バイク用ジャケット おすすめ5選|胸部プロテクターまで込みの総額で選ぶ

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ヘルメットは、たぶん良いものを持っている。フルフェイスで、規格も確認して、サイズも合わせて買った。

それに比べて、ジャケットはどうだろう。何年か前に買ったものを、まだ着ていないだろうか。

買い替えようとして「バイク ジャケット おすすめ」と検索すると、33選・15選と並んだ記事が出てくる。どれにも「プロテクター装備」と書いてある。ではその4文字が何を指しているのか——どこまで入っていて、何が入っていないのか——を書いた記事は、探した範囲では見つからなかった。

今回、5着ぶんのメーカー公式ページを突き合わせてみて、その理由が分かった。「プロテクター標準装備」の中身が、5着とも違っていたからだ。胸部まで入っているものが1着、胸はポケットだけのものが1着、胸が別売のものが2着、そして胸だけでなく背中まで別売のものが1着ある。

この記事では、

  • 5着の標準装備の範囲を、公式の書き方どおりに横並びにした結果
  • 「CE規格」の表記が製品ごとに割れているという、カタログの端の話
  • 本体価格ではなく、足りないプロテクターを買い足したあとの総額で並べ直すと順位と差がどう動くか
  • 警視庁の統計が示す、胸部を守るかどうかという話

を整理する。読み終えたとき、本体価格ではなく総額で予算を組み、自分の季節と使い方に合う1着を根拠を持って選べることを目指した。

※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。商品リンクから購入された場合、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。評価・紹介内容は公式スペックと公表情報に基づく独自の調査によるもので、報酬の有無で内容を変えていません。

結論:予算と「胸部をどうするか」で3つに分かれる

先に結論を示す。5着は価格順に一列に並ぶのではなく、胸部プロテクターをどう扱うかで3つの群れに分かれる。

  • 追加費用ゼロで全部揃えたいなら……① コミネ JK-1623。胸・肩・肘・背のすべてが標準装備で、公式定価16,489円(税込)。この価格で胸部まで入っている製品は、5着の中でここだけだ。ただしフルメッシュなので夏専用。
  • 3シーズン使いたいなら……② デイトナ HenlyBegins DJ-005(19,580円・春秋冬)/③ RSタイチ RSJ734(29,920円)。どちらも肩・肘・背は入っているが、胸は別売。買い足す金額が4,400円と12,650円で、約2.9倍違う。
  • もっと守りたいなら……④ alpinestars REVVED WR JACKET(42,790円)/⑤ hit-air MX-9(64,900円)。④は入っているのが肩と肘だけで、胸も背中も別売。⑤は空気で覆うエアバッグという、そもそも守り方が違う1着だ。

そして、この記事でいちばん伝えたい数字がこれだ。

④ REVVED WR と ⑤ MX-9 は、本体価格で22,110円も離れている。それなのに、足りないプロテクターを買い足すと差は5,830円まで縮む。

④は胸部(9,790円)と背中(9,790円)を買って62,370円。⑤は胸部(最安3,300円)を買って68,200円。「エアバッグは高い」と「普通のジャケットなら安い」の間にあるはずの2万円の壁は、装備を揃えた時点でほとんど残らない。本体価格の比較表を眺めているかぎり、この事実は絶対に見えてこない。

最新価格・在庫は、各販売ページで確認できる。

コミネ JK-1623 プロテクトフルメッシュジャケット ネオ

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デイトナ HenlyBegins DJ-005 ソフトシェルジャケット

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RSタイチ RSJ734 ソフトシェル フライト ジャケット

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alpinestars REVVED WR JACKET

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hit-air MX-9 エアバッグメッシュジャケット

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以下、5着をどう選んだかを示してから、選び方の軸・根拠・製品の順に見ていく。

5着はどう選んだか

「おすすめ」と名の付く記事で最初に気になるのは、誰がどうやって選んだのかだろう。ここを曖昧にしたまま5着を並べても、読む側は判断のしようがない。

本記事は、書き手の好みで選んでいない。実売ランキング3種を突き合わせ、2つ以上に登場するブランドの現行主力を採るという手続きで決めた。

ブランド Webike 売れ筋ランキング 価格.com 人気ランキング マイベスト 本記事での採用
KOMINE(コミネ) 3位ほか 6・7・8・11・18・19位 1・4・5・7・8位 ① JK-1623
DAYTONA(デイトナ/HenlyBegins) 1・2・5位 2位 — ② DJ-005
RS TAICHI(RSタイチ) 9位ほか 3・10・16位 — ③ RSJ734
alpinestars(アルパインスターズ) 6位 掲載あり — ④ REVVED WR
ROUGH&ROAD(ラフ&ロード) 7位 1・4・12・13・17位 — 不採用
KUSHITANI(クシタニ) 4・8・10位 — — 不採用
hit-air(ヒットエアー) — — — ⑤ MX-9

※ランキングは2026年8月28日時点の掲載順。順位は日々入れ替わるため、あくまで「どのブランドが継続的に上位にいるか」の目安として使った。

ラフ&ロードを入れなかったのは、人気がないからではない。 価格.comの人気ランキングでは最上位に位置するブランドだ。ただし主力の RR7351 ダイナミックエアメッシュジャケットFP は実売1万円台前半のフルメッシュで、① コミネ JK-1623 と価格帯も季節もほぼ重なる。同じ枠を2つ置いても読者の選択肢は増えないと判断して外した。クシタニも同様に上位常連だが、こちらは正規販売店中心の流通でネット通販の在庫が薄く、読者が実際に買える導線を用意できなかった。

⑤ hit-air MX-9 だけはランキング起点ではない。 エアバッグウェアは市場規模が小さく、汎用ジャケットのランキングには基本的に入ってこない。それでも1枠を割いたのは、残り4着とは守り方そのものが違う選択肢を並べておかないと、「ジャケットのおすすめ」という記事が「布と樹脂パッドの話」で閉じてしまうからだ。当サイトはこの製品について単体のレビュー記事と胸部プロテクターの比較記事を公式情報で書いており、その裏取りをそのまま使える。

バイク用ジャケットの選び方(5つの軸)

5着を見る前に、判断の軸を先に置いておく。この5つで絞ると、33選を上から眺めるより早く1着に届く。

軸①:対応シーズンで先に絞る

いちばん最初に効くのがこれだ。どれだけ良いジャケットでも、季節が合わなければ着る機会がない。

バイク用ジャケットは大きく4つに分かれる。

  • フルメッシュ……全体がメッシュ生地。夏専用。本記事では①コミネ JK-1623 と⑤hit-air MX-9 がこれにあたる。
  • 2シーズン……春夏、あるいは春秋。④alpinestars REVVED WR は公式が「2シーズン」と位置づけている。
  • 3シーズン……インナーやライナーの脱着で春・秋・冬に対応する。②デイトナ DJ-005 がこれ。
  • オールシーズン……防寒ライナー込みで通年。本記事の5選には該当がない(後述の hit-air EU-7 は防寒ライナー脱着式だが、公式の説明は「冬のツーリングから春・秋まで」で夏は含まない)。

