【SHOEI Z-9 シールド・パーツ】Z-8 から引き継げるのはどれか|公式24品目を対照

ブログ, ヘルメット

【SHOEI Z-9 シールド・パーツ】Z-8 から引き継げるのはどれか|公式24品目を対照

【SHOEI Z-9 シールド・パーツ】Z-8 から引き継げるのはどれか|公式24品目を対照

 

※本記事の画像はあくまでイメージだ。実際のシールドのカラーや見え方は、SHOEI 公式サイトで確認してほしい。

2026年9月に発売される SHOEI Z-9 を予約した人が、いま一番気にしているのはたぶんこれだ。

「手元にある Z-8 用のシールド、Z-9 でも使えるのか?」

スモークを1枚、ミラーを1枚。数年かけて買い足したシールドが引き出しに眠っている人は多い。1枚8,250円から、ミラーなら15,400円する部品だ。世代が変わるたびに全部買い直しでは、正直きつい。

ところが SHOEI の公式パーツ一覧は、モデルごとに別ページで型番と価格が並んでいるだけである。Z-9 のページと Z-8 のページを行き来しても、「どれが同じでどれが違うのか」は自分で突き合わせるしかない。しかも Z-9 のページには CWR-F2 と CWR-F2R という2種類のシールドが併記されていて、どちらを買えばいいのかが分からない。

この記事では、SHOEI 公式が出している Z-9 のパーツ全24品目を、Z-8 の一覧と1品目ずつ突き合わせた結果を整理する。引き継げるもの、引き継げないもの、そして価格。すべて公式の一次情報にもとづく。

※当サイトはアフィリエイト広告(PR)を掲載している。ただし本記事には現時点で商品リンク(アフィリエイトリンク)を掲載していない。 掲載しているのは SHOEI 公式情報へのリンクだけで、これらから当サイトに収益は発生しない。評価・紹介内容は公式情報にもとづく独自の調査によるもので、報酬の有無で内容を変えていない。本記事で扱うシールド・防曇シートは現在流通しているため、商品リンクを追加する場合があり、その際はこの注記も更新する。

結論:シールドは引き継げる。内装は引き継げない

先に答えを3行で書く。

  • シールドまわりの11品目は、Z-8 と型番も価格も完全に同じ。手持ちのシールドは捨てなくていい
  • 内装とベンチレーションは Z-9 専用。型番が別で、引き継げない(内装セットは17,600円)
  • 標準装備は CWR-F2。CWR-F2R は公式が「オプション」と明記しており、替えるならシールドベースごと必要になる

つまり Z-8 から乗り換える人は、当面なにも買い足さなくていい。買い直しが必要になるのは、内装がへたったときだ。

Z-9 のパーツは公式で24品目ある

SHOEI はモデルごとにパーツ一覧を出している

SHOEI は各ヘルメットの製品ページとは別に、「オプション&リペアパーツ」のページを用意している(→Z-9 のパーツ一覧)。ここに載っているものが、そのモデル用として公式に供給される部品のすべてだ。

Z-9 の場合、掲載は24品目。カテゴリは次の7つに分かれる。

カテゴリ 品目数 中身
シールド 11 シールド本体・防曇シート・ティアオフ関連
シールドベース 2 CWR-F2 用・CWR-F2R 用
スクリュー/レバー 1 Q.R.S.A. スクリューセット
ベンチレーション 2 ロアベンチシャッター・アッパーエアインテーク
内装 5 センターパッド・チークパッド・内装セットほか
ブレスガード/チンカーテン 2 ブレスガード F・チンカーテン D
アクセサリー 1 SHOEI COMLINKアダプター

一覧は「型番と価格」しか教えてくれない

ここが読者にとって不便な点だ。公式一覧には「これは Z-8 と共通です」という表示がない。CWR-F2 と CWR-F2R がどう違うのかも、この一覧からは読み取れない。

そこで本記事では、Z-9 の24品目を Z-8 のパーツ一覧 と1品目ずつ突き合わせた。次章がその結果である。

この対照表で分かること(3つ)

