【SHOEI COMLINK 完全ガイド】対応ヘルメットとインカムの選び方
SHOEI のヘルメットを調べていると、必ず目にする「COMLINK(コムリンク)」という言葉。インカムを付けたいけれど、こんな疑問はないだろうか。
- COMLINK とは何か。普通の外付けインカムと何が違うのか
- どの SHOEI ヘルメットが COMLINK に対応しているのか
- 手持ち・検討中の SENA や B+COM は使えるのか。結局どれを選べばいいのか
この記事では、SHOEI 公式情報と各インカムメーカーの情報をもとに、COMLINK の仕組みから対応ヘルメット(GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3)、対応インカム(SENA SRL3/B+COM SX1/Cardo PACKTALK-S)、自分に合う選び方までを整理する。読後に、自分のヘルメットに付けるインカムを迷わず決められることを目指した。
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結論
先に結論を示す。COMLINK は、SHOEI が自社ヘルメットのために設計した「インカム一体化システム」だ。対応ヘルメットと専用設計インカムを組み合わせると、本体や配線を内部にすっきり収められる。
- 対応ヘルメット(現行):GT-Air 3、NEOTEC 3、J-Cruise 3。
- 対応インカム(専用設計):SENA SRL3、B+COM SX1、Cardo PACKTALK-S(2026年登場の第3の選択肢)。
- メリット:配線が目立たず、見た目・空力に配慮できる。
- 注意点:専用設計インカムは価格が高めで、対応機種が限られる。
「見た目をすっきりさせたい・インカムを常用する」なら専用設計、「コスト優先・とりあえず通話できればよい」なら汎用インカムという整理になる。以下で詳しく見ていく。
SHOEI COMLINK とは
仕組み
COMLINK は、インカムの取付スペースと配線経路をあらかじめヘルメット側に設計しておく仕組みだ。
通常のインカムは、ヘルメットの外側に本体を貼り付け・クリップ留めし、スピーカーやマイクの配線を自分で取り回す。COMLINK 対応ヘルメットは、これら専用設計インカムの居場所が最初から用意されているため、本体・スピーカー・配線が内部や外装になじむように収まる。
従来の外付けインカムとの違い
専用設計と汎用の外付けでは、主に次の点で差が出る。
- 見た目:専用設計は本体やマウントの出っ張りが少なく、ヘルメットのデザインを崩しにくい。
- 空力・風切り音:外付けは本体が走行風に当たりやすい。専用設計は外装になじむため、風切り音や乱流の面で有利とされる。
- 脱着・取り回し:配線経路が決まっているぶん、取り付けの迷いが少ない。
ただし、汎用インカムでも通話・音楽・ナビ音声といった基本機能は十分に使える。差は「機能の有無」ではなく「収まりの良さ・見た目」に出ると考えるとわかりやすい。
メリットと注意点
メリットだけでなく、注意点も正直にまとめる。
メリット
- 本体・配線がすっきり収まり、見た目を損ねにくい。
- 走行風の影響を受けにくく、空力・風切り音に配慮できる。
- 対応ヘルメットなら取り付けの相性で悩みにくい。
注意点(デメリット)
- 専用設計インカムは価格が高め(後述の SENA SRL3 は約56,980円・税込)。
- 対応機種が限られる。COMLINK 非対応のヘルメットには、専用設計のメリットを活かせない。
- 機能やネットワークは各インカムの世代・規格に依存する。
COMLINK 対応ヘルメット(現行)
現行の SHOEI で COMLINK に対応する代表的なツーリング系モデルは、フルフェイスの GT-Air 3、システムの NEOTEC 3、ジェットの J-Cruise 3 だ。
| 機種 | 種類 | COMLINK | メーカー希望価格(税込) |
|---|---|---|---|
| SHOEI GT-Air 3 | フルフェイス(ツーリング) | 対応 | 約70,400円〜83,600円 |
| SHOEI NEOTEC 3 | システム(チンオープン) | 対応 | 約81,400円〜91,300円 |
| SHOEI J-Cruise 3 | ジェット(ツーリング) | 対応 | 約63,800円〜74,800円 |
※GT-Air 3/NEOTEC 3 の価格は SHOEI 日本公式(2025年1月8日改定値)、J-Cruise 3 はソリッド〜グラフィックのメーカー希望価格(税込)より。Z-9 はソリッド全6色71,500円/グラフィック BURNSIDE(4配色)85,800円/スペシャル DIGGIA ECHO 88,000円(出典:SHOEI 公式 Z-9・2026年8月7日確認)。COMLINK 対応・取付機構の有無は各製品ページで確認のこと。