6万円台のジャケットを買っても、それが夏専用なら年間3か月しか着られない。「安いけれど3シーズン使える」ほうが、1年あたりの単価では有利になることがある。 価格を見る前に、まず自分がいつ乗るのかを決めたほうがいい。

軸②:「プロテクター標準装備」に胸部は含まれないことがある

本記事の中心にある論点だ。

「プロテクター装備」と書かれていたら、肩・肘・背中・胸の4か所が入っていると思うのが自然だろう。だが公式ページを5着ぶん読み比べると、実際には4通りに割れている。

標準装備の範囲 該当
胸・肩・肘・背のすべて ① コミネ JK-1623
肩・肘・背(胸はポケットのみ=別売) ② デイトナ DJ-005
肩・肘・背(胸は別売) ③ RSタイチ RSJ734 / ⑤ hit-air MX-9
肩・肘のみ(胸も背中も別売) ④ alpinestars REVVED WR

②の「プロテクターポケットのみ」という表現は、デイトナ公式の原文だ。ポケットは付いているが、中身は入っていない。 買ってから気づくと、胸部が空洞のまま乗ることになる。

そして④は、背中すら入っていない。alpinestars 公式は標準装備を「肩と肘のプロテクター」と書き、背中は別売品のリストとして別に並べている。4万円台の製品で、である。

「プロテクター装備」の4文字は、何も約束していない。 公式ページの装備欄を、部位ごとに読む必要がある。

軸③:CE規格は「あり/なし」ではなく、公式の書き方を読む

プロテクターの安全性の目安として使われるのが CE規格だ。ヨーロッパの規格で、部位ごとに番号が分かれている。

規格番号 対象
EN1621-1 肩・肘・膝などの関節用プロテクター
EN1621-2 背中(脊椎)用プロテクター
EN1621-3 胸部用プロテクター
EN17092 ウェア本体(生地・縫製を含む衣服としての保護性能)

ここで多くの記事が「CE規格取得」とだけ書いて先へ進む。しかし実際に5着の公式ページを開くと、書き方が製品ごとにばらばらだった。

  • レベル(Lv.1/Lv.2)まで書いてあるもの
  • 「CE」とだけ書いてレベルがないもの
  • 規格番号の頭に pr が付いているもの
  • そもそもCEの文字が見当たらないもの

pr は 正式版の前の草案(provisional/draft)を指す番号だ。prEN1621-3 と EN1621-3 は同じ規格の別段階であり、並べて「どちらもCE取得済み」とまとめると、読者は違いを判断できなくなる。

規格の優劣をここで断定するつもりはない。 ただ、「CE規格」という4文字が指しているものが製品ごとに違う、という事実は知っておいたほうがいい。詳しくは後述の比較節で、公式の原文のまま並べる。

軸④:背中はCE品とは限らない。そもそも入っていないこともある

軸②と③を合わせると、いちばん見落としやすいのが背中だ。

5着の背中の標準装備を、公式の表記どおりに並べるとこうなる。

製品 背中の標準装備(公式の表記)
① コミネ JK-1623 EVA製パッド
② デイトナ DJ-005 ソフトプロテクター(規格の記載は見当たらない)
③ RSタイチ RSJ734 フォームパッド
④ alpinestars REVVED WR 標準装備なし(別売)
⑤ hit-air MX-9 ソフト脊髄パッド

「EVA製パッド」「フォームパッド」「ソフトパッド」は、いずれも公式にCE規格の表記がない。 これらは衝撃を和らげる緩衝材ではあるが、EN1621-2 の認証を明示された脊椎プロテクターとは別のものだ。

背中を規格品にしたい場合は、多くの製品で別売のCE背中プロテクターに入れ替えることになる。ここも予算に乗ってくる。

軸⑤:買ったあとにお金がかかるか

最後の軸は、5着のうち1着にだけ当てはまる。

エアバッグウェアは買い切りの装備ではない。 ⑤hit-air MX-9 は、公式が使用年数の目安を示しており、定期点検の推奨頻度と料金も公開されている。消耗品もある。

  • 平均的な使用年数の目安:パーツ交換なしの状態で5年前後(公式FAQ)
  • 定期点検:年に一回程度(3年に一度は必ず)/通常4,400円(税込)。hit-air CARD にユーザー登録すれば3年間は無料
  • 伸縮ワイヤー:1〜2年で交換を推奨(交換用1,760円・税込)
  • 作動後の復帰:カートリッジボンベ1,320円(税込)

残り4着は買い切りだ。5着を同じ土俵で比べるなら、⑤だけは「買った後」も足して考える必要がある。 この点はhit-air MX-9 の単体レビューで5年ぶんの総額まで積み上げているので、そちらを参照してほしい。

胸部まで込みで選ぶと、何が変わるか

ここまでの軸を踏まえて、本記事が採る立場をはっきりさせておく。本体価格ではなく、胸部プロテクターまで揃えた総額で並べる。 そうすると、次の3つが手に入る。

1.予算が実額になる。 「2万円のジャケット」が実際にはいくらなのかが分かる。②DJ-005 は19,580円ではなく23,980円、③RSJ734 は29,920円ではなく42,570円が、胸部まで揃えたときの数字だ。買い物カゴに入れる前に、ずれが消える。

2.順位と差が変わる。 本体価格でつけた順番は、装備を揃えると距離が変わる。②と③は本体10,340円差が総額18,590円差へ約1.8倍に開き、④と⑤は本体22,110円差が総額5,830円差へ約4分の1に縮む。開くほうも縮むほうもある。

3.「守られていなかった」を避けられる。 これがいちばん大きい。胸部が別売であることに気づかないまま買うと、胸部は空洞のまま走ることになる。次の節で見るとおり、そこは統計上いちばん守るべき場所だ。

以下、この3つの根拠を順に示す。まず「なぜ胸部なのか」を公的統計で、次に「CE規格の表記がどう割れているか」を公式の原文で、最後に「総額がいくらになるか」を実際の価格で確認していく。

なぜ胸部なのか|警視庁の統計が示していること

胸部プロテクターを勧める記事は多いが、根拠まで示したものは少ない。ここは推測を書く場所ではないので、公的機関の一次情報だけを使う。

警視庁が公表している「二輪車利用者に対するヘルメット及び胸部プロテクターの着用状況調査結果」に、次の2つの数字がある。

1.二輪車乗車中の死者の損傷主部位は、胸部が最も多い。

同資料は2024年のデータについて「胸部が最も多く、次いで頭部が多くなっている」とし、頭部・胸部・腹部の合計が約7割を超えるとしている。

これは意外に思われるかもしれない。バイクの安全といえばヘルメット、というのが常識だからだ。だが直近のデータでは、損傷主部位の最多は頭部ではなく胸部になっている。

2.それなのに、胸部プロテクターの着用率は約1割にとどまる。

同じ資料によれば、胸部プロテクターの着用率は2025年で9.9%、2024年で9.8%。前年から0.1ポイント増えただけだ。

ヘルメットは法律で義務づけられており、着用率はほぼ100%になる。一方で、統計上いちばん多い損傷部位である胸部は、10人に1人しか守っていない。この非対称が、本記事が総額に胸部を必ず含める理由だ。