Z-9 と Z-8 のパーツを突き合わせると、次の3つがはっきりする。

  1. 手持ちのシールドを捨てなくていいと確定する。 どの品目が共通なのかを型番レベルで確認できる
  2. 間違った型番を買わずに済む。 とくに CWR-F2R は、シールドだけ買っても付かない
  3. 追加費用の総額が読める。 内装の買い直しがいくらか、曇り対策にいくらかかるかが事前に分かる

以下、この3つを1つずつ公式情報で裏づけていく。

裏づけ①:Z-8 から引き継げるパーツ・引き継げないパーツ

引き継げる:シールド11品目は型番も価格も完全に同じ

Z-9 と Z-8 のパーツ一覧を並べると、シールドカテゴリの11品目が、名称・価格ともに1円の違いもなく一致する

パーツ名 価格(税込/税抜)
CWR-F2 シールド 8,250円/7,500円
CWR-F2R シールド 8,250円/7,500円
CWR-F2 ソフトスモークミラーシールド 15,400円/14,000円
CWR-F2 スモークミラーシールド 15,400円/14,000円
CWR-F2 フォトクロミックシールド 29,700円/27,000円
SHOEI DRYLENS 304 4,400円/4,000円
e:DRYLENS 304 27,500円/25,000円
e:DRYLENS コントローラー 6,600円/6,000円
CWR-F2R ティアオフフィルム 1,320円/1,200円
CWR-F2R ティアオフボタン 462円/420円
防曇シート用ピン 385円/350円

(出典:SHOEI 公式 Z-9 パーツ一覧Z-8 パーツ一覧。2026年8月9日確認)

ここが重要な点だ。SHOEI は「Z-8 のシールドが Z-9 に付きます」と言葉で宣言しているわけではない。 そのかわり、両モデルのパーツカタログに同じ型番を同じ価格で載せている。互換性は、この形で示されている。

Z-9 の製品ページにも「従来モデルの Z-8 同様、CWR-F2 シールドを採用」と明記がある(→SHOEI 公式 Z-9)。シールド本体は全サイズ共用パーツなので、ヘルメットのサイズを気にする必要もない。

引き継げる:ブレスガード・チンカーテン・イヤーパッド・スクリュー

シールド以外にも、型番がそのまま一致する品目がある。

パーツ名 価格(税込/税抜)
Q.R.S.A. スクリューセット 990円/900円
イヤーパッド C 1,210円/1,100円
ブレスガード F 1,760円/1,600円
チンカーテン D 1,320円/1,200円

シールド11品目と合わせると、17品目が Z-8 と完全共通という計算になる。

引き継げない:内装4品目は Z-9 専用

一方、内装は世代をまたげない。型番が別のものに変わっている。

パーツ Z-9 Z-8
内装セット Z-9 内装セット 17,600円 Z-8 内装セット 15,400円
センターパッド TYPE-R センターパッド 7,150円 TYPE-E センターパッド 6,600円
チークパッド TYPE-U チークパッド 8,140円 Z-8 チークパッド 8,250円
チンストラップカバー チンストラップカバー I 1,870円 チンストラップカバー F 1,870円

(いずれも税込。出典は前掲の公式パーツ一覧2ページ)

センターパッドは TYPE-E から TYPE-R へ、チークパッドは TYPE-U へ。名前が変わっている以上、Z-8 用を買っても Z-9 には想定されていない。内装セットは17,600円で、Z-8 より2,200円高くなっている点も押さえておきたい。

なお SHOEI 公式の内装サイズ早見表を見ると、Z-9 と Z-8 はセンターパッドのサイズ表示体系もチークパッドの厚さ展開(31/35/39mm)も同じである。ただし「サイズの呼び方が同じ」ことと「部品がそのまま装着できる」ことは別だ。パーツ一覧の型番が分かれている以上、本記事では流用できるとは書かない。

