【KAMUI-5 レビュー】6年ぶり新型の実力|重量増と快適性のトレードオフを検証
OGK KABUTO の KAMUI-5 を買うか迷っていないだろうか。
先代 KAMUI-3 の登場から約6年、ようやく世代交代したスタンダードクラスのフルフェイスだ。ただ、発売からまだ半年ほどで、目に入るのは「空気をデザイン」「快適性の常識を塗り替える」といったメーカーの言葉ばかり。5万円弱を出す前に本当に知りたいのは、その先にある実態だろう。
- 先代 KAMUI-3 から、具体的に何がどう良くなったのか
- 評判のベンチレーションとインナーサンシェードは、実際どうなのか
- 「重くなった」という話は本当なのか
買い替えで失敗はしたくない。この記事では、OGK KABUTO 公式スペックと、実際に使った専門メディア・ライダーの第三者レビューをもとに
- KAMUI-5 の重量・静粛性・ベンチレーションの「実態」
- 先代 KAMUI-3 から何を得て、何を失ったのか
- 現在の価格(発売時から変わっている点)と、グラフィックモデルとの差
- どんな人に向き、どんな人には向かないか
を中立に整理する。読み終えたとき、KAMUI-5 が自分の用途に合うかを根拠を持って判断できることを目指した。
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結論:KAMUI-5 は「軽さを譲って快適性を取った」スタンダードフルフェイス
先に結論を示す。KAMUI-5(カムイ・5)は、夏場の熱のこもりにくさ・視界・装備の充実を優先し、その代わりに重量を譲ったフルフェイスだ。
- 評価の核心は「CFD 解析と風洞実験で組み直したベンチレーション」と「2段階で高さを変えられる大型インナーサンシェード」にある。ここは第三者レビューでも一貫して高く評価されている。
- 一方で、先代 KAMUI-3 より重くなっている。第三者の実測では L サイズで約1,783g、KAMUI-3 は同じ筆者の実測で約1,625g。差は約158g だ。
- 静粛性は「静かな部類」と「風切り音が少なくて驚いた」で評価が分かれる。ただし後述するとおり、この差は条件(速度域とダクトの開け方)で説明がつく。
つまり「約158g の重さと引き換えに、涼しさ・視界・装備を取るか」で評価が分かれる。以下で根拠を一つずつ見ていく。
評判の検証①:「KAMUI-5 は重い」は本当か
まず、購入をためらわせる「重くなった」という話から検証する。
前提として、OGK KABUTO は KAMUI-5 の重量を公式に掲載していない。製品ページ・仕様ページ・新製品リリースのいずれにも記載がなく、判断材料は第三者の実測値になる。
- 専門メディアの実測では、L サイズで約1,783g(チンカーテン装着時は約1,796g)とされる(出典:Webikeプラス/沼尾宏明「カブト カムイ-5 インプレ」)。
- 同じ筆者が実測した先代 KAMUI-3 は約1,625g。差は約158g になる。
なぜ重くなったのか
理由ははっきりしている。同記事は、帽体の変更とベンチレーションの増設を重量増の要因として挙げている。実際、KAMUI-5 は先代より帽体が大きくなり、口元の2段ダクト・頭部センターの吸気ダクト・頭頂部の排気ダクトと、通気の経路そのものが増えている。
言い換えれば、この158g は「涼しさの代金」だ。快適装備を足しながら軽さも維持する、という都合の良い進化ではなかった、と正直に受け止めておきたい。
ツーリング用途で問題になる差か
ここは断定を避けたい。体感には個人差があり、首や肩への負担は体格・姿勢・走行時間で変わるからだ。判断材料として、次の点を挙げておく。
- 158g は、おおよそ缶コーヒー1本弱にあたる。手に持って比べれば分かる差だが、走行中は走行風による気流の影響のほうが体感を左右しやすい。
- KAMUI-5 は空力デバイス「Wake Stabilizer」を備え、ヘルメットまわりの気流を整えて首への負担を抑える設計になっている(出典:OGK KABUTO 公式 KAMUI-5 製品特徴)。単純な重量だけで疲労が決まるわけではない。
- とはいえ、軽さを最優先に選んできた人にとっては無視できない差であることも確かだ。1,700g 台が許容できるかは、購入前に実店舗で被って確かめてほしい。
評判の検証②:静粛性の評価はなぜ割れているのか
次に静粛性を見る。KAMUI-5 のレビューを読み比べると、評価が一致していない。