※ここでの数値は警視庁の公表資料に基づく。統計は年ごとに更新され、調査対象・集計方法によっても数字は動く。最新の内容は警視庁の該当ページで確認してほしい。

念のため書いておくと、胸部プロテクターを付ければ事故で助かる、という話ではない。 プロテクターは受けた衝撃を分散・吸収する装備であって、被害を必ず防ぐものではない。それでも、装備が存在し、価格が数千円で、統計上いちばん損傷の多い部位に対応している——この3つが揃っているものを、別売だと気づかないまま買わないほうがいい、というのが本記事の立場だ。

「CE規格」と書いてあれば同じか|5着の公式表記を原文で並べる

軸③で触れた「表記の割れ」を、実際に並べてみる。評価は加えず、公式が書いている文字列をそのまま置く。

パッドの規格(EN1621系)は4通りに割れていた

製品 肩・肘の表記(公式) 背中の表記(公式) 標準装備の胸部
① コミネ JK-1623 肩 SK-636/肘 SK-635。S〜6XLB は CE lv.1、WM〜WXL は CE lv.2 と書き分け EVA製パッド(CE表記なし) SK-689(CE表記が見当たらない)/WM〜WXL は CE lv.2
② デイトナ DJ-005 「ソフトプロテクターを標準装備」——製品ページにCEの記載が見当たらない 同左 なし(ポケットのみ)
③ RSタイチ RSJ734 「CEレベル1 ソフトタイププロテクター」 フォームパッド(CE表記なし) なし
④ alpinestars REVVED WR 日本正規代理店:「BIO FLEX PLUS ショルダープロテクター:レベル1 付属」/本国公式:「Level 1 Nucleon Flex Plus Shoulder and Elbow Protectors Included」 標準装備なし なし
⑤ hit-air MX-9 CEパッド ソフト脊髄パッド(CE表記なし) なし

ここで目を引くのは、いちばん安い①コミネがいちばん詳しいことだ。公式定価16,489円の製品が、プロテクターの型番とCEレベルをサイズ帯ごとに書き分けている。一方、19,580円の②デイトナは製品ページにCEの文字が見当たらない。

高いほうが規格表記が上、という関係は成り立っていない。

ただし、詳しく書いてあることと、全部位が規格品であることは同じではない。①の胸部 SK-689 は、コミネ公式の製品説明にCE規格の記載が見当たらない(メンズサイズの場合)。「胸部まで標準装備」は事実だが、その中身までは自動的に保証されない。

④にも表記の揺れがある。日本正規代理店(岡田商事)の商品ページは「BIO FLEX PLUS」、本国公式は「Nucleon Flex Plus」と、同じモデルの説明でプロテクター名が異なっていた。レベル1である点は両者で共通している。

別売の胸部プロテクターでは、価格と規格表記が対応していなかった

各製品に対応する胸部プロテクターの公式表記を並べると、もっとはっきりする。

胸部プロテクター 税込価格 CE規格の表記(公式の原文)
hit-air セパレート型胸部パッド 3,300円 CE記載なし
hit-air 一体型胸部パッド2 4,180円 CE記載なし
デイトナ SAS-TEC 胸部プロテクター(92935) 4,400円 「チェストプロテクターの欧州規格 prEN1621-3 をクリア」「レベル2に対応した一体型」
hit-air CE胸部パッドASC 5,940円 EN1621-3:2018 Level2
hit-air HC胸部パッド 6,380円 EN1621-3(レベル記載なし)+JMCA胸部プロテクター レベル1推奨
hit-air SPIDI Z173 9,350円 prEN1621-3:2011
alpinestars NUCLEON PLASMA FULL CHEST PROTECTOR 9,790円 EN 1621-3:2018 LEVEL 2(本国公式の表記)
RSタイチ TRV063 TECCELL チェストプロテクター 12,650円 「CE規格 prEN1621-3 Lv.2(ワンピースチェストタイプ)」

最も高い TRV063(12,650円)と、最も安い部類の SAS-TEC(4,400円)は、どちらも pr 付きの草案番号を掲げている。 価格は約2.9倍違うが、公式が示している規格番号の段階は同じだ。

一方、pr の付かない正式番号に発行年(2018)とレベル(Level 2)まで添えているのは、5,940円の hit-air CE胸部パッドASC と 9,790円の alpinestars NUCLEON PLASMA FULL CHEST PROTECTOR の2つだった。

つまり、8点を価格順に並べても、規格表記の詳しさは価格順に並ばない。 最高価格の製品が草案番号を掲げ、5,940円の製品が2018年版の正式番号でLevel 2を明示している。

繰り返すが、これは「安いほうが良い」という話ではない。価格の順番と、規格表記の強さの順番が一致していないという事実の指摘だ。素材・形状・装着方式・カバー範囲はそれぞれ違い、規格表記だけで優劣は決まらない。

ウェア本体にも規格がある。表示があるのは5着で1着だけだった

もう1つ、ほとんど語られていない論点がある。

CE規格はパッドだけの話ではない。EN17092 は、ジャケットという衣服そのものの保護性能(生地の耐摩耗性・引裂強度・縫製など)を対象とした規格だ。

EN17092 には5つのクラスがある。バイク用品を扱う各社の解説によれば、AAA・AA・A は衝撃と摩耗の両方に対する保護性能を持ち、B は摩耗に対する性能のみ、C はプロテクターを装備した箇所だけに保護性能を持つ、という区分だ。AAA から A までは「ダルムシュタット・マシン」と呼ばれる試験機で耐摩耗性を測る(出典:REV’IT! 日本正規代理店プロト/Motorimoda)。

5着を確認したところ、ウェア本体の規格らしき表示があったのは④alpinestars REVVED WR だけで、本国公式は「CE Level A garment」と表記している。残る4着(コミネ・デイトナ・RSタイチ・hit-air)は、確認した範囲でパッドのCE(EN1621系)しか表示していなかった。

ここで2つ、断定を避けておきたい。

1つは、「Level A」が EN17092 のクラスAを指すかどうか。 alpinestars 本国公式のページには「CE Level A garment」とあるだけで、EN17092 という規格番号そのものは明示されていない(2026年8月時点)。文脈上はウェア本体のクラス分けを指していると読めるが、規格番号の明示がない以上、ここでは断定しない。

もう1つは、安全性の順位。 「本体規格を持っているから④がいちばん安全」とは書けないし、逆に「Aは下位だから④は弱い」とも書けない。クラスは生地の耐摩耗性などを測るもので、標準装備のプロテクターの範囲とは別の話だからだ。実際④は、本体規格らしき表示を持つ一方で、背中プロテクターは標準装備していない。

