バイク インカム おすすめ5選|使い方・予算別の選び方
仲間や夫婦でツーリングに出るとき、走りながら会話ができたら――そう考えてインカムを調べ始めると、すぐに壁にぶつかる。SENA と B+COM のどちらがいいのか、メッシュと Bluetooth は何が違うのか、そして「専用設計」と「汎用」はどう選び分けるのか。種類が多く、価格も3万円台から6万円台まで幅広い。
この記事では、各メーカーの公式スペックをもとに
- インカム選びの2つの軸(メッシュ vs Bluetooth/汎用 vs SHOEI 専用設計)
- 大人数ツーリング向けからはじめての1台まで、おすすめ5モデルの中身
- 使い方・予算別の選び方
を整理する。読み終えたとき、自分の使い方(同行人数・持っているヘルメット・予算)に合う1台を迷いなく選べることを目指した。
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結論:使い方別おすすめ早見
先に結論を示す。インカム選びは、まず「誰とどう繋がるか(通信方式)」と「どのヘルメットに付けるか(汎用か専用設計か)」の2軸で絞り、次に予算で決めるのが失敗しないコツだ。
- 大人数で出入りの多いグループを、メッシュで自由に繋ぎたい:SENA 60S(約64,680円)── メッシュ最上位で連続使用時間も長い、汎用の本命
- 国産の最新モデルを、音質と使い勝手で長く使いたい:B+COM 7X EVO(約59,400円)── メッシュとオンラインを自動で切り替えるハイブリッド通信の最新フラッグシップ
- SHOEI ヘルメット(対応3機種)に付けて、大人数メッシュと音質を取りたい:SENA SRL3(約56,980円)── 専用設計で収まり良好、Harman Kardon の音質
- SHOEI ヘルメット(対応3機種)に付けて、長時間・防水・国産サポートを取りたい:B+COM SX1(約48,400円)── 専用設計ビルトインで通話約18時間・防水明記
- はじめての1台を、少人数・コスパで選びたい:B+COM ONE(約34,980円)── 国産スタンダードで最大6人・IP67 の安心
インカムの価値は「走りながら仲間・家族と会話でき、ナビや音楽も聞ける」ことにある。そのうえで満足度を分けるのは、自分の走り方(同行人数と出入りの多さ)と、付けたいヘルメットの種類だ。とくに SENA SRL3 と B+COM SX1 は、SHOEI の COMLINK 対応ヘルメット(GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3)専用である点に注意したい。汎用モデルと違い、この3機種以外には装着できない。
※価格はいずれもメーカー希望小売価格(税込・2026年7月時点)。変動するため、購入時に各販売店で確認してほしい。
インカムの選び方(2軸で決める)
インカムは機能が多く、スペック表を眺めても違いが掴みにくい。だが、選ぶときに効く軸は多くない。まず次の2つで大きく絞れる。
- 通信方式:メッシュか、Bluetooth か
- 取り付け方式:どのヘルメットにも付く汎用か、SHOEI 専用設計(COMLINK)か
この2軸を押さえたうえで、通話時間・防水・音質・価格を見ていけば、候補は自然に絞れる。順番に見ていこう。
通信方式:メッシュ vs Bluetooth
最初の分かれ道が、グループ通話の通信方式だ。大きく メッシュ通信 と Bluetooth 通信 の2種類がある。
- メッシュ通信:参加者どうしが網の目のように繋がる方式。圏内に入れば自動で再接続され、人数の増減にも柔軟。先頭と最後尾が離れても、間に仲間がいれば中継されて繋がりやすい。大人数・出入りの多いグループに強い。SENA の「SENAMESH」が代表格だ。
- Bluetooth 通信:あらかじめペアリングしたメンバーで繋ぐ方式。接続人数に上限(多くは最大6人前後)があるが、決まったメンバーで安定して話せる。B+COM の「B+LINK」がこれにあたる。