★2026年10月1日に、SHOEI のヘルメット価格が改定される(上の表の機種を含む)。 SHOEI は価格改定のお知らせで、原材料・エネルギー・物流コストの上昇を理由に 2026年10月1日からメーカー希望小売価格を改定すると告知している(対象は X-Fifteen・GT-Air 3・NEOTEC 3・J-Cruise 3・Glamster・EX-ZERO ほか全般)。改定後の価格には P.F.S.(フィッティングサービス)の施工料金が含まれる形になる。本記事で確認できた範囲では、GT-Air 3 はソリッド 77,000円・グラフィック 90,200円、NEOTEC 3 はソリッド 85,800円・グラフィック 95,700円(いずれも税込・2026年8月22日確認)。他機種の改定後価格は各製品ページで確認してほしい。
なお、急いで買うべきという話ではない。ヘルメットはサイズが合わなければ意味がない装備で、期限に追われて選ぶほうが高くつく。機種もサイズも決まっているなら改定日は知っておくとよい、という程度に受け取ってほしい。
※2026年8月7日 追記(Z-9 を追加):⚠️「COMLINK 対応=専用インカムがそのまま付く」と読まないでほしい。 Z-9 は Gen3(GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3)と事情が違う。
- 本体だけでは付かない:Gen3 はベースカバーを交換する方式で、専用機(SRL3・SX1・PACKTALK-S・4X-S)はアダプターなしで装着できる。一方 Z-9 は「SHOEI COMLINKアダプター」(3,300円・税込)が必須で、左右スイッチユニット用と後部バッテリーユニット用の3ピースをクリップで留める構成だ。
- 選べる専用機が2つだけ:Gen3 が4機種から選べるのに対し、Z-9 に対応する専用機は B+COM SX1 と SENA SRL3 の2機種のみ。Cardo の SHOEI 専用機(PACKTALK-S・4X-S)は Z-9 に対応していない。
- サイズの制限がある:COMLINKアダプターの対応は XS〜XXL のみで、XXXL・XXXXL は非対応。Z-9 本体は XXXXL まであるため、大きいサイズを選ぶ人はこの点を先に確認したい。
- 旧 SRL 系は移せない:SENA SRL・SRL2・SRL-MESH は Z-9 に非対応(Gen3 なら2,200円の SRLアダプターで SRL2・SRL-MESH を移せる)。
総額と選び方は「Z-9 のインカム|専用2機種と「Gen3 では通じない3つの落とし穴」」で整理している。
各モデルの最新価格・在庫は、各販売ページで確認できる。
SHOEI GT-Air 3
インナーサンバイザー付きのフルフェイスで COMLINK を使いたいなら GT-Air 3 が定番だ。
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SHOEI NEOTEC 3
停車時にチンバーを開けられるシステムで COMLINK を使いたいなら NEOTEC 3 が候補になる。
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SHOEI J-Cruise 3
開放感のあるジェットで COMLINK を使いたいなら J-Cruise 3 が候補になる。フルフェイスの GT-Air 3 と迷うなら、「SHOEI GT-Air 3 vs J-Cruise 3 比較」で用途別の選び方を整理している。
GT-Air 3 と NEOTEC 3 の違い(フルフェイスかシステムか)は、別記事「【SHOEI GT-Air 3 vs NEOTEC 3 比較】ツーリングはフルフェイスかシステムか|用途別の選び方」を参照してください。
COMLINK 対応インカム
COMLINK 対応ヘルメットに「専用設計」で組み合わせられる代表的なインカムが、SENA SRL3、B+COM SX1、そして 2026 年に加わった Cardo PACKTALK-S だ。3機種を通信方式・通話時間・防水・音質・価格で横並びに比較して1台に絞るなら「SHOEI 専用インカム比較(SRL3・SX1・PACKTALK-S)」、SRL3 と SX1 の2機種に絞った一騎打ちは「SENA SRL3 vs B+COM SX1 比較」をあわせて参考にしてほしい。
SENA SRL3
SRL3 は、SENA が SHOEI 専用設計として開発したインカムだ。GT-Air 3・NEOTEC 3・J-Cruise 3 に合わせて設計され、本体やスピーカーを内部にすっきり収められる(出典:SENA 公式 SRL3 製品ページ)。メッシュインターコムや Harman Kardon 監修のサウンドを備える。