本記事としては、ウェア本体にもCE規格の枠組みがあり、その表示があるのは5着で1着だけだったという事実の提示にとどめる。

※「CE Level A garment」の記載は alpinestars 本国公式サイトで確認したもので、日本国内の正規代理店(岡田商事)の商品ページには同様の記載を確認できなかった(2026年8月時点)。

バイク用ジャケット おすすめ5選

ここから5着を順に見ていく。各製品で、標準装備の範囲・対応シーズン・向いている人と向いていない人を必ず示す。

① コミネ JK-1623 プロテクトフルメッシュジャケット ネオ|胸部まで標準装備で追加0円

公式価格:16,489円(税込・2026年8月28日時点)/対応シーズン:夏(フルメッシュ)

5着で唯一、胸部プロテクターまで含めて追加費用が0円で揃う1着だ。コミネ公式は本モデルを「胸・肩・肘・背にプロテクターを標準装備したフルプロテクション仕様」として案内している。

特筆すべきは装備の中身の書き方だ。胸部 SK-689/肩 SK-636/肘 SK-635 と型番を明示し、さらにサイズ帯ごとに CE lv.1 と CE lv.2 を書き分けている。本記事で確認した5着の中で、装備の規格表記がいちばん細かい。それがいちばん安い製品である、というのがこの枠の面白さだ。

ただし、細かく書いてあるからこそ見えてくることもある。肩(SK-636)と肘(SK-635)は S〜6XLB で CE lv.1、WM〜WXL では CE lv.2 のソフトタイプとされている。一方、胸部の SK-689(インナーチェストガードSF)は、コミネ公式の製品説明にCE規格の記載が見当たらない(WM〜WXL の胸部は CE lv.2 のソフトタイプと明記されている)。

つまり①は、胸部プロテクターが「入っている」ことと、それがCE表記のある製品であることは別だ。追加費用ゼロで揃うという長所はそのままだが、胸部の規格まで求めるなら別売品への入れ替えを検討することになる。

もう1つ、サイズ帯による違いも見逃せない。レディースサイズ(WM〜WXL)のほうが胸・肩・肘とも CE lv.2 と明記されている。 数字の上ではメンズサイズより上のレベルが割り当てられている形だ。

素材はアウターシェル・ライニングともポリエステルのフルメッシュ。背中は EVA製パッドで、こちらもCE表記がない。

なお、コミネは公式定価と実売価格の差が大きい傾向がある。公式定価は16,489円だが、価格比較サイトでは1万円台前半の掲載も見られた。購入時は必ず販売ページで実際の価格を確認してほしい。

向いている人

  • 夏のツーリングが中心で、まず胸部まで揃った1着を1万円台で用意したい人
  • プロテクターの規格表記を自分の目で確認してから買いたい人
  • 買い足しを考えたくない人(追加購入が発生しない唯一の枠)

向いていない人

  • 秋冬も同じジャケットで乗りたい人(フルメッシュなので寒い時期は使えない。コミネの秋冬モデルは後述)
  • 背中もCE規格品にしたい人(標準は EVA製パッド)

最新価格・在庫は、各販売ページで確認できる。

コミネ JK-1623 プロテクトフルメッシュジャケット ネオ

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② デイトナ HenlyBegins DJ-005 ソフトシェルジャケット|売れ筋の3シーズン。胸はポケットのみ

公式価格:19,580円(税込・2026年8月28日時点)/対応シーズン:春・秋・冬

Webike の売れ筋ランキングで1位・2位・5位を占めていたのがこのモデルだ(2026年8月28日時点)。実売の人気という意味では、5着の中で最も支持を集めている1着と言っていい。

デイトナ公式によれば、防風性とストレッチ性に優れたソフトシェル素材を使ったシンプルなパーカーデザインで、肩・ひじ・背中にプロテクターを装備。素材はポリエステル100%で、春・秋・冬の3シーズンに対応する(冬は別途インナーを着る前提)。全サイズ・全カラーで価格は共通の19,580円だ。

そして、この枠を選んだ理由がここにある。公式が「胸はプロテクターポケットのみ」と明記していることだ。ポケットは付いているが、中身は入っていない。

胸部は別売の SAS-TEC 胸部プロテクター(品番92935・4,400円税込)へのアップグレードに対応している。この4,400円は、本記事で確認した別売胸部プロテクターの中で最も安い部類だ。19,580円+4,400円=23,980円が、胸部まで揃えたときの実額になる。

なお、デイトナの製品ページにはCE規格の記載が見当たらなかった(2026年8月時点)。SAS-TEC 胸部プロテクター側には「チェストプロテクターの欧州規格 prEN1621-3 をクリア」「レベル2に対応した一体型」との記載がある。

向いている人

  • 春・秋・冬の3シーズンを1着でまかないたい人
  • 2万円前後で、実売人気の高い定番を選びたい人
  • 胸部プロテクターを自分で選んで足すつもりがある人(最安構成にできる)

向いていない人

  • 真夏に着たい人(メッシュではない。夏は①か⑤)
  • 買った状態で胸部まで入っていてほしい人
  • 付属プロテクターの規格表記を確認してから買いたい人(公式ページに記載が見当たらない)

最新価格・在庫は、各販売ページで確認できる。

デイトナ HenlyBegins DJ-005 ソフトシェルジャケット

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③ RSタイチ RSJ734 ソフトシェル フライト ジャケット|胸部を選べる代わりに、純正が最も高い

公式価格:29,920円(税込・2026年8月28日時点)

RSタイチはプロテクターの表記が明快なブランドだ。RSJ734 の公式ページは、肩・肘に「CEレベル1 ソフトタイププロテクター」を標準装備、背中はフォームパッドと書き分けている。着脱式インナージャケットが付属し、単体でも着られる3WAY仕様になっている。

胸部は別売だが、RSタイチには CPS(チェストプロテクターシステム) という仕組みがあり、対応する胸部プロテクターをスナップボタンで装着できる。選択肢の広さは5着で随一で、公式によれば他社製ジャケットでもボタンシステムがあれば装着でき、無い場合も別売のフィッティングベルト(TRV065)で対応できる。

ただし、その代償が価格に出る。純正の TRV063 TECCELL チェストプロテクターは12,650円(税込)で、本記事で確認した胸部プロテクターの中で最も高い。②デイトナの4,400円と比べると約2.9倍だ。

29,920円+12,650円=42,570円。本体では②より10,340円高いだけだが、胸部まで揃えると差は18,590円へ、約1.8倍に開く。もっとも、CPS は他社製にも対応するため、もっと安い胸部プロテクターを組み合わせて総額を下げる自由度があるのもこの枠の特徴だ。

対応シーズンについて補足:RSタイチ公式サイトでは、本モデルが春夏の一覧と秋冬の一覧の両方に同じ価格で掲載されており、販売店の商品名では「26-27秋冬・ウインタージャケット」と案内されている例もある。ソフトシェル素材と着脱インナーの構成からは秋冬〜3シーズン寄りの位置づけと読めるが、時期をまたいで着る予定なら購入前にメーカーへ確認するのが確実だ。