引き継げない:ベンチレーションは Z-9 専用

ベンチレーション部品も別物だ。

Z-9 Z-8
Z-9 ロアベンチシャッター 1,980円 (相当品なし)
Z-9 アッパーエアインテーク 3,300円 Z-8 アッパーエアインテーク 2,860円
(相当品なし) Z-8 フロントエアインテーク 1,760円

Z-9 のロアベンチシャッターは、Z-8 の一覧に対応する品目がない新設パーツである。ただし公式パーツ一覧には名称と価格しか記載がなく、機能の説明はない。ここでは推測せず、部品として供給されている事実だけを記しておく。

インカムだけは向きが違う

最後に1つ、方向が逆の変更がある。

Z-9 Z-8
SHOEI COMLINKアダプター 3,300円 SHOEI Universal Com Holder 2,860円

Z-9 は SHOEI COMLINK に対応したモデルで、専用インカムを付けるには別売の COMLINKアダプター(3,300円・税込)が必要になる。Z-8 用の Universal Com Holder とは別物だ。

なお COMLINKアダプターには対応サイズが XS〜XXL までという制約がある。XXXL・XXXXL を選ぶ人は専用インカムが使えないため、インカムの付け方を先に決めておきたい。詳しくは「SHOEI Z-9 のインカム」で整理している。

まとめ:引き継げる17品目/引き継げない3カテゴリ

対象
引き継げる(17品目) シールド11品目すべて/シールドベース2種/Q.R.S.A. スクリューセット/イヤーパッド C/ブレスガード F/チンカーテン D
引き継げない 内装4品目(TYPE-R・TYPE-U・内装セット・チンストラップカバー I)/ベンチレーション2品目/インカム取り付け部品

ひとことで言えば、シールドまわりと外まわりの消耗品は引き継げるが、内装は引き継げない

裏づけ②:CWR-F2 と CWR-F2R は何が違うのか

Z-9 のパーツ一覧には CWR-F2 と CWR-F2R が同じ8,250円で並んでいる。名前が似ていて、値段も同じ。どちらを買えばいいのか——ここが一番迷うところだ。

シールド本体は共通。違いは「ピン」か「ボタン」か

結論から書くと、シールド本体は同じものである。SHOEI 公式の FAQ に説明がある。

「CWR-F2RシールドとCWR-F2シールドは、シールド本体部分は共通で、CWR-F2Rシールドにはレースで使用するティアオフフィルムを装着するためのティアオフボタンが、CWR-F2シールドには防曇シート用ピンが付いています」

(出典:SHOEI 公式 よくあるご質問

つまり違いは、本体に何が付いているかだけだ。

CWR-F2 CWR-F2R
シールド本体 共通 共通
本体に付くもの 防曇シート用ピン ティアオフボタン
想定される使い方 防曇シートを貼る(一般道向け) ティアオフフィルムを重ねる(レース向け)

CWR-F2R が上位グレードというわけではない。 用途が違うだけである。むしろ一般道を走るなら、防曇シートが使える CWR-F2 のほうが素直だ。

シールドベースも別。下端のレバーが違う

見落としやすいのがこちらだ。シールドを支える「シールドベース」も、CWR-F2 用と CWR-F2R 用で別部品になっている。

同じ公式FAQに、違いが明記されている。

CWR-F2 シールドベース CWR-F2R シールドベース
下端のレバー シールド調整レバー シールドトリガーロックレバー
レバーの色
機能 レバーを下げると、シールドと窓ゴム(ウインドウビーディング)の隙間を詰められる レバーを下げると、シールドの脱着ができなくなり、シールドがベースから外れることを防ぐ
部品名/価格 CWR-F2 シールドベースセット 2/1,980円 CWR-F2R シールドベースセット/1,980円

一般道では、走行中にシールドが外れる心配より、経年で生じた隙間を詰められることのほうが実用的だろう。逆にサーキットでは、転倒や高速走行での脱落を防ぐトリガーロックが効いてくる。