- 「走行中は静かな部類」。ただしダクトを全開にして100km/h で走ると、わずかに高い音の風切り音が出る。ダクトを半開にすると解消する(出典:Webikeプラス/沼尾宏明)。
- 「風切り音の少なさに驚いた」。新型のシールドラチェット構造で密着性が上がったことが効いている(出典:バイクの窓口/ゆうか「KAMUI-5 レビュー」)。
一見すると矛盾しているが、条件を揃えると両立する。前者は「100km/h + ダクト全開」という、最も音が出やすい条件での話だ。しかも同じ記事が「半開にすれば解消する」と書いている。後者は一般的な走行での印象を述べたものだろう。
つまり実態としては、通常の走行では静かな部類に入り、高速域でベンチレーションを全開にしたときだけ風切り音が気になることがある、という整理になる。ベンチレーションを増やした以上、空気の通り道が音を生むのは避けにくい。涼しさと静けさはある程度トレードオフの関係にある、と考えておくのが現実的だ。
なお、静粛性そのものを最優先するなら、比較検討の段階で他モデルも見ておきたい。KAMUI-5 は「静かさで選ぶヘルメット」ではなく、「涼しさと視界で選ぶヘルメット」だからだ。
評判の検証③:ベンチレーションとサンシェードは評判どおりか
3つ目に、KAMUI-5 の主役である通気と視界を検証する。ここは第三者レビューの評価が一致している。
ベンチレーション
- 口元の2段ダクトは、走行風が直接、鼻の下へ吹き付けるレベルで効く。30km/h 程度から体感でき、60km/h 以上では帽体内の熱気が一掃される(出典:Webikeプラス/沼尾宏明)。
- 「走り出すとしっかり風が抜けていく」という実感も報告されている(出典:バイクの窓口/ゆうか)。
ただし、正直な注記も必要だ。同じレビューは信号待ちでは暑さを感じるとも書いている。KAMUI-5 の通気は走行風を前提にした設計であり、停車中の暑さまで解決するものではない。渋滞の多い街乗りが中心なら、この点は割り引いて考えたい。
インナーサンシェード
- 明暗差が非常に少なく、視界が良好と評価されている。2段階で高さを調整でき、操作にはやや力がいるものの、スプリングを使わない直動式でロックは確実だ(出典:Webikeプラス/沼尾宏明)。
- 「控えめに言って最高」「トンネルや逆光に即対応できる」との評価もある(出典:バイクの窓口/ゆうか)。
サンシェード付きヘルメットは、下ろしたときに視界が急に暗くなったり、色ムラが出たりすることがある。明暗差の少なさが評価されている点は、KAMUI-5 の実用上の強みと言っていい。
KAMUI-5 を選ぶと得られること
ここまでの検証を踏まえ、KAMUI-5 を選ぶことで具体的に何が得られるのかを3つに整理する。
- ① 夏のツーリングで熱がこもりにくい。CFD 解析と風洞実験で組み直した通気により、走り出せば帽体内の熱が抜けていく。夏場の長距離で効いてくる。
- ② トンネル・逆光で、シールドを替えずに視界を確保できる。大型インナーサンシェードを2段階で調整でき、明るさの変化に走りながら対応できる。サングラスの持ち替えも不要になる。
- ③ メガネ・インカム前提の装備が最初から揃い、買い足しが少ない。眼鏡対応チークパッド、左右のスピーカースペース、UV・IR カットシールド、ウインドシャッターまで標準で付く。
この3つがそれぞれどんな設計に支えられているのか、順に根拠を見ていく。そのうえで最後に、基本スペックと規格を整理する。
裏づけ①:空気の設計──ベンチレーションと Wake Stabilizer
1つ目の「熱がこもりにくい」を支えているのが、KAMUI-5 の通気設計だ。
OGK KABUTO は KAMUI-5 について、CFD 解析(数値流体力学によるシミュレーション)と風洞実験でエアフローを最適化したとしている(出典:OGK KABUTO 公式 KAMUI-5 製品特徴)。具体的には次の構成だ。
- 2段階チンベンチレーション:口元のダクトを上下2段で切り替えられる。シールドの曇りを取る向きと、口元へ空気を送る向きを使い分けられる。
- 上部・後部ベンチの連携:頭部センターから吸気し、頭頂部から排気することで熱を効率よく逃がす。
- ブレスガード No.14:新設計で、曇りの除去に貢献する。
- Wake Stabilizer:帽体まわりの気流を制御する OGK KABUTO 独自の空力デバイス。