価格は約56,980円(税込・税抜51,800円/2024年12月16日改定後・メーカー希望小売価格)。専用設計ぶん、汎用モデルより価格は高めだ。SRL3 単体の評判・音質・デメリットは「SENA SRL3 レビュー」で詳しく解説している。
Sena セナ SRL3 SOUND BY Harman Kardon GT-Air 3 NEOTEC J-Cruise インカム・インターコム 電子機器類
B+COM SX1
B+COM SX1 は、サインハウスの B+COM シリーズの COMLINK 対応モデルだ。GT-Air 3・NEOTEC 3・J-Cruise 3 では、ヘルメット側の取付ベースを活用して専用アタッチメントなしですっきり装着できる(出典:サインハウス SX1 取付方法(GT-Air 3))。
なお、SX1 以外の B+COM を装着する場合は、別売の「B+COM SHOEIアタッチメント3」(品番 00082779・GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3 用・税込3,300円)が必要になる機種がある。公式が対応機種として挙げているのは SB6XR・ONE・TALK・PLAY・SB6X だ(出典:サインハウス B+COM SHOEIアタッチメント3)。一方、現行フラッグシップの 7X・7X EVO はアタッチメントなしで3機種に装着できる(出典:サインハウス公式FAQ)。どの組み合わせで何が要るかは「SHOEI COMLINK アダプター完全ガイド」で対応表にまとめている。
国内メーカーで操作性・サポートに定評があり、グローブをしたままの操作にも配慮されている。通話時間・防水・音質など SX1 単体の評判やデメリットは「B+COM SX1 レビュー」で詳しく解説している。
Cardo PACKTALK-S
2026 年、SHOEI 専用設計の「第3の選択肢」として加わったのが、メッシュインカムで世界的に知られる Cardo(カルド)の PACKTALK-S だ。GT-Air 3・NEOTEC 3・J-Cruise 3 のビルトインスペースに収める専用設計で、Cardo の第2世代 DMC メッシュ(最大15人)と 40mm Sound by JBL の音質、IP67 取得・最大13時間・3年保証を備える(出典:アーキサイト PACKTALK-S/Cardo 公式 PACKTALK-S)。なお対応するのは Gen3 の3機種のみで、Z-9 には対応していない。
価格は 63,800円(税込・2026年7月時点)で、COMLINK 専用の3機種では最も高い。メッシュの世界標準を、SHOEI 純正相当の収まりで使いたい人に向く。なお、すでに Cardo の PACKTALK PRO/EDGE/NEO を持っているなら、別売の「SHOEI アダプター3」(約3,290円)で Gen3 に後付けする方法もある。PACKTALK-S 単体の評判・音質・デメリット、SRL3/SX1 との違いは「Cardo PACKTALK-S レビュー」で詳しく解説している。
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Cardo 4X-S
Cardo はもう1機種、SHOEI 専用設計の 4X-S を出している。こちらは Bluetooth ベースでメッシュ非対応、インカム接続は最大4人まで。通信距離は最大約1.2km、スピーカーは PACKTALK-S と同じ 40mm Sound by JBL、保証は2年だ。Cardo 公式は対応機種を「SHOEI NEOTEC 3・GT-AIR 3・J-CRUISE 3 のみ」と明記している(出典:Cardo 公式 4X-S)。
国内価格は約46,800円、発売は2026年5月22日と報じられており、これが事実なら COMLINK 専用インカム4機種のなかで最も安いことになる(出典:webオートバイ)。「専用機は5〜6万円かかる」という前提が変わる価格帯だ。
ただし注意点がある。国内正規代理店であるアーキサイトの公式サイトには、4X-S・PACKTALK-S いずれも製品ページが確認できなかった(2026年7月時点)。国内価格・発売日は media 報道が情報源で、国内の一次情報としては裏取りできていない。購入時は正規流通品かどうか、サポート窓口がどこになるかを販売店で確認してほしい。
メッシュが要らず、少人数で JBL 音質を安く手に入れたい人には有力な選択肢になる。逆に大人数のグループ走行が主目的なら、メッシュ対応の SRL3 や PACKTALK-S を選ぶことになる。
旧世代インカムは「SRLアダプター」で移せる
もうひとつ知っておきたいのが、旧型ヘルメット(GT-Air II/NEOTEC II/J-Cruise II)用の SENA 製 SRL2・SRL-MESH を、SHOEI 純正の「SRLアダプター」で Gen3 に装着できることだ。価格は2,200円(税込)、対応ヘルメットは NEOTEC 3/GT-Air 3/J-Cruise 3(出典:SHOEI 公式 SRLアダプター)。