向いている人

  • 胸部プロテクターを自分で選びたい人(CPSで選択肢が広い)
  • インナー脱着で着る時期を伸ばしたい人(3WAY仕様)
  • プロテクターの規格表記が明記されたブランドを選びたい人

向いていない人

  • 総額を抑えたい人(純正の胸部が最も高い)
  • 真夏に着たい人(ソフトシェルなのでメッシュほどの通気は望めない)

最新価格・在庫は、各販売ページで確認できる。

RSタイチ RSJ734 ソフトシェル フライト ジャケット

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④ alpinestars REVVED WR JACKET|入っているのは肩と肘だけ。総額がいちばん読みにくい

公式価格:42,790円(税込・2026年8月28日時点/日本正規代理店・岡田商事)/対応シーズン:2シーズン(春夏)・撥水

イタリアの alpinestars(アルパインスターズ)が2025年3月中旬に国内発売した1着だ。上質なサテン素材でクラシックなバイカーらしさとモダンな装いを両立させたモデルで、撥水仕様のため急な雨にも対応する。

装備を公式の書き方どおりに読むと、こうなる。

Alpinestars Level 1 Nucleon Flex Plus Shoulder and Elbow Protectors Included(本国公式)

BIO FLEX PLUS ショルダープロテクター:レベル1 付属/BIO FLEX PLUS エルボープロテクター:レベル1 付属(日本正規代理店・岡田商事)

入っているのは肩と肘だけだ。 背中は「Compatible Protection」として、NUCLEON PLASMA BACK PROTECTOR INSERT などの別売品が並んでいる。胸部も同様に別売(NUCLEON PLASMA FULL CHEST PROTECTOR)になる。

※プロテクターの名称は本国公式が「Nucleon Flex Plus」、日本語ページが「BIO FLEX PLUS」と異なっている。レベル1である点と、標準装備が肩・肘のみである点は両者で一致している。

これは alpinestars の設計思想でもある。同ブランドは背中・胸部のプロテクターを NUCLEON シリーズとして単体で幅広く展開しており、ジャケットは肩肘までを標準とし、あとは用途に応じて足すという組み方になっている。実際、CREW PARKA AIR ASIA(29,700円)や T-SP S WATERPROOF JACKET でも同じ構成だ。

問題は、それが本体価格からは読み取れないことだ。日本正規代理店の公式ショップで確認すると、NUCLEON PLASMA FULL CHEST PROTECTOR が9,790円(税込)、NUCLEON PLASMA BACK PROTECTOR INSERT も9,790円(税込)。両方を足すと42,790円+19,580円=62,370円になる。

もっとも、買い足す側の規格表記は明快だ。NUCLEON PLASMA FULL CHEST PROTECTOR は本国公式が「EN 1621-3:2018 LEVEL 2」と、規格番号・発行年・レベルまで揃えて記載している。選ぶ手間と費用と引き換えに、何を買ったのかがはっきり分かる構成ではある。

そしてもう1つ、この枠だけが持っているものがある。ウェア本体側の規格らしき表示だ。alpinestars 本国公式は本モデルを「CE Level A garment」と表記している。前述のとおり、確認した5着の中でこの種の表示があったのはここだけだった(ただし規格番号 EN17092 そのものは明示されていない)。

向いている人

  • 背中と胸部を自分の基準で選びたい人(NUCLEON の選択肢が広い)
  • ウェア本体の規格表示があるブランドを選びたい人
  • バイクを降りたあとも着られるデザインを求める人

向いていない人

  • 買った状態で必要な装備が揃っていてほしい人(肩肘以外は自分で足す前提)
  • 総額を4万円台に収めたい人(実際には6万円台になる)
  • 秋冬も着たい人(公式の位置づけは2シーズン)

最新価格・在庫は、各販売ページで確認できる。

alpinestars REVVED WR JACKET

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⑤ hit-air MX-9 エアバッグメッシュジャケット|守り方が違う唯一の1着

公式価格:64,900円(税込・2026年8月28日時点)/対応シーズン:夏(メッシュ)

ここまでの4着は、樹脂やフォームのパッドで身体の一部を覆う装備だった。⑤だけは仕組みが違う。転倒時に空気で膨らみ、首・肩・背中・胸・腰の広い範囲を面で覆うエアバッグウェアだ。

作動は電子センサーではなくワイヤー(機械式)による。車体側に取り付けた伸縮ワイヤーと衣服側のコネクタをつないでおき、ライダーが車体から離れるとキーボールが抜けてボンベが開く。抜けるには約30kgの張力が必要とされる。

標準装備は肩肘のCEパッドと背中のソフト脊髄パッドで、胸部パッドは別売だ。対応する胸部パッドは5種あり、3,300円(セパレート型)から9,350円(SPIDI Z173)まで選べる。この5種の比較は別記事で公式のCE表記ごとに整理している。

そして⑤には、他の4着にない性質がある。買い切りの装備ではないということだ。

  • 平均的な使用年数の目安:パーツ交換なしの状態で5年前後(公式FAQ)
  • 定期点検:年に一回程度(3年に一度は必ず)/通常4,400円(税込)。hit-air CARD に登録すれば3年間無料
  • 伸縮ワイヤー:1〜2年で交換推奨(1,760円・税込)
  • 作動後の復帰:カートリッジボンベ1,320円(税込)

また、公式FAQ は「立ちゴケの時などは30kg以上の張力がかかる場合があり展開してしまう」としている。作動するのは事故のときだけではない、という前提で維持費を見たほうがいい。5年ぶんの積み上げは単体レビューにまとめた。

向いている人

  • 樹脂パッドで覆いきれない範囲(首・腰を含む)まで守りたい人
  • 夏に、装備を諦めずに乗りたい人(メッシュ+エアバッグ)
  • 点検やワイヤー交換といった手間を許容できる人

向いていない人

  • 買い切りで済ませたい人(唯一、維持費が発生する)
  • 秋冬も同じ1着で乗りたい人(メッシュなので夏専用。同ブランドの代替は後述)
  • 降車のたびにコネクタを着脱する手順を煩わしく感じる人

最新価格・在庫は、各販売ページで確認できる。

hit-air MX-9 エアバッグメッシュジャケット

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コミネで秋冬も揃えるなら|JK-6144・JK-641 という選択肢

①コミネ JK-1623 の唯一にして最大の弱点は、フルメッシュゆえに夏しか着られないことだ。1万円台で胸部まで揃うという長所は、10月になると使えなくなる。

同じコミネには秋冬向けのモデルがある。公式のジャケット一覧で確認できた主なものは次のとおりだ(いずれも税込・2026年8月28日時点)。

型番 製品名 公式価格
JK-6144 Protect Winter Parka 25,300円
JK-6154 Protect WP Winter Coat 27,500円
JK-641 ENIGMA G3 WP Thermal Jacket 22,000円
JK-642 ENIGMA G3 Graphene Jacket 25,300円
JK-640 ENIGMA G2 WP Winter Coat 27,500円
JK-637 Softshell Jacket SORIANO II 26,400円
JK-638 Winter Jacket QUANTUM 26,400円