Z-9 の標準装備は CWR-F2。CWR-F2R は「オプション」

では Z-9 にはどちらが付いてくるのか。公式が明記している。

SHOEI 公式のシールド・防曇シート適合表で Z-9 の CWR-F2R 欄を見ると、次の注記がある。

「オプションシールドです。各モデル標準装備のシールドではありません。」

加えて Z-9 の製品ページには「従来モデルの Z-8 同様、CWR-F2 シールドを採用」とあり、同ページはシールド調整レバー(=CWR-F2 ベース側の黒いレバー)を装備すると説明している。

したがって Z-9 の標準装備は CWR-F2 で確定してよい。 販売店に型番を問い合わせる必要はない。

CWR-F2R に替えるなら、ベースごと替えることになる

ここが実務上いちばん大事な点だ。

CWR-F2R のシールドだけを買っても、Z-9 に標準で付いている CWR-F2 のベースには、そのまま置き換えて使う前提になっていない。 ベースは別部品として供給されており、レバーの種類も違う。

サーキット走行のためにティアオフを使いたいなら、想定される出費は次のようになる。

品目 価格(税込)
CWR-F2R シールド 8,250円
CWR-F2R シールドベースセット 1,980円
CWR-F2R ティアオフフィルム 1,320円
CWR-F2R ティアオフボタン 462円
合計 12,012円

「シールド1枚8,250円で済む」と思って注文すると、足りない。サーキットを走らないなら、CWR-F2R を選ぶ理由はない。

裏づけ③:曇り対策は DRYLENS 304 が答えになる

Z-9 には防曇シートが標準で付いてくる

まず安心していい点から。Z-9 の製品ページには、こう書かれている。

「雨天や低温などシールドが曇りやすい状況下の走行時でも曇りを防ぎ、クリアな視界を確保する防曇シートを標準で装備。」

(出典:SHOEI 公式 Z-9

買った時点で防曇シートは付いている。 別途買い足す必要があるのは、シートが寿命を迎えたときや、予備シールドにも貼りたいときだ。

なお、標準で付いてくる防曇シートの型番までは公式に明示がないため、ここでは「標準装備されている」という事実にとどめる。

Z-9 の適合は SHOEI DRYLENS 304。PINLOCK は適合表に載っていない

買い足す場合の型番は、公式の適合表ではっきりしている。ただし Z-8 と Z-9 で書かれ方が違う

モデル 適合する防曇シート
Z-9 SHOEI DRYLENS 304(DKS304)のみ
Z-8 CWR-F2 PINLOCK® EVO lens および SHOEI DRYLENS 304

(出典:SHOEI 公式 シールド・防曇シート適合表。2026年8月9日確認)

つまり Z-9 に PINLOCK® EVO lens は適合表へ記載されていない。実際、Z-8 のパーツ一覧では CWR-F2 PINLOCK® EVO lens(3,080円)に【廃番】表示が付いており、Z-9 のパーツ一覧には最初から掲載がない。

Z-9 で防曇シートを買い足すなら、SHOEI DRYLENS 304(4,400円・税込)が公式の答えになる。

「PINLOCK が使えないと曇るのでは」は心配しなくていい

長く SHOEI を履いてきた人ほど、PINLOCK に信頼を置いているはずだ。それが使えないとなると不安になる。

この点について、SHOEI 自身が公式FAQで答えている。

「『SHOEI DRYLENS』と『PINLOCK® EVO lens』は同等の性能があり、互換性があるためどちらでもご使用可能です。各シールド専用の防曇シートをご使用下さい。」

(出典:SHOEI 公式 よくあるご質問

性能は同等だとメーカーが明言している。 DRYLENS 304 に替わったことで曇りやすくなる、という話ではない。

防曇シート用ピン385円という小さな備え

パーツ一覧には防曇シート用ピン(385円・税込)も載っている。防曇シートをシールドに固定する、あの小さなピンだ。

シールド交換のときに紛失しやすい部品なので、単体で買えることを知っておくと役に立つ。シールドを買い直すより、はるかに安く済む場面がある。

裏づけ④:e:DRYLENS は「電熱」ではなく「電子調光」

パーツ一覧のなかで、いちばん高価で、いちばん誤解されやすいのがこれだ。e:DRYLENS 304 は27,500円(税込)する。名前に「DRYLENS」と入っているので防曇シートの上位版に見えるが、実態は違う。