近年は両方式のいいとこ取りをする動きもある。B+COM 7X EVO は、メッシュとオンライン通信を自動で切り替える「B+FLEX」というハイブリッド方式を採用している(出典:サインハウス公式 B+COM 7X EVO 発売案内)。
ざっくり言えば、大人数・流動的なグループが主役ならメッシュ、少人数の固定メンバーが中心なら Bluetooth でも十分。どちらが優れているかではなく、走り方で合う方式が変わる。ソロや2〜3人が中心なら、通信方式の差はそれほど気にならない。
汎用 vs SHOEI 専用設計(COMLINK)
もう1つの重要な軸が、取り付け方式だ。これは持っている(買う予定の)ヘルメットで決まる。
- 汎用インカム:クランプやマウントで、ほぼどのヘルメットにも後付けできる。ヘルメットを買い替えても付け替えて使える。本記事の SENA 60S・B+COM 7X EVO・B+COM ONE がこのタイプだ。
- SHOEI 専用設計(COMLINK):SHOEI の対応ヘルメット(GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3)の内部スペースに合わせて設計され、本体や配線をヘルメットに一体化できる。外観がすっきりし、風切り音も抑えやすい。本記事の SENA SRL3・B+COM SX1 がこのタイプだ。
専用設計の魅力は「収まりと見た目」にある。ただし装着できるのは SHOEI の対応3機種に限られる。それ以外のヘルメットを使っているなら、選択肢は汎用インカムになる。逆に、対応する SHOEI ヘルメットを持っているなら、専用設計はすっきり装着できる有力な選択肢だ。
COMLINK の仕組みや対応機種は「SHOEI COMLINK 完全ガイド」で、SRL3 と SX1 の細かな違いは「SRL3 vs SX1 比較」で詳しく整理している。
通話時間・バッテリー・防水
2軸で候補を絞ったら、実用面の3点を確認する。
- 通話時間:日帰りでも朝から晩まで通話やナビ音声を流すと、意外に電池を使う。連続使用時間が長いモデルほど、こまめな充電を気にせず走れる。本記事のモデルでは、Bluetooth インターコムで約24時間の SENA 60S、インカム通話で約18時間の B+COM SX1・ONE など、長時間タイプが安心だ。
- バッテリー・充電:走行中に充電できるか(給電しながら使えるか)、急速充電に対応するかも、ロングツーリングでは効く。
- 防水:雨天走行が多いなら、防水等級の明示があると安心だ。等級は「IP65」「IP67」「IPX7」のように表され、数字が大きいほど防塵・防水性能が高い。本記事のモデルでは、SENA 60S(IPX7 準拠)、B+COM SX1(メイン IP65/ボタン IP67 相当)、B+COM 7X EVO・B+COM ONE(IP67 相当)が等級を公表している。一方、SRL3 のように公式が等級を公表していないモデルもあるため、雨対策を重視するなら明示された等級を判断材料にしたい。
音質・操作性・サポート
毎回の使い心地に効くのが、音質と操作性だ。
- 音質:音楽を良い音で聴きたいなら、スピーカーの作りが効く。SENA の SRL3・60S は米オーディオブランド Harman Kardon の音、B+COM 7X EVO はパイオニアと共同開発した音を掲げる。ただし音質は好みの領域も大きく、優劣は断じにくい。
- 操作性:グローブをしたまま操作しやすいボタン配置か。国産の B+COM は、この操作性への配慮に定評がある。
- サポート:日本語マニュアルや国内の問い合わせ対応が整っているかも、機械が苦手な人には心強い。国産のサインハウス(B+COM)は国内サポートが手厚い。SENA も国内正規代理店が窓口を担うが、多機能ゆえに設定に慣れが要るという声もある。なお、SENA と B+COM のように異なるメーカーどうしでも、ユニバーサル通話などで繋がる。ただし最も快適に繋がるのは同じメーカー・同じ方式どうしのため、よく一緒に走る仲間のメーカーも判断材料になる。
規格と技適の話(安全規格の誤解を解く)