夏に JK-1623(16,489円)、秋冬に JK-641(22,000円)を揃えると合計38,489円。③RSJ734 に胸部を足した42,570円より安く、1年を通して着られる計算になる。

その後の追加調査で、この2着のうち JK-641 は胸部プロテクターも標準装備だと公式で確認できた。 コミネ公式の製品説明は「肩・肘・胸には(中略)ENIGMA G3ソフトプロテクターを標準装備」と明記している(出典:コミネ公式オンラインストア JK-641・2026年8月29日時点)。JK-6144 も同様で、「胸部プロテクター : コミネオリジナル胸部プロテクター ( ハードタイプ )」と書かれている(出典:コミネ公式オンラインストア JK-6144)。

つまり ①+JK-641 の2着体制なら、胸部プロテクターの追加費用は通年で0円になる。本記事で見たとおり別売の胸部パッドは3,300〜12,650円と幅があるので、この差は小さくない。

ただし、確認できたのはこの2モデルだけだ。 上の表に挙げた他の型番(JK-6154・JK-642・JK-640・JK-637・JK-638)の装備欄までは確認していないので、秋冬ライン全体が同じ構成だとは言えない。購入前にコミネ公式の各製品ページで装備欄を確認してほしい。

背中については、確認した2モデルとも EVAパッドで、CE規格の脊椎プロテクターとは書かれていない。①JK-1623 も同じだ。「胸部まで標準装備」は事実だが、全部位が規格品という意味ではない(→ コミネ JK-1623・JK-641 レビュー)。

なお、これらは5選の枠には入れていない。あくまで①を選んだ人の季節の穴を埋める選択肢として挙げている。

2着体制を具体的に検討するなら、コミネ JK-1623・JK-641 レビュー で1本にまとめている。 装備が2着で揃っていないこと(サイズ帯でCE表記が変わる/背中は通年EVA)、JK-641 にレディースサイズが無いこと、フルメッシュと中綿の間で春秋が抜けることまで扱っている。

メッシュでは困る人へ|hit-air の HDS と EU-7

⑤hit-air MX-9 にも同じ問題がある。エアバッグは魅力的だが、メッシュなので夏専用だ。64,900円を出して年間3か月、というのは引っかかるところだろう。

hit-air 公式のラインアップを確認すると、同じブランドに季節の違うモデルがある(いずれもエアバッグ装備版・税込・2026年8月28日時点)。

モデル 価格 タイプ
MX-9 64,900円 メッシュ(夏)
HDS-MS 63,800円 メッシュ(夏)
HDS 63,800円 非メッシュのジャケット(公式に季節の記載なし)
EU-7 79,200円 ジャケット(公式「防寒ライナー脱着式により、冬のツーリングから春・秋まで」=夏は含まない)
Vest MC5 39,600円 ベスト(オールシーズン)
Vest JV 34,100円 ベスト(オールシーズン)

★2026年9月6日 訂正(製品カテゴリーと季節表記):本節はもともと EU-7 を「ハーネス」、HDS を「3シーズン」と書いていたが、どちらも誤りだったので訂正した。hit-air 公式の製品カテゴリーは「一体型エアバッグ・ハーネス」(MLV/MLV2/ST/NW/RS-1/SKV など)と「エアバッグジャケット・ベスト」に分かれており、EU-7・HDS・HDS-MS・MX-9 はすべて後者=ジャケットである。また HDS の公式の説明は「スポーツカジュアルスタイルフーデッドエアバッグジャケット」だけで、季節の記載は無い。EU-7 は「防寒ライナー脱着式により、冬のツーリングから春・秋まで季節に応じた着こなしが可能」=夏は含まれない(2026年9月6日に公式ラインアップページで原文を確認)。

ここで隠さずに書いておきたい事実がある。非メッシュの HDS は63,800円で、メッシュの MX-9(64,900円)より1,100円安い。

「エアバッグを試したいが、夏専用では困る」という人にとっては、MX-9 より HDS のほうが素直な選択になる可能性がある。冬まで含めて1着で通したいなら、防寒ライナーが脱着できる EU-7(79,200円)という選択肢もある。hit-air を何着どう組むかは hit-air ジャケット|MX-9・HDS・EU-7 をどう組むか で扱っている(エアバッグインナーを別のジャケットへ移せる転用システムがあるため、必ずしも1着ずつ買う必要はない)。

さらに、ジャケットの形にこだわらないならベスト型という手もある。Vest JV は34,100円で、手持ちのジャケットの上から着る前提の装備だ。すでに気に入ったジャケットを持っている人が、エアバッグだけを足すという組み方ができる。

これらも5選の枠には入れていない。⑤を検討する人が、季節と予算で行き止まりにならないための出口として挙げている。

5着 比較一覧表

ここまでの内容を1枚にまとめる。価格はすべて税込・2026年8月28日時点のメーカー公式(または日本正規代理店)の掲載価格で、実売価格とは異なる場合がある。

項目 ① コミネ JK-1623 ② デイトナ DJ-005 ③ RSタイチ RSJ734 ④ alpinestars REVVED WR ⑤ hit-air MX-9
本体価格 16,489円 19,580円 29,920円 42,790円 64,900円
対応シーズン 夏(フルメッシュ) 春・秋・冬 秋冬〜3シーズン(要確認) 春夏(2シーズン)・撥水 夏(メッシュ)
胸部 標準装備(SK-689・CE表記は見当たらない) ポケットのみ(別売) 別売(CPS対応) 別売 別売
背中 EVA製パッド 標準装備 フォームパッド 別売 ソフト脊髄パッド
肩・肘のCE表記 肩 SK-636/肘 SK-635。CE lv.1(S〜6XLB)/CE lv.2(WM〜WXL) 記載が見当たらない CEレベル1 ソフトタイプ レベル1(本国公式:Nucleon Flex Plus/日本語:BIO FLEX PLUS) CEパッド
ウェア本体の規格 表示なし 表示なし 表示なし CE Level A garment(本国公式) 表示なし
買い足しが要るもの なし 胸部 胸部 胸部+背中 胸部
胸部まで揃えた総額 16,489円 23,980円 42,570円 62,370円 68,200円〜
買った後の費用 なし なし なし なし 点検・ワイヤー・ボンベ
素材 ポリエステル(フルメッシュ) ポリエステル100% — サテン メッシュ

※③の対応シーズンは、RSタイチ公式サイトで春夏・秋冬の両一覧に掲載されているため「要確認」とした。
※④の総額は胸部・背中とも NUCLEON PLASMA(各9,790円)で揃えた場合。
※⑤の総額は最も安いセパレート型胸部パッド(3,300円)を選んだ場合。CE胸部パッドASC(5,940円)なら70,840円、SPIDI Z173(9,350円)なら74,250円になる。