何ができるのか:明るさが変わる

e:DRYLENS の中心的な機能は電子調光である。電熱ヒーターではない。

公式ページの説明はこうだ。

「手動操作、もしくは外光センサーにより e:DRYLENSシートの光線透過率を瞬時に切り替える電子調光機能」

(出典:SHOEI 公式 e:DRYLENS 304

液晶フィルムを使い、シートの光線透過率を「ライト(明るい)」と「ダーク(暗い)」に切り替える。シールド左側に付けたコントローラーで手動操作でき、外光センサーによる自動切り替え(オートモード)も備える。

防曇についても、シールド内側に密閉空間を作る2層構造で効かせる仕組みで、防曇シートとしての役割は残っている。「曇り止め+サングラス」を1枚でまかなうシートと考えると分かりやすい。

実質の導入コストは34,100円。シートだけでは動かない

ここが注意点だ。公式に明記がある。

「電子調光機能を使用するにはe:DRYLENSシート、及びe:DRYLENSコントローラー(別売)が必要です。」

つまりシート単体では調光機能が使えない

品目 価格(税込)
e:DRYLENS 304 27,500円
e:DRYLENS コントローラー 6,600円
合計 34,100円

パーツ一覧では別々の行に並んでいるため、27,500円だけを見て予算を組むと6,600円足りなくなる

夜間の注意(公式の注意書き)

安全に直結する注意書きが公式ページにある。

「クリア以外の着色シールドに装着した状態で、夜間走行はしないでください。」

これは e:DRYLENS に限らず、シールド全般に共通する考え方でもある。CWR-F2 の公式ページにも「着色シールドは、夜間やトンネル内、雨天や霧等、視界の悪い環境では使用しないでください」という記載がある。視界の確保は安全そのものなので、ここは守りたい。

⚠️ Z-9 標準の CWR-F2 で使えるかは、公式内で記載が分かれている

34,100円の買い物なので、この点は正直に書いておく。

同じ SHOEI 公式のなかで書かれ方が食い違っている。 どちらが最新なのかは外部からは判断できないため、本記事では「Z-9 の標準シールド(CWR-F2)で e:DRYLENS が使える」と断定しない

e:DRYLENS の導入を考えているなら、注文前に SHOEI か販売店へ、自分の Z-9 のシールド型番を伝えて確認してほしい。 34,100円を投じてから合わないと分かるのは、あまりに惜しい。

Z-9 パーツ価格一覧(全24品目)

ここまでの内容を、公式一覧の全24品目として整理する。「Z-8 共通」列が○のものは、Z-8 のパーツ一覧に同じ型番・同じ価格で載っている品目だ。

カテゴリ パーツ名 価格(税込) 税抜 Z-8 共通
シールド CWR-F2 シールド 8,250円 7,500円
シールド CWR-F2R シールド 8,250円 7,500円
シールド CWR-F2 ソフトスモークミラーシールド 15,400円 14,000円
シールド CWR-F2 スモークミラーシールド 15,400円 14,000円
シールド CWR-F2 フォトクロミックシールド 29,700円 27,000円
シールド SHOEI DRYLENS 304 4,400円 4,000円
シールド e:DRYLENS 304 27,500円 25,000円
シールド e:DRYLENS コントローラー 6,600円 6,000円
シールド CWR-F2R ティアオフフィルム 1,320円 1,200円
シールド CWR-F2R ティアオフボタン 462円 420円
シールド 防曇シート用ピン 385円 350円
シールドベース CWR-F2 シールドベースセット 2 1,980円 1,800円
シールドベース CWR-F2R シールドベースセット 1,980円 1,800円
スクリュー/レバー Q.R.S.A. スクリューセット 990円 900円
ベンチレーション Z-9 ロアベンチシャッター 1,980円 1,800円
ベンチレーション Z-9 アッパーエアインテーク 3,300円 3,000円
内装 Z-9 内装セット 17,600円 16,000円
内装 TYPE-R センターパッド 7,150円 6,500円
内装 TYPE-U チークパッド 8,140円 7,400円
内装 チンストラップカバー I 1,870円 1,700円
内装 イヤーパッド C 1,210円 1,100円
ブレスガード ブレスガード F 1,760円 1,600円
チンカーテン チンカーテン D 1,320円 1,200円
アクセサリー SHOEI COMLINKアダプター 3,300円 3,000円