ここで効いてくるのが、先ほどの2段階チンベンチレーションだ。「全開か全閉か」ではなく半開を選べるため、静粛性の検証で触れた「高速+全開時の風切り音」を、通気を捨てずに避けられる。単に穴を増やしたのではなく、開け方を選べるようにした点が実用的だ。
裏づけ②:視界まわり──シールドとインナーサンシェード
2つ目の「視界を確保できる」を支えるのが、シールドとサンシェードの設計だ。
- CF-2 UIC シールドを標準装備。帝人製の遮熱ポリカーボネートを採用し、紫外線と赤外線をカットする(出典:OGK KABUTO 公式 KAMUI-5 製品特徴)。
- 新型シールドラチェット。2軸構造で、シールドの歪みを抑えつつ密閉性を高めている。静粛性の評価で「密着性が上がった」とされたのはこの部分だ。
- 大型インナーサンシェード(CF-4・スモーク)。従来より広い範囲をカバーし、高さを2段階で調整できる。
- Pinlock 100% MAX VISION 対応。ただしピンロックシートは別売で、本体には付属しない。曇り対策を重視するなら、購入時に合わせて用意しておきたい。
カット率も公表されている。CF-2 UIC シールドは紫外線を99%、赤外線を74%カットする(出典:OGK KABUTO 新製品リリース KAMUI-5 VELTA)。日差しの強い時期の長距離では、まぶしさだけでなく帽体内の温度上昇も抑えられる。
裏づけ③:フィットと運用──2シェル5サイズ・内装・インカム
3つ目の「買い足しが少ない」と、日常的な使い勝手を支えるのがフィットと内装まわりだ。
- 2シェル5サイズ。XS〜XL の5サイズを2種類の帽体でカバーし、細かなフィッティングと軽量・コンパクト化を両立させている。
- 内装を全面刷新。チークパッドをはじめ各パーツの形状と厚みを再設計し、深く安定した被り心地を狙っている(出典:OGK KABUTO 新製品リリース)。実際の評価も「頭全体を適切に保持し、実に自然」「頬の下をしっかり包み込む」と好意的だ(出典:Webikeプラス/沼尾宏明)。
- 眼鏡対応チークパッド。メガネ・サングラスのつるを通しやすい設計になっている。
- COOLMAX® 素材(一部)と DEOFACTOR® 制菌加工。内装はすべて取り外して洗濯できる。
- インカム用のスピーカースペース。新製品リリースでも、インカム対応のためスピーカーホールの間隔を改善したとしている。
メガネとインカムは、ツーリング用途では事実上の必需品になっている。後付けの加工や別売品を足さずに済む点は、購入後の出費と手間の差になって表れる。
KAMUI-5 の基本スペックと特徴(まとめ)
ここまでの評判と根拠を、基本スペックとして一覧で整理する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | OGK KABUTO(オージーケーカブト) |
| 種類 | フルフェイスヘルメット(インナーサンシェード内蔵) |
| 発売 | 2025年12月中旬 |
| 帽体構造 | 2シェル5サイズ |
| サイズ・適応頭囲 | XS 54〜55/S 55〜56/M 57〜58/L 59〜60/XL 61〜62(cm) |
| カラー(ソリッド) | パールホワイト・ブラックメタリック・フラットブラック・グレー・フラットアッシュオリーブ(全5色) |
| シールド | CF-2 UIC シールド標準(帝人製 UV・IR カットポリカーボネート・UV 99%/IR 74% カット)/新型2軸シールドラチェット |
| ピンロック | PINLOCK® 100% MAX VISION 対応(別売) |
| インナーサンシェード | CF-4(スモーク)・大型・高さ2段階調整 |
| ベンチレーション | CFD 解析+風洞実験で最適化/2段階チンベンチレーション/上部・後部連携排気/Wake Stabilizer |
| 内装 | COOLMAX®(一部)・DEOFACTOR® 制菌加工・フル脱着洗濯可・眼鏡対応チークパッド |
| インカム | 左右スピーカースペースあり |
| 付属品 | CF-2 UIC シールド/CF-4 インナーサンシェード/ウインドシャッター No.9(ブラック) |
| 規格 | JIS(日本産業規格) |
| 重量 | 公式非掲載。第三者実測で L 約1,783g(チンカーテン付 約1,796g) |
| メーカー希望価格 | 約46,200円(税込・税抜42,000円) |
(出典:OGK KABUTO 公式 KAMUI-5/製品特徴・仕様。仕様は2026年7月時点の参考値。変動するため最新情報は各メーカー・各販売店で確認のこと)