総額で見るといくらか|本体+胸部+背中

比較表の下2行が、この記事の主題だ。ここだけを取り出して詳しく見る。

別売の胸部プロテクターは3,300円〜12,650円と約3.8倍の幅がある

まず押さえておきたいのが、買い足す胸部プロテクターの価格幅だ。

胸部プロテクター 税込価格 主な対応
hit-air セパレート型胸部パッド 3,300円 ⑤
hit-air 一体型胸部パッド2 4,180円 ⑤
デイトナ SAS-TEC 胸部プロテクター(92935) 4,400円 ②
hit-air CE胸部パッドASC 5,940円 ⑤
hit-air HC胸部パッド 6,380円 ⑤
hit-air SPIDI Z173 9,350円 ⑤
alpinestars NUCLEON PLASMA FULL CHEST 9,790円 ④
RSタイチ TRV063 TECCELL 12,650円 ③

最安3,300円と最高12,650円で、約3.8倍の開きがある。 本体価格だけで予算を組むと、最大で1万円近くずれることになる。

5着の総額

胸部(と④は背中も)を揃えたときの実額を並べ直す。

# 製品 本体 買い足し 総額
① コミネ JK-1623 16,489円 0円 16,489円
② デイトナ DJ-005 19,580円 胸部4,400円 23,980円
③ RSタイチ RSJ734 29,920円 胸部12,650円 42,570円
④ alpinestars REVVED WR 42,790円 胸部9,790円+背中9,790円 62,370円
⑤ hit-air MX-9 64,900円 胸部3,300円〜 68,200円〜

本体価格の最安と最高の差は48,411円。総額では51,711円に広がる。順位そのものは入れ替わらないが、製品どうしの距離は本体価格から動く。

本体で1万円差が、総額では1.9万円差になる(②と③)

②デイトナと③RSタイチは、本体で10,340円の差だ。「1万円足せば上のクラス」と読める。

ところが胸部を足すと、②は23,980円、③は42,570円。差は18,590円へ、約1.8倍に開く。

理由は単純で、③の純正胸部プロテクター(TRV063・12,650円)が②のSAS-TEC(4,400円)の約2.9倍だからだ。本体の1万円差に、プロテクターの8,250円差が上乗せされている。

ただし前述のとおり、RSタイチの CPS は他社製の胸部プロテクターにも対応する。もっと安い胸部を組み合わせれば、この差は縮められる。 純正で揃えるか、価格優先で選ぶかは読者の判断になる。

本体で2.2万円差が、総額では5,830円差になる(④と⑤)

そして、逆方向に動くのがこの2着だ。

④alpinestars REVVED WR は42,790円。⑤hit-air MX-9 は64,900円。本体では22,110円の開きがある。

しかし④は胸部(9,790円)と背中(9,790円)の両方を買い足す必要があり、総額62,370円。⑤は胸部(最安3,300円)だけで68,200円。

差は5,830円まで縮む。 本体価格で見えていた22,110円の壁は、装備を揃えた時点で約4分の1になる。

これは④が割高だという話ではない。④は「必要なものを自分で選ぶ」設計で、⑤は「守り方そのものが違う」設計だという、思想の違いが金額に現れているだけだ。ただ、「エアバッグは高すぎる」と本体価格だけで判断していた人にとっては、この5,830円という数字は判断を変えうる。

なお、④の背中をより安い NUCLEON FLEX PRO Ci(5,940円・税込)にすれば総額は58,520円になり、差は9,680円へ広がる。どの組み合わせを選ぶかで数字は動くので、購入前に自分の構成で計算してほしい。

hit-air は2026年10月1日にパッドを値上げした

最後に、⑤の胸部パッドの価格が10月に動いたことを書いておく。

hit-air(無限電光)は2026年10月1日にプロテクター/パッド類を値上げした(理由は製造コスト上昇等)。本記事の価格は改定後の値に更新している(2026年10月3日に公式ページで確認)。

製品 改定前(税込) 2026年10月1日〜(税込)
CE胸部パッドASC 4,950円 5,940円
HC胸部パッド 4,950円 6,380円
CE脊髄パッドYM-CV 4,840円 5,940円
CE脊髄パッドYM 2,860円 3,300円

値上げ幅が製品ごとに違う点に注意したい。 9月まで同額(4,950円)だった ASC と HC は、改定後は ASC が440円安い。「同じ値段だから好みで選ぶ」という判断は、もう成り立たない。

そして重要なのは、ジャケット本体(MX-9 の64,900円)はこの改定に含まれていないことだ。「hit-air が値上げ」と一括りにしないほうがいい。

他の4ブランドについては、同時期の価格改定告知を確認できなかった(2026年8月28日時点)。⑤の総額は最安のセパレート型胸部パッド(3,300円・改定の対象外)で計算しているため、改定後も68,200円のまま変わらない。

価格・購入方法と注意点

サイズは公式のサイズ表と交換条件で選ぶ

ジャケットはヘルメット以上に体型との相性が出る。とくにプロテクター入りは、インナーを着る前提かどうかでワンサイズ変わることがある。

  • ③RSJ734 や②DJ-005 のようにインナー/ライナー付きのモデルは、インナーを着た状態で肩と肘のパッドが正しい位置に来るかを見る
  • ⑤hit-air はエアバッグが膨らむ空間を要するため、公式のサイズ表に従う(大きすぎても小さすぎても機能に影響しうる)
  • レディースサイズを展開しているモデルでは、プロテクターの規格がメンズサイズと違うことがある(①コミネはサイズ帯で CE lv.1 と lv.2 を書き分けている)

通販で買う場合は、サイズ交換の可否と条件を購入前に確認しておくと安心だ。

胸部プロテクターは「付くかどうか」を先に確認する

別売の胸部プロテクターは、どのジャケットにも付くわけではない。

  • ②デイトナはプロテクターポケットがあり、別売の SAS-TEC へアップグレードできると公式が案内している
  • ③RSタイチは CPS(スナップボタン) 対応。公式によれば他社製ジャケットでもボタンシステムがあれば装着でき、無い場合は別売のフィッティングベルト(TRV065)で対応できる
  • ④alpinestars は NUCLEON シリーズが前提の設計
  • ⑤hit-air は対応パッドが5種あり、別記事で公式のCE表記ごとに整理している

「胸部プロテクターを買ったが自分のジャケットに付かなかった」は避けたいので、ジャケットと同じブランドの対応品から見るのが確実だ。

価格は変動する。掲載画像はイメージ

本記事の価格はすべて2026年8月28日時点のメーカー公式(または日本正規代理店)の掲載価格だ。実売価格はセール・ポイント還元・在庫状況で変わる。とくに①コミネは公式定価と実売の差が大きい傾向がある。

また、掲載している商品画像はイメージであり、実際のカラー展開・仕様は各メーカーの公式サイトで確認してほしい。

最新価格・在庫は、各販売ページで確認できる。

コミネ JK-1623 プロテクトフルメッシュジャケット ネオ

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デイトナ HenlyBegins DJ-005 ソフトシェルジャケット

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RSタイチ RSJ734 ソフトシェル フライト ジャケット

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alpinestars REVVED WR JACKET