「ヘルメット用品だから、JIS や PSC のような安全規格を確認すべきでは」と考える人がいるかもしれない。ここは整理しておきたい。
インカムは、ヘルメット本体の安全規格(JIS・PSC・SG など)の対象ではない。これらはヘルメットの帽体の保護性能に関わる規格で、インカムはヘルメットに付ける電子機器(無線機)だからだ。インカムを付けても、ヘルメット本体の安全規格が変わるわけではない。
インカムで唯一関わる規格は、無線機としての 技適(技術基準適合証明) だ。日本国内で電波を出す無線機は、電波法に基づく技適マークが必要になる。国内で正規に流通している SENA・B+COM の製品は、技適を取得しているため、通常の購入では心配いらない。
注意したいのは、海外から個人輸入した並行輸入品だ。技適を取得していない無線機を日本国内で使うと電波法に触れるおそれがある。安く見える海外通販品には、この点のリスクがある。国内正規品を選べば技適の問題は避けられるため、本記事では国内正規流通のモデルを紹介している。
バイク インカム おすすめ5選
ここからは、使い方別に5モデルを紹介する。装着感や操作性には個人差があるため、可能なら実店舗やレンタルで確かめるのも良い。
① SENA 60S
こんな人向け:大人数・出入りの多いグループツーリングを、メッシュで自由に繋ぎたい人。汎用で幅広いヘルメットに使いたい人。
SENA(セナ)の 60S は、2024年12月に登場した同社の最新フラッグシップだ。最新の SENAMESH 3.0 に対応し、メッシュ通信で大人数と柔軟に繋がれる。参加者の出入りが多いグループや、先頭と最後尾が離れる隊列でも、自動再接続で繋がりを保ちやすい。
グループメッシュで最大24人、オープンメッシュならほぼ人数を気にせず繋がれる。連続使用時間も強化され、Bluetooth インターコムで最大約24時間、メッシュインターコムで最大約17時間と、ロングツーリングでも充電を気にしにくい。防水も IPX7 準拠で、雨天でも安心して使える(出典:SENA 公式 60S)。スピーカーは第2世代の 40mm Harman Kardon で、音楽再生の質にも配慮されている。本体をクランプに近づけるだけで固定できる新しいマグネットマウントを採用し、着脱もしやすい。
汎用インカムなので、SHOEI 以外のヘルメットでも使える。「メッシュで大人数と繋がりたい」「グローバルで実績のある SENA を選びたい」という人の本命だ。価格は約64,680円(税込・シングル 60S-01)。
② B+COM 7X EVO
こんな人向け:国産の最新モデルを、音質と使い勝手で長く使いたい人。メッシュと安定通信のいいとこ取りをしたい人。
サインハウスの B+COM(ビーコム)7X EVO は、2026年3月に発売された新世代フラッグシップだ。2017年の SB6X 以来、8年ぶりのフルモデルチェンジにあたる(出典:サインハウス公式 B+COM 7X EVO 発売案内)。
最大の特徴は、新開発の通信方式 「B+FLEX」 だ。メッシュ通信とオンライン通信の2つを、状況に応じて自動で最適に切り替えるハイブリッド型で、少人数から大人数、近距離から遠距離まで幅広くカバーする。接続人数はプライベートモードで最大20人、オープンモードで人数無制限とされる。音は、オーディオメーカーのパイオニアと共同開発したという。
連続使用時間は最大約14時間、防水は IP67 相当、本体重量は約63gと、実用装備も手堅い(出典:サインハウス公式 B+COM 7X EVO)。国産らしいグローブ操作への配慮と、国内サポートの手厚さも安心材料だ。汎用インカムのため、SHOEI 以外のヘルメットにも装着できる。「長く使う国産の1台を、最新の通信と音質で選びたい」という人に向く。価格は約59,400円(税込・シングル)。
なお、従来の最上位モデル B+COM SB6XR(B+LINK 最大6人)も併売されており、価格を抑えたい場合の選択肢になる。SB6XR は、後述する SHOEI 専用設計の SX1 のベースにもなっているモデルだ。