最新価格・在庫は、各販売ページで確認できる。
OGK KABUTO KAMUI-5
規格と安全性(JIS=日本産業規格/PSC は義務)
KAMUI-5 が取得している規格を整理しておく。
- KAMUI-5 は JIS を取得している(出典:OGK KABUTO 公式 KAMUI-5 製品特徴)。JIS は「日本産業規格」のことで、2019年の法改正で旧「日本工業規格」から名称が変わった。
- PSC マークは、乗車用ヘルメットを国内で販売するうえで法的に必須の表示だ。国内で正規に流通している製品には付いている。
- SG マークは製品安全協会の任意規格で、賠償制度が付帯する。PSC(義務)と SG(任意)は性格が違うので、同じものとして並べないほうがよい。
なお、KAMUI-5 の SG 取得の有無については、公式ページに記載を確認できなかった。ここは断定を避けておく。
規格の違いは「どの試験基準を満たしているか」の違いであって、そのまま安全性の優劣を意味するものではない。用途に応じた違いとして捉えてほしい。
価格・購入方法
KAMUI-5(ソリッドカラー)のメーカー希望小売価格は、約46,200円(税込・税抜42,000円)だ(出典:OGK KABUTO 公式 KAMUI-5。2026年7月時点)。
ここで一点、注意しておきたいことがある。2025年10月の新製品リリースに記載された価格は税込44,000円で、こちらは発売時の価格だ(出典:OGK KABUTO 新製品リリース)。発売当時の記事は今もこの44,000円を引用していることが多いので、現在の価格と混同しないようにしたい。本記事は公式製品ページの現行価格を採用している。
グラフィックモデルとの差額
KAMUI-5 には、LUNOA・VELTA・NOTRA・GRAVIX・SPRIA・TORZA といったグラフィックモデルがある。これらはいずれも税込51,700円で横並びなので、ソリッドとの差は約5,500円だ。中身(性能)はソリッドと共通で、差額はグラフィック分と考えてよい。
なお、グラフィックモデルも同じ経緯をたどっている。たとえば VELTA は新製品リリース時点で税込49,500円だったが、現在の製品ページでは51,700円だ。OGK KABUTO の新製品リリースに載っている価格は「発売時の価格」であり、現行価格は製品ページで確認するのが確実、と覚えておきたい。
サイズ選びは試着から
ヘルメットは同じサイズ表示でも、モデルによって装着感が異なる。OGK KABUTO 公式もサイズ表は目安であるとし、購入前の試着を案内している。頭囲だけでなく頭の形(丸型・楕円型)で合う合わないが出るため、実店舗で被って確かめてから購入する流れが確実だ。
OGK KABUTO KAMUI-5
KAMUI-5 が向いている人・向いていない人
向いている人
- 夏場のツーリングで、帽体内に熱がこもるのが不満だった
- トンネルや逆光の多いルートを走り、インナーサンシェードを使いたい
- メガネを掛けたまま被りたい、インカムを常用している
- 5万円前後の予算で、快適装備が一通り揃ったフルフェイスがほしい
- 先代 KAMUI-3 を使っていて、通気と視界に不満がある
向いていない人
- 軽さを最優先している。1,700g 台の重量が許容できない
- 街乗り・渋滞が中心で、停車時の暑さを解決したい(KAMUI-5 の通気は走行風が前提)
- 静粛性を何より重視している
- 先代 KAMUI-3 を使っていて、今の通気と視界に特段の不満がない
最後の項目は正直に書いておきたい。KAMUI-5 の進化は通気・視界・内装に集中しており、その代わりに重量は増えている。先代で困っていないなら、急いで買い替える理由は強くない。
他モデルとどう違う?(用途別の選び方)
KAMUI-5 と迷いやすいモデルとの違いを整理する。
- 先代 KAMUI-3 との違い:変わったのは通気の配置(口元2段ダクト・センター吸気・頭頂排気)、アイポートの拡大、サンシェードの大型化、シールドラチェットの刷新、内装の再設計だ。逆に重量は増えている。KAMUI-3 との詳しい比較は「SHOEI GT-Air 3 vs OGK KABUTO KAMUI-3 比較」でも触れている。
- SHOEI GT-Air 3 との違い:同じインナーサンシェード付きツーリングフルフェイスだが、価格帯が大きく違う。ブランドと静粛性に投資するか、装備の充実をこの価格で取るかの選択になる。詳しくは「SHOEI GT-Air 3 レビュー」を参照してほしい。