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hit-air MX-9 エアバッグメッシュジャケット

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用途・予算別の選び方

最後に、条件から逆算した振り分けを置いておく。

夏だけ乗る・予算2万円以内
→ ① コミネ JK-1623(総額16,489円)。胸部まで標準装備で追加費用がない。この条件では他に選択肢がない。

3シーズン乗る・予算3万円以内
→ ② デイトナ HenlyBegins DJ-005 + SAS-TEC 胸部プロテクター(総額23,980円)。春秋冬をカバーでき、胸部の買い足しも4,400円で済む。

プロテクターを自分で選びたい・予算4万円台
→ ③ RSタイチ RSJ734。CPS で胸部の選択肢が広い。純正の TRV063 なら総額42,570円だが、他社製を組み合わせればもっと下げられる。

装備を自分の基準で組みたい・デザインも重視
→ ④ alpinestars REVVED WR。ただし肩肘以外は自分で足す前提で、胸部と背中を揃えると総額62,370円になることを織り込んでおく。

守り方を根本から変えたい
→ ⑤ hit-air MX-9(総額68,200円〜)。夏専用でよければこれ。メッシュでないほうがよければ hit-air HDS(63,800円)が1,100円安い。(公式は HDS に季節の記載を置いていない) 手持ちのジャケットを活かすならベスト型の Vest JV(34,100円)という手もある。

冬から春・秋までを1着でまかないたい
→ 本記事の5選には該当がない。hit-air EU-7(79,200円・公式は「冬のツーリングから春・秋まで」で夏は含まない)か、①+秋冬モデルの2着体制(JK-1623 16,489円+JK-641 22,000円=38,489円)を検討したい。この2着はどちらも胸部プロテクターが標準装備なので、追加費用は0円だ(→ コミネ JK-1623・JK-641 レビュー)。ただし2着とも背中はEVAパッドで、春と秋は抜ける。

よくある質問

Q. 胸部プロテクターは本当に必要ですか。

警視庁の調査資料は、2024年の二輪車乗車中の死者について「胸部が最も多く、次いで頭部が多くなっている」としている。一方で胸部プロテクターの着用率は2025年で9.9%にとどまる。装備を付ければ助かるという話ではないが、統計上いちばん損傷の多い部位に対応した装備が数千円で存在することは知っておいたほうがいい。

Q. 「CE規格」と書いてあれば、どれも同じ性能ですか。

同じとは限らない。CE規格は部位ごとに番号が分かれ(EN1621-1/-2/-3、ウェア本体は EN17092)、さらにレベル分けがある。本記事で確認した範囲でも、レベルまで明記した製品、レベル記載のない製品、pr 付きの草案番号を掲げた製品、CEの記載自体が見当たらない製品に分かれていた。公式ページの原文を読むしかない。

Q. いちばん安全なのはどれですか。

本記事では順位を付けない。 守る部位・守り方(樹脂パッドかエアバッグか)・規格の表記が製品ごとに違い、共通の物差しで比べられないためだ。代わりに、標準装備の範囲・CE表記の原文・総額という比較可能な事実を並べた。そこから自分の条件で選んでほしい。

Q. 安いジャケットは危険ですか。

価格と装備の充実度は一致していなかった。本記事で確認した5着では、最も安い①コミネが胸部まで標準装備し、プロテクターの型番とCEレベルの記載もいちばん詳しい。逆に4万円台の④は肩肘のみが標準だ。ただし①も、胸部パッド(SK-689・メンズサイズ)にはCE規格の記載が見当たらない。価格ではなく、装備欄と規格の表記を部位ごとに見たほうが確実だ。

Q. 夏に着るならメッシュ一択ですか。

暑さ対策としてはメッシュが有利だ。本記事では①コミネ JK-1623 と⑤hit-air MX-9 がフルメッシュにあたる。メッシュでもプロテクターは入る(①は胸部まで標準装備)ので、「夏だから装備を諦める」必要はない。

Q. ジャケットとプロテクターは同じブランドで揃えるべきですか。

確実なのは同ブランドだが、必須ではない。たとえばRSタイチの TRV063 は、公式によれば他社製ジャケットでもプロテクター装着用のボタンシステムがあれば装着でき、無い場合も別売のフィッティングベルト(TRV065)で対応できる。購入前に対応可否を確認するのが前提になる。

Q. hit-air は開いたら買い替えですか。

買い替えではない。hit-air 公式FAQ は「ウェアに損傷がなければ何度でも再生できます」としており、必要なのはカートリッジボンベ(1,320円・税込)の交換だ。ただし定期点検やワイヤー交換といった維持費は別途かかる。詳細はhit-air MX-9 のレビュー記事にまとめた。

まとめ

  • バイク用ジャケットの「プロテクター標準装備」は、中身が製品ごとに4通りに割れる。胸・肩・肘・背のすべてが入るもの(①コミネ)、胸はポケットのみのもの(②デイトナ)、胸が別売のもの(③RSタイチ・⑤hit-air)、肩と肘しか入っていないもの(④alpinestars)がある。
  • 別売の胸部プロテクターは3,300円〜12,650円と約3.8倍の幅がある。本体価格だけで予算を組むと、最大で1万円近くずれる。
  • 総額で並べ直すと、②と③の差は本体10,340円から18,590円へ約1.8倍に開き、④と⑤の差は本体22,110円から5,830円へ約4分の1に縮む。開くほうも縮むほうもある。
  • CE規格は「あり/なし」ではない。最も高い胸部プロテクター(TRV063・12,650円)と最も安い部類(SAS-TEC・4,400円)が、どちらも pr 付きの草案番号を掲げていた。価格の順番と規格表記の強さは一致していない。
  • ウェア本体にも規格(EN17092)があるが、表示があったのは5着で④alpinestars だけだった。
  • 警視庁の調査資料では、2024年の二輪車乗車中の死者の損傷主部位は胸部が最多。それでも胸部プロテクターの着用率は9.9%(2025年)にとどまる。
  • ⑤hit-air MX-9 だけは買い切りではない。点検・ワイヤー・ボンベという維持費がある。またhit-air のパッド類は2026年10月1日に値上げされた(本体は対象外)。
  • 追記(2026年8月29日確認):①コミネの秋冬版 JK-641(22,000円)も、胸部プロテクターが標準装備だった。 ①と2着で揃えると合計38,489円で、胸部の追加費用は通年で0円になる。ただし2着とも背中はEVAパッドで、JK-641 にレディースサイズは無い(→ コミネ JK-1623・JK-641 レビュー)。

結論として、予算は本体価格ではなく「胸部まで揃えた総額」で組んでほしい。そのうえで、まず季節で絞り、次に標準装備の範囲を公式ページで確認する——この順番なら、33選を上から眺めるより早く1着に届く。

最新価格・在庫は、各販売ページで確認できる。

コミネ JK-1623 プロテクトフルメッシュジャケット ネオ

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デイトナ HenlyBegins DJ-005 ソフトシェルジャケット

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RSタイチ RSJ734 ソフトシェル フライト ジャケット

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