③ SENA SRL3
こんな人向け:SHOEI の対応ヘルメット(GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3)を持っていて、専用設計の収まりと、大人数メッシュ・音質を取りたい人。
SENA SRL3 は、SHOEI の COMLINK 対応ヘルメット専用に設計されたインカムだ。GT-Air 3・NEOTEC 3・J-Cruise 3 の内部スペースに合わせて一体化でき、本体や配線がすっきり収まる。汎用インカムのような外付けのごつさがなく、見た目と風切り音の面で有利だ。
通信はメッシュに対応し、グループメッシュで多人数(最大24人)と繋がれる。音は SOUND BY Harman Kardon を採用し、音楽の質に定評がある(出典:SENA 公式 SRL3)。通話時間はメッシュインターコムで約10時間、Bluetooth インターコムで約12時間(出典:SENA 公式 SRL3 機能・仕様)。日帰りツーリングなら実用上十分だ。
「対応する SHOEI ヘルメットを持っていて、専用設計の収まりのうえで、大人数メッシュと音質もほしい」人に向く。価格は約56,980円(税込・2024年12月16日改定)。専用設計のため、SHOEI 対応3機種以外には装着できない点に注意したい。より詳しい評価は「SENA SRL3 レビュー」で解説している。
④ B+COM SX1
こんな人向け:SHOEI の対応ヘルメット(GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3)を持っていて、専用設計の収まりと、長時間通話・防水・国産サポートを取りたい人。
B+COM SX1 は、サインハウスが SHOEI の COMLINK 対応ヘルメット専用に設計したビルトインインカムだ。SRL3 と同じく GT-Air 3・NEOTEC 3・J-Cruise 3 に一体化でき、収まりの良さは同条件になる。前述の汎用フラッグシップ SB6XR をベースにしている。
SX1 の強みは、実用性能の高さだ。インカム通話で最大約18時間、携帯通話・音楽で最大約20時間と連続使用時間が長く、防水も等級を明示している(メインユニット IP65 相当/ボタンユニット IP67 相当)(出典:サインハウス公式 B+COM SX1)。雨天や長距離が多い人に扱いやすい。グループ通話は B+LINK で最大6人、異なるメーカーとも繋がるユニバーサル通話に対応する。
国産らしいグローブ操作への配慮と国内サポートも安心だ。「対応する SHOEI ヘルメットを持っていて、専用設計の収まりのうえで、長時間・防水・国産の安心を取りたい」人に向く。価格は約48,400円(税込)で、専用設計2機種のなかでは SRL3 より手頃だ。SHOEI 対応3機種以外には装着できない点は SRL3 と同じ。より詳しい評価は「B+COM SX1 レビュー」で解説している。
⑤ B+COM ONE
こんな人向け:はじめてのインカムを、少人数・コスパで選びたい人。国産の安心感がほしい人。
B+COM ONE は、サインハウスのスタンダードモデルだ。最上位機ほどの機能はないが、ツーリングに必要な基本を国産の作りでまとめた「はじめての1台」にふさわしい。グループ通話は B+LINK で最大6人と、少人数の仲間内なら十分な人数に対応する。
装備も手堅い。IP67 相当の高い防水性を備え、突然の雨でも安心して使える。連続使用時間はインカム通話で最大約18時間、音楽再生で最大約20時間と長めだ(出典:サインハウス公式 B+COM ONE)。汎用インカムのため、SHOEI 以外のヘルメットにも後付けできる。
「まず1台、少人数のツーリングやタンデムで無理なく始めたい」「国産で安心して長く使いたい」という人に応えるコスパモデルだ。価格は約34,980円(税込・希望小売)と、本記事のなかで最も手頃。実勢ではこれより安く見つかることもある。上位機の機能が必要になったら、後から買い替える前提でも選びやすい価格帯だ。