- 同社 RYUKI との違い:RYUKI はチンオープン式のシステムヘルメットだ。信号待ちや休憩で開けたいなら RYUKI、フルフェイスの一体感を取るなら KAMUI-5 になる。「OGK KABUTO RYUKI レビュー」で詳しく扱っている。
- グラフィックモデル(LUNOA ほか)との違い:中身は共通で、差はデザインと約5,500円の価格差だ。
よくある質問
Q. KAMUI-3 から買い替える価値はありますか
通気・視界・内装に不満があるなら価値がある。特に夏場の熱のこもりとサンシェードの見やすさは、第三者レビューでも一貫して評価されている点だ。逆に今の KAMUI-3 で困っていないなら、約158g の重量増を受け入れてまで急ぐ理由は強くない。
Q. 重さは長距離で気になりますか
体感には個人差があるため断定はできない。第三者実測で L 約1,783g、先代比で約158g 増というのが判断材料になる。空力デバイス Wake Stabilizer で気流を整える設計ではあるが、軽さを重視してきた人は購入前の試着をおすすめする。
Q. ピンロックシートは付属しますか
付属しない。PINLOCK® 100% MAX VISION に対応しているが、シートは別売だ。曇り対策を重視するなら別途用意したい。
Q. メガネは使えますか。インカムは付きますか
どちらも対応している。眼鏡対応チークパッドを備え、左右にスピーカースペースがある。新製品リリースでも、インカム対応のためスピーカーホールの間隔を改善したとされている。
Q. カラーは何色ありますか
ソリッドは5色(パールホワイト・ブラックメタリック・フラットブラック・グレー・フラットアッシュオリーブ)。ほかに LUNOA・VELTA・NOTRA・GRAVIX・SPRIA・TORZA のグラフィックモデルがあり、こちらは税込51,700円だ。
Q. 規格は何を取得していますか
JIS(日本産業規格)を取得している。加えて、国内で正規に販売される乗車用ヘルメットには PSC マークの表示が法的に義務づけられている。SG マークの取得有無は公式ページで確認できなかったため、本記事では断定していない。
まとめ
KAMUI-5 の評判を、公式スペックと出典付き第三者レビューから整理した。
- 強みは「走り出せば熱が抜けるベンチレーション」「明暗差の少ない大型インナーサンシェード(2段階調整)」「メガネ・インカム対応が標準で揃う装備」。約46,200円(税込)でこの内容は素直に強い
- 割り切りは重量だ。第三者実測で L 約1,783g、先代 KAMUI-3 比で約158g 増。帽体の変更とベンチレーションの増設による、涼しさの代金と考えたい
- 静粛性は通常走行なら静かな部類。ただし高速域でダクトを全開にすると風切り音が出る(半開で解消)
- 通気は走行風が前提で、信号待ちの暑さまでは解決しない。街乗り中心なら割り引いて考えたい
- 価格は発売時の44,000円から現在の46,200円へ変わっている。古い記事の価格をそのまま参照しないこと
夏の快適性と視界を重視し、5万円前後で装備の揃ったフルフェイスがほしいライダーにとって、KAMUI-5 は有力な選択肢だ。逆に軽さや静粛性を最優先するなら、他モデルも含めて比べてみてほしい。最新価格・在庫は各販売ページで確認できる。
OGK KABUTO KAMUI-5
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出典・参考記事
- OGK KABUTO 公式:KAMUI-5 製品ページ/KAMUI-5 製品特徴・仕様/新製品リリース(2025年10月)/KAMUI-5 VELTA 新製品リリース(2026年4月・UV/IR カット率)
- 第三者レビュー・インプレ(実測重量・通気・静粛性・被り心地):
- Webikeプラス/沼尾宏明:カブト カムイ-5 インプレ
- バイクの窓口/ゆうか:KAMUI-5 レビュー
- 自社記事:SHOEI GT-Air 3 vs OGK KABUTO KAMUI-3 比較/SHOEI GT-Air 3 レビュー/OGK KABUTO RYUKI レビュー
※価格・仕様・対応状況は OGK KABUTO 公式および取得時点(2026年7月)の参考値。変動するため最新情報は各メーカー・各販売店で確認のこと。

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