(出典:SHOEI 公式 Z-9 オプション&リペアパーツ。メーカー希望小売価格・2026年8月9日確認)

シールドと防曇シートは Z-8/X-Fifteen 用としてすでに流通しているため、Z-9 の発売を待たずに購入できる


用途別・予算別の買い方

Z-8 から乗り換える人:まず何も買わなくていい

手持ちのシールドはそのまま使える見込みが高い。 防曇シートも Z-9 に標準装備される。急いで買うものはない。

強いて言えば、Z-8 用に使っていた防曇シートが PINLOCK® EVO lens だった場合、次に買い替えるときは DRYLENS 304 になる、という点だけ覚えておけばよい。

予備シールドを1枚持ちたい:8,250円

CWR-F2 シールドはクリア・メロースモーク・スモーク・ダークスモーク・イエローの5色が用意されている。ツーリング先で傷が入ったときのために、クリアを1枚予備で持っておく人は多い。

ただし「予備は必須」というものではない。年に何回走るか、どんな道を走るかで必要性は変わる。

まぶしさ対策の3択

日差し対策には3つの選択肢があり、価格帯がまったく違う。

方法 価格(税込) 向いている人
スモークミラーシールド 15,400円 日中のツーリングが中心。夜間は使えないため、クリアとの持ち替えが前提
フォトクロミックシールド 29,700円 紫外線量で自動的に濃さが変わる。1枚で昼夜をまたぎたい人
e:DRYLENS 304 + コントローラー 34,100円 明るさを自分で切り替えたい人。防曇も兼ねる。ただし適合は要確認(前述)

高いほうが優れているという話ではない。 昼だけ走るならミラーで十分だし、着色シールドは夜間やトンネルでは使えないという制約が共通してある。

サーキットも走る:CWR-F2R 一式で12,012円

前述のとおり、シールド・ベース・ティアオフフィルム・ティアオフボタンで合計12,012円。一般道しか走らないなら不要である。

内装がへたったら:単品かセットか

内装は消耗品だ。数年使えば汗と皮脂でへたってくる。

買い方 価格(税込)
センターパッドのみ(TYPE-R) 7,150円
チークパッドのみ(TYPE-U) 8,140円
内装セット(Z-9 内装セット) 17,600円

センターパッドとチークパッドを個別に買うと15,290円で、セットとの差は2,310円。両方替えるならセットのほうが、チンストラップカバーなども含めて揃う分だけ考えやすい。片方だけへたっているなら単品でよい。

なお、チークパッドは厚さ違い(31/35/39mm)が用意されている。フィット感の調整に使えるので、内装サイズ早見表を見ながら選びたい。

この記事が向いている人・向いていない人

向いている人

  • Z-8(または X-Fifteen)を使っていて、Z-9 への乗り換えを考えている人
  • Z-9 を予約済みで、追加で何を買うべきか整理したい人
  • CWR-F2 と CWR-F2R のどちらを買うか迷っている人

向いていない人

  • Z-9 を買うかどうかをまだ決めていない人 → 「Z-9 と Z-8 どっち」のほうが役に立つ
  • 色とサイズを決めたい人 → 「Z-9 予約ガイド」で整理している
  • 社外品・非純正シールドを探している人 → 本記事は SHOEI 純正パーツのみを扱う(適合を保証できないため)