なお、汎用でさらに価格を抑えたい場合は、SENA のエントリー機(5S など)も選択肢になる。
比較一覧表
5モデルの主な違いを一覧で整理する。
| モデル | 汎用/専用 | 通信方式 | 接続人数 | 通話時間(目安) | 防水 | 音質 | 価格(税込・参考) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SENA 60S | 汎用 | メッシュ(SENAMESH 3.0)+BT | グループメッシュ 最大24人/オープンほぼ無制限 | BT 約24h/メッシュ 約17h | IPX7 準拠 | Harman Kardon(40mm・第2世代) | 約64,680円 |
| B+COM 7X EVO | 汎用 | ハイブリッド B+FLEX(メッシュ+オンライン) | プライベート最大20人/オープン無制限 | 最大約14h | IP67 相当 | パイオニア共同開発 | 約59,400円 |
| SENA SRL3 | SHOEI 専用 | メッシュ+BT | グループメッシュ 最大24人 | メッシュ 約10h/BT 約12h | 公式非公表 | Harman Kardon | 約56,980円 |
| B+COM SX1 | SHOEI 専用 | Bluetooth(B+LINK) | 最大6人 | インカム 約18h/音楽 約20h | メイン IP65/ボタン IP67 相当 | B+COM サウンド | 約48,400円 |
| B+COM ONE | 汎用 | Bluetooth(B+LINK) | 最大6人 | インカム 約18h/音楽 約20h | IP67 相当 | B+COM サウンド | 約34,980円 |
※通話時間は基準条件(メッシュ/Bluetooth・満充電・単体稼働)がモデルで異なるため、単純比較はできない。価格はメーカー希望小売価格(税込・2026年7月時点)で、カラーや仕様、実勢により変動する。SHOEI 専用(SRL3/SX1)は GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3 の3機種にのみ装着できる。
使い方・予算別の選び方
大人数・出入りの多いグループで、メッシュを使いたい
→ SENA 60S。SENAMESH 3.0 で大人数と柔軟に繋がり、連続使用時間も長い。SHOEI 以外のヘルメットでも使える汎用の本命。
国産の最新モデルを、音質と使い勝手で長く使いたい
→ B+COM 7X EVO。メッシュとオンラインを自動で切り替えるハイブリッド通信の新フラッグシップ。国産の操作性・サポートも安心。価格を抑えるなら併売の SB6XR も。
SHOEI 対応ヘルメットに付けて、大人数メッシュと音質を取りたい
→ SENA SRL3。専用設計で収まり良好、グループメッシュ最大24人、Harman Kardon の音質。対応は GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3。
SHOEI 対応ヘルメットに付けて、長時間・防水・国産サポートを取りたい
→ B+COM SX1。専用設計ビルトインで通話約18時間・防水明記(IP65/IP67 相当)。対応3機種のなかでは価格も手頃。
はじめての1台を、少人数・コスパで選びたい
→ B+COM ONE。国産スタンダードで最大6人・IP67 相当。無理なく始められる価格帯。
最終的には、「誰とどう繋がるか」と「どのヘルメットに付けるか」の2軸が決め手になる。SHOEI の対応ヘルメットを持っているなら専用設計(SRL3/SX1)が有力な選択肢に加わり、そうでなければ汎用(60S/7X EVO/ONE)から選ぶことになる。よく一緒に走る仲間のメーカーに合わせるのも、後悔しにくい選び方だ。
購入方法
各モデルは楽天市場・Amazon・各バイク用品店などで購入できる。価格は変動するため、最新価格・在庫は各販売ページで確認するのが確実だ。取り付け・ペアリングの手順は、各メーカーの公式マニュアル・公式動画に従ってほしい。
