完全防水のライディングシューズ おすすめ3選|売れ筋から「防水の証拠」がある3足だけを選んだ
※本記事の画像はあくまでイメージです。実際の製品のカラーや配色は、各メーカー・代理店の公式サイト(エルフ(谷尾商会)・ガエルネ(ジャペックス)・イクソン)でご確認ください。
「防水」と書いてある靴で雨の中を走ったのに、宿に着いて脱いだら靴下まで濡れていた。そんな経験はないだろうか。
次こそ本当に濡れない靴がほしい。そう思って「完全防水 ライディングシューズ」と検索しても、出てくるのは「防水」と書かれた靴の一覧だ。どれが本物なのか、並べられても区別がつかない。
この記事では、よく売れているライディングシューズを出発点にした。そのなかから、防水を「試験」「保証」「規格」のどれかで示している足だけを3つ残した。先に言っておくと、公式に「完全防水」と書くライディングシューズは、今回調べた範囲では1足も見つからなかった。 逆に、売れ筋1位の靴の公式ページには「※完全防水ではありません。」と書いてある。
※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。商品リンクから購入された場合、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。評価・紹介内容は公式スペックと公開情報に基づく独自の調査によるもので、報酬の有無で内容を変えていません。
結論:一番売れているのはシンテーゼ14、街でも履くなら Gローム、規格で選ぶなら BULL 2 WP
3足の結論を先に示す。価格はメーカー・国内代理店の希望小売価格(税込・2026年9月23日確認)。
| # | 製品 | 価格(税込) | 防水の証拠 | こう選ぶ |
|---|---|---|---|---|
| ① | エルフ シンテーゼ14 | 23,980円 | メーカーの試験:防水の袋(ブーティー)を水中で全数検査。水中で5万回曲げる試験も | 一番売れている防水シューズ。3E 相当の幅広で、23.0cm から。3足で最も安い |
| ② | ガエルネ Gローム ゴアテックス | 31,900円 | 素材ブランドの保証:GORE-TEX を搭載 | 降りてからも街を歩く。ヌバック革のスニーカー型で、サイドジップ付き |
| ③ | イクソン BULL 2 WP | 27,720円 | 欧州の規格:CE(EN 13634:2017)で防水の項目「WR」を取得 | 3足で唯一、CE 規格の表記がある。ダイヤル式で締める |
- 3足は、防水を証明する方法がすべて違う。 どれが上とは言えない。証明している主体(メーカー/素材ブランド/規格の試験)が違うだけだ。
- どの靴でも、履き口から入る水は防げない。 雨の日は、レインパンツの裾を靴の上にかぶせる。これで浸水の入り口が1つ減る。
- 1万円台で十分なら、デイトナの5足を比べた別記事が向いている。
- 防水は条件の1つにすぎず、守り・締め方・サイズも含めて比べたいなら、売れ筋の5ブランドから1足ずつ選んだライディングシューズ おすすめ5選から入るとよい。
3足の販売ページ
① エルフ シンテーゼ14
エルフ シンテーゼ14(EL014)防水ライディングシューズを楽天市場で見る
エルフ シンテーゼ14 を Amazon で見る(ページで色・サイズを選べる)
② ガエルネ Gローム ゴアテックス(楽天・Amazon ともグレーのページ。グレーは 25.5〜28.5cm)
ガエルネ Gローム ゴアテックス(グレー・25.5〜28.5cm)を楽天市場で見る
ガエルネ Gローム ゴアテックス(グレー)を Amazon で見る
③ イクソン BULL 2 WP(楽天はホワイトのページ)
「完全防水」のライディングシューズはあるのか
公式に「完全防水」と書く靴は見つからなかった
今回、売れ筋の上位に入る防水シューズの公式ページ・代理店ページを読んだ。「完全防水」と書いている靴は1足もなかった。
販売店も同じ見方をしている。ウェビックの防水シューズ特集は、防水素材を使った靴でも隙間から水が入ることがあるとして、完全防水は難しいと書いている(出典:Webike 防水機能付きライディングシューズの選び方)。