よくある質問

Q. Z-8 のシールドはそのまま Z-9 に付きますか?

A. Z-9 は Z-8 と同じ CWR-F2 を採用しており、両モデルのパーツ一覧に同じ型番・同じ価格で掲載されている。加えて CWR-F2 シールドの公式ページは、適合モデルに Z-9 シリーズと Z-8 シリーズの両方を挙げている。使える見込みは高い。ただし SHOEI が「Z-8 で使っていた個体がそのまま付く」と表現しているわけではないため、心配なら購入前に販売店で確認してほしい。

Q. CWR-F2 と CWR-F2R、どちらを買えばいいですか?

A. 一般道なら CWR-F2 だ。Z-9 の標準装備も CWR-F2 で、公式の適合表は CWR-F2R を「オプションシールドです。各モデル標準装備のシールドではありません」と明記している。CWR-F2R はレース用ティアオフフィルムを使うためのもので、上位グレードではない。替えるならシールドベース(1,980円)も必要になる。

Q. Z-9 でピンロックは使えませんか?

A. 公式の適合表では、Z-9 の適合防曇シートは SHOEI DRYLENS 304 のみが挙げられている(Z-8 には PINLOCK® EVO lens も併記されている)。ただし SHOEI は公式FAQで「SHOEI DRYLENS と PINLOCK® EVO lens は同等の性能があり、互換性がある」と回答している。曇りやすくなる心配はしなくてよい。

Q. e:DRYLENS はシートだけ買えば使えますか?

A. 使えない。公式に「電子調光機能を使用するには e:DRYLENSシート、及び e:DRYLENSコントローラー(別売)が必要です」と明記されている。シート27,500円+コントローラー6,600円=34,100円が実質の導入コストになる。なお Z-9 の標準シールド(CWR-F2)との組み合わせは公式内で記載が分かれているため、注文前の確認を勧める。

Q. Z-8 の内装は Z-9 に流用できますか?

A. 公式パーツ一覧では型番が分かれている。 Z-9 はセンターパッドが TYPE-R、チークパッドが TYPE-U で、Z-8 の TYPE-E・Z-8 チークパッドとは別の部品として供給されている。サイズ早見表上の表示体系は共通だが、それは「呼び方が同じ」というだけで、流用できることを意味しない。Z-9 用として供給されているものを選んでほしい。

Q. 予備シールドは買っておくべきですか?

A. 必須ではない。 走行頻度や用途によって必要性は変わる。ツーリングの頻度が高く、飛び石などで傷が入った経験がある人なら、クリアを1枚持っておくと安心できる、という程度に考えたい。

まとめ

SHOEI Z-9 のパーツを、公式一覧の24品目すべてで Z-8 と突き合わせた結果は次のとおりだ。

  • シールドまわり11品目は Z-8 と型番・価格が完全に一致する。 手持ちのシールドは捨てなくていい。ブレスガード F・チンカーテン D・イヤーパッド C・Q.R.S.A. スクリューセットも共通で、合計17品目が引き継げる
  • 内装(TYPE-R/TYPE-U・内装セット17,600円)とベンチレーションは Z-9 専用。ここは引き継げない
  • 標準装備は CWR-F2。CWR-F2R は公式が「オプション」と明記しており、替えるならシールドベースごと必要になる(一式12,012円)
  • 防曇シートは Z-9 に標準装備。 買い足すなら SHOEI DRYLENS 304(4,400円)。PINLOCK® EVO lens とは公式が「同等の性能・互換性あり」と回答している
  • e:DRYLENS は電熱ではなく電子調光。 シート単体では動かず、コントローラー込みで34,100円。Z-9 の標準シールドとの組み合わせは公式内で記載が分かれているため、注文前に確認したい

Z-8 から乗り換える人へ、いちばん伝えたいことをもう一度書く。当面、買い足すものはない。 引き出しのシールドは、そのまま使える見込みが高い。




あわせて読みたい

出典・参考

※価格・スペック・適合は2026年8月9日時点の参考値。最新情報は各公式・販売店で確認のこと。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