生産終了機なので、手持ちの流用に限られる。

Q. 専用機で一番安いのはどれ?

メーカー希望価格では、Cardo 4X-S(約46,800円)が最も安い。ただしメッシュ非対応で、インカムの同時接続は最大4人までだ。メッシュや大人数での通話が必要なら、B+COM SX1(48,400円)や SENA SRL3(56,980円)以上を検討することになる。

Q. 専用インカムじゃないと仲間と通話できない?

そんなことはない。通話できるかどうかは通信方式(メッシュ/Bluetooth・同じブランドかどうか)で決まる話で、ヘルメットへの装着方式とは別の問題だ。専用機の利点は、あくまで収まりと見た目、そして風切り音にある。

Q. 取り付けは自分でできる?

アダプター類は、ヘルメット標準のベースカバーを交換して本体の居場所を作る方式だ。手順と注意点は「SHOEI COMLINK アダプター解説」で整理している。不安があれば、インカムメーカーのサポートに相談するのが確実だ。

Q. インカムを付けると、ヘルメットの安全規格に影響する?

インカムはヘルメット本体の安全規格(JIS・PSC など)の対象製品ではない。NEOTEC 3 が取得している JIS 規格(日本産業規格)が、インカムを付けたことで変わるわけではない。インカムで関わる法令上の論点は、無線機としての技適(技術基準適合証明)だけだ。国内で正規に流通している製品を選べば、この点は問題にならない。

Q. いちばん安く済ませるには?

手持ちのインカムを確認するのが先だ。7X/7X EVO なら追加費用0円、NEOTEC II の SRL2/SRL-MESH があれば2,200円、B+COM の対応機種ならアタッチメント3 が3,300円で済む。汎用インカムをクリップで外付けするだけなら、これも0円だ。

まとめ

  • NEOTEC 3 のインカムは、専用ビルトイン/SRLアダプターで旧 SRL 流用/7X 系そのまま/アタッチメント3+手持ち/汎用外付けの5択で考える
  • NEOTEC 3 は、インカムを装着したままヘルメットを平面に置いて充電できると SHOEI 公式が明記している。「専用機は充電が面倒そう」という懸念が小さい
  • 専用設計インカムは4機種。ただし出どころは3層(SRL3=製品ページとFAQ/SX1=製品ページ/Cardo 2機種=Cardo 側)に分かれる
  • B+COM 7X/7X EVO はアダプターすら不要。NEOTEC II の SRL2・SRL-MESH は2,200円の SRLアダプターで移せる
  • 本体は85,800円(税込・2026年10月1日改定後)。総額は85,800円〜約149,600円

新しく買うなら専用ビルトインがいちばんすっきり収まる。NEOTEC 3 なら充電の取り回しも苦にならない。だが、手持ちが 7X 系なら買い足しは要らないし、NEOTEC II から乗り換えたなら手元の SRL2・SRL-MESH を2,200円で活かせるかもしれない。まず自分の手持ちを確認するところから始めてほしい。

Cardo 4X-S(専用ビルトイン・約46,800円/専用機で最安)

Cardo 4X-S
Cardo 4X-S を楽天市場で見る
Cardo 4X-S をAmazonで見る

B+COM SX1(専用ビルトイン・48,400円)

B+COM SX1
B+COM SX1 を楽天市場で見る

SENA SRL3(専用ビルトイン・56,980円/公式FAQ が推奨と明記)

楽天市場で SENA SRL3 の価格・在庫をチェックする
SENA SRL3 をAmazonで見る

Cardo PACKTALK-S(専用ビルトイン・約63,800円)

Cardo PACKTALK-S
Cardo PACKTALK-S を楽天市場で見る
Cardo PACKTALK-S をAmazonで見る

あわせて読みたい

出典・参考記事

※価格・対応機種は取得時点(2026年7月)の参考値。NEOTEC 3 の本体価格は2026年10月1日改定後の値(2026年10月3日確認)。Cardo の SHOEI 専用2機種(PACKTALK-S・4X-S)の国内価格・発売日は media 報道が情報源で、国内正規代理店の公式製品ページは確認できていない。最新情報は各公式・販売ページで確認のこと。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