SENA 60S
B+COM 7X EVO
SENA SRL3
B+COM SX1
B+COM ONE
よくある質問
Q. ソロで走ることが多いのですが、インカムは必要ですか?
グループ通話を使わなくても、インカムはナビの音声案内や電話の着信、音楽の再生に使える。ソロでもこれらの用途で便利だ。この場合はグループ通話の人数やメッシュより、通話・音楽の連続使用時間や音質、操作性で選ぶとよい。
Q. メッシュと Bluetooth、どちらを選べばいいですか?
大人数で出入りの多いグループを組むなら、自動再接続で柔軟に繋がるメッシュ(SENA 60S・SRL3 など)が快適だ。少人数の決まったメンバーが中心なら、Bluetooth(B+LINK の SX1・ONE など)でも十分なことが多い。B+COM 7X EVO のように両方式を自動で切り替えるハイブリッド型もある。
Q. SENA と B+COM は繋がりますか?
繋がる。SENA も B+COM も、異なるメーカーのインカムと接続する機能(ユニバーサル通話など)を備える。ただし、最も快適に繋がるのは同じメーカー・同じ方式どうしだ。よく一緒に走る仲間のメーカーに合わせると、運用がスムーズになる。
Q. 専用設計(SRL3・SX1)と汎用、どちらがいいですか?
SHOEI の対応ヘルメット(GT-Air 3/NEOTEC 3/J-Cruise 3)を持っているなら、専用設計は収まりと見た目で有利だ。ただし装着できるのはこの3機種に限られる。それ以外のヘルメットを使う、または将来ヘルメットを買い替える可能性があるなら、付け替えの効く汎用(60S・7X EVO・ONE)が扱いやすい。
Q. 海外通販の安いインカムを買っても大丈夫ですか?
無線機であるインカムには、日本国内で電波を出すための「技適」が必要になる。技適のない並行輸入品を国内で使うと電波法に触れるおそれがある。国内正規流通のモデルは技適を取得済みなので、安心して使いたいなら正規品を選びたい。
Q. タンデム(2人)でしか使いません。安いモデルで十分ですか?
2人での使用なら、最大6人対応の B+COM ONE のようなスタンダードモデルでも十分なことが多い。まず1台で始めて、大人数ツーリングやメッシュが必要になったら上位機を検討する、という進め方もある。
まとめ
バイクインカムの価値は、走りながら仲間・家族と会話でき、ナビや音楽も楽しめることにある。満足度を分けるのは、「誰とどう繋がるか(メッシュ vs Bluetooth)」と「どのヘルメットに付けるか(汎用 vs SHOEI 専用設計)」の2軸だ。
- まず2軸で絞る:大人数・出入りが多いならメッシュ、少人数中心なら Bluetooth。SHOEI 対応ヘルメット所有なら専用設計(SRL3/SX1)、そうでなければ汎用(60S/7X EVO/ONE)
- 次に通話時間・防水・音質・価格で決める:価格帯は約3万5千円〜6万5千円。長時間・雨天が多いなら連続使用時間と防水等級を重視
- 規格はヘルメットの JIS/PSC とは別。インカムで関わるのは技適だけで、国内正規品なら心配ない。並行輸入品の技適には注意
自分の走り方と、持っている(買う予定の)ヘルメットに合う1台を選べば、ツーリングの楽しさはぐっと広がる。とくに SENA SRL3・B+COM SX1 は SHOEI 対応3機種専用である点を確認のうえ、下記から最新価格・在庫をチェックしてほしい。
SENA SRL3
B+COM SX1
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出典・参考記事
- SENA 公式:60S 製品ページ/製品ラインアップ
- SENA 公式:SRL3 製品ページ/SRL3 機能・仕様
- サインハウス公式:B+COM 7X EVO 製品ページ/7X EVO 発売案内/B+COM SB6XR
- サインハウス公式:B+COM SX1/B+COM ONE
- 自社記事:SHOEI COMLINK 完全ガイド
※価格・スペック・販売状況はメーカー公式および取得時点(2026年7月)の参考値。変動するため最新情報は各メーカー・各販売店で確認のこと。
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