買い替え組にとっては、5万円台の専用機を買い直さずに済む可能性がある道だ。ただし性能は旧世代のままで、SRL3 と同じ機能になるわけではない。
なお SHOEI 純正には名前の似たアクセサリーが他にもあるが、「SHOEI COMLINKアダプター」(3,300円)は Z-9 シリーズ用、「SHOEI Universal Com Holder」(2,860円)は COMLINK 非搭載のヘルメット用で、いずれも Gen3 の3機種は対応表に含まれていない。詳しくは「SHOEI COMLINK アダプター解説」で整理している。
専用設計インカム vs 汎用インカム
ここで誤解しないでほしいのは、COMLINK 対応ヘルメットに汎用インカムが付けられないわけではないということだ。
クリップ式・貼り付け式の汎用インカム(SENA・B+COM の汎用モデルなど)も装着できる。通話・音楽・ナビ音声といった機能面では大きな差はない。
差が出るのは、本体や配線の収まり・見た目・空力だ。汎用は本体やマウントが外側に出るぶん、専用設計に比べると一体感で一歩譲る。逆に、別のヘルメットでも使い回したい・コストを抑えたいなら、汎用にも合理性がある。
ただし、その「収まり」の差は専用アダプター(B+COM SHOEIアタッチメント3/Cardo SHOEI アダプター3)で縮められる。ヘルメット側のインターコムベースカバーと交換して、汎用インカムを純正同然の位置に固定する部品で、価格は3,300円前後だ。さらに B+COM 7X・7X EVO は、アダプターすら使わずに3機種へ装着できる。どの機種に何が要るかの対応表と、専用設計インカムを買う場合との費用比較は「SHOEI COMLINK アダプター完全ガイド」にまとめている。
なお、COMLINK 非対応のヘルメット(たとえば SHOEI Z-8、Arai の各モデル、OGK KABUTO KAMUI-3 などのフルフェイス)は、そもそも汎用インカムの外付けが前提になる。何を選び、どう付けるか——SHOEI 純正の Universal Com Holder(2,860円・対応14シリーズ)が使えるのはどの機種か、OGK の取付スペース、Arai が改造を認めていないという事情、そしてスピーカー厚み9mm という関門までは「汎用インカムのおすすめ|専用機が選べないヘルメットの選び方」で3社を横断して整理している。
⚠️COMLINK 搭載機でも例外がある:Z-9 の XXXL・XXXXL は COMLINKアダプターが非対応で、かつ Universal Com Holder の対応14シリーズにも Z-9 は含まれていない。この2サイズだけは純正の受け皿がどちらも無いため、汎用インカムを一般的なクリップ/貼り付けマウントで付けることになる(XS〜XXL なら専用機を選べる)。
自分のヘルメットに合うインカムの選び方
選び方は、ヘルメットと用途で整理するとわかりやすい。
- GT-Air 3/NEOTEC 3 を使っていて、見た目と一体感を重視する → SENA SRL3・B+COM SX1・Cardo PACKTALK-S(いずれも専用設計)。
- 大人数のグループツーリングが多い・メッシュ通信を使いたい → メッシュ対応の SENA SRL3、または Cardo PACKTALK-S(第2世代 DMC メッシュ)が候補。Gen3 でメッシュが使える専用機はこの2つだけで、決着は「PACKTALK-S vs SENA SRL3」に詳しい(保証はどちらも3年で差がつかない)。
- 国内メーカーの操作性・サポートを重視する → B+COM 系(SX1)が候補。
- 世界標準の Cardo メッシュ・JBL 音質を重視する → Cardo PACKTALK-S が候補(専用4機種で最も高価)。メッシュが不要なら Cardo 4X-S(46,800円・保証2年)が最安。
- Z-9 を使っている(買う予定) → B+COM SX1 か SENA SRL3 の2択。加えて COMLINKアダプター3,300円が必ずかかる(Z-9 のインカム)。
- コストを抑えたい・複数のヘルメットで使い回したい・COMLINK 非搭載のヘルメットを使う → 汎用インカムも選択肢。
最終的には、よく使う機能(通話人数・音楽・ナビ)と予算で絞り込むのがよい。専用設計は価格が高めなので、「一体感に追加コストを払う価値があるか」が判断軸になる。
取り付け・使い方の注意
専用設計インカムは取付スペースが決まっているため、比較的取り付けやすいとされる。ただし、機種ごとに手順や対応パーツが異なる。
- 取り付け前に、自分のヘルメットの世代・型番が対応しているかを必ず確認する。
- B+COM 系は、SX1・7X・7X EVO なら取付ベースにそのまま装着できるが、TALK・PLAY や旧モデル(SB6XR 等)を装着する場合は別売アタッチメント(SHOEIアタッチメント3)が必要になる。
- 取り付け・ペアリングの具体手順は、各メーカーの公式マニュアル・公式動画に従うこと。
安全に関わる装着のため、無理な加工や非対応の組み合わせは避け、不明点はメーカー・販売店に確認したい。
よくある質問
Q. COMLINK 対応ヘルメットに、他社の汎用インカムは使えますか?
使える。クリップ式・貼り付け式の汎用インカムも装着可能で、通話・音楽・ナビなどの機能は問題なく使える。ただし本体や配線が外に出るため、見た目・空力の一体感では専用設計(SRL3/SX1)に一歩譲る。
なお、B+COM と Cardo には専用アダプターがあり、汎用インカムでもベースカバーの位置にすっきり収められる(B+COM 7X・7X EVO はアダプターなしで装着可)。機種ごとの可否は「SHOEI COMLINK アダプター完全ガイド」の対応表で確認できる。
Q. 古い SHOEI ヘルメットや旧 COMLINK とは互換性がありますか?
世代によって対応が異なるため、注意が必要だ。本記事は現行モデル(GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3)を前提にしている。旧型ヘルメットや旧世代インカムとの組み合わせは、各メーカー公式で適合を確認してほしい。
Q. SENA SRL3 と B+COM SX1、Cardo PACKTALK-S、どれを選べばいいですか?
用途で選ぶとよい。メッシュ通信やグループ運用を重視するなら SENA SRL3 か Cardo PACKTALK-S、国内メーカーの操作性・サポートを重視するなら B+COM SX1、世界標準の Cardo メッシュ・JBL 音質なら PACKTALK-S が候補になる。なお「Cardo は3年保証だから有利」と読める説明を見かけるが、SRL3 も Quantum シリーズとして3年保証なので、この2機種の間では差にならない(1対1の比較はこちら)。3機種とも COMLINK 対応で、ヘルメットへの収まりは良好だ。SRL3 と SX1 の通話時間・防水・音質・価格まで含めた詳しい選び方は「SENA SRL3 vs B+COM SX1 比較」、PACKTALK-S の詳細は「Cardo PACKTALK-S レビュー」で解説している。
Q. インカムは2台め以降と接続(ペアリング)できますか?
多くのインカムはグループ接続に対応するが、接続台数や方式は機種・世代によって異なる。具体的な接続可能台数は、各インカムの公式仕様で確認してほしい。
まとめ
SHOEI COMLINK は、対応ヘルメットと専用設計インカムを組み合わせて、配線レスにすっきり一体化できる仕組みだ。
- 対応ヘルメット(現行):GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3
- 対応インカム(専用設計):SENA SRL3/B+COM SX1/Cardo PACKTALK-S
- 専用設計は見た目・空力で有利。ただし価格は高め
- 汎用インカムでも機能は十分。差は「収まり・見た目」に出る
見た目と一体感を重視するなら専用設計、コストや使い回しを重視するなら汎用――自分の使い方に合わせて選べば後悔は少ない。
対応ヘルメット・対応インカムは、上記の各セクションから最新価格を確認できる。
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- ジェットヘルメット おすすめ5選(ジェット初の COMLINK 対応 J-Cruise 3 も掲載)
出典・参考記事
- SHOEI 公式:GT-Air 3 製品ページ/NEOTEC 3 製品ページ/Z-9 製品ページ(COMLINKアダプター3,300円・対応は SX1/SRL3・対応サイズ XS〜XXL・SRL/SRL2/SRL-MESH 非対応・カラー別価格。2026年8月7日確認)/Universal Com Holder(対応14シリーズ。Gen3・Z-9 は含まれない)
- SENA 公式:SRL3 製品ページ/SRL3 発売案内
- サインハウス:B+COM SX1 取付方法(GT-Air 3)
- Cardo 公式:PACKTALK-S 製品ページ/アーキサイト:SHOEI アダプター3
- サインハウス公式:B+COM SHOEIアタッチメント3 製品ページ/FAQ「SHOEI COMLINK モデルにはどのように取付けますか?」
※価格・対応機種・仕様は取得時点の参考値。最新情報は各公式・販売店で確認のこと。

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