売れ筋1位の DS-503 には「※完全防水ではありません。」と書いてある
ウェビックの2025年の人気ランキングで1位だったのは、デイトナの DS-503 V-WP ライディングシューズ だ(出典:Webikeプラス 2025 Webike ランキング)。
その公式製品ページには、防水の説明のあとにこう書いてある。
雨天でも水の侵入を防ぐ防水仕様。シュータン(ベロ)まで防水フィルム入りで急な雨にも対応します
※完全防水ではありません。
(出典:デイトナ公式 DS-503 ブラック 23.5cm・2026年9月23日確認)
メーカー自身が「完全防水ではない」と書いている以上、この記事の3選には入れられない。これは DS-503 の防水が弱いという意味ではない。デイトナは、自分の防水がどこまでかを正直に書いていると読むべきだ。この点はデイトナ ライディングシューズ おすすめ5選で詳しく書いた。
防水を名乗る靴でも、「履き口」から入る水は防げない
靴に水が入る道は2つある。生地や縫い目を通って入る水と、履き口から入る水だ。
防水の膜や試験が守るのは、前者だけだ。雨の中を走ると、水はパンツの裾を伝って靴の中へ流れ込む。これは靴の防水性能とは関係がない。
対策は1つ。レインパンツの裾を、靴の上からかぶせる。 裾を靴の中に入れると、雨水を靴の中へ導くことになる。シンテーゼ14 には、市販の防水カバーを付けられるフックまである(後述)。
3足はどう選んだか(売れ筋 × 防水の証拠)
売れ筋の目安にしたのは、ウェビックの年間ランキングと楽天のレビュー件数
販売数そのものは公表されていない。そこで、次の2つを「売れ筋の目安」にした。
| 出典 | 上位に入った防水シューズ |
|---|---|
| ウェビック 2025年 人気ランキング | 1位 デイトナ DS-503/2位 デイトナ DS-501/3位 ガエルネ Gローム/4位 イクソン BULL 2 WP/6位 ガエルネ Gゼノン ゴアテックス |
| ウェビック 2024年 人気ランキング | 1位 エルフ シンテーゼ17(S17)/2位 デイトナ DS-501/3位 RSタイチ RSS011/5位 RSタイチ RSS006/7位 イクソン BULL 2 WP/9位 ガエルネ Gローム ゴアテックス |
| 楽天「防水 ライディングシューズ」レビュー件数順 | 1位 エルフ シンテーゼ14(1店舗で453件。ほかの店舗でも96件・77件)/2位 コミネ BK-061(132件) |
(ランキングは各記事の掲載順。楽天は2026年9月23日時点のレビュー件数。レビュー件数は売上そのものではなく、目安として使う)
Gローム と BULL 2 WP は、2年続けてウェビックの上位に入った。シンテーゼ14 は、楽天で2位の3倍以上のレビューを集めている。
残した条件:防水を「試験・保証・規格」のどれかで示していること
売れ筋の足を、公式ページの防水の書き方で1つずつふるいにかけた。残したのは、「防水」と書くだけでなく、それをどう確かめたかまで示している足だ。
候補から外した足と、その理由
| 候補 | 売れ筋 | 外した理由 |
|---|---|---|
| デイトナ DS-503 | ウェビック 2025年1位 | 公式に「※完全防水ではありません。」の注記がある |
| デイトナ DS-501 | ウェビック 2025年・2024年とも2位 | 素材に「防水フィルム」とあるが、試験・数値・保証の記載は無い(公式) |
| RSタイチ RSS011 | ウェビック 2024年3位 | 防水素材の数値を公開している。3選の外で、別の節で扱う |
| RSタイチ RSS006 | ウェビック 2024年5位 | RSタイチ公式通販で検索しても出てこない。現行品として確認できなかった |
| エルフ シンテーゼ17(S17) | ウェビック 2024年1位 | 「透湿防水機能」はあるが、試験の記載は無い。同じエルフで、試験まで書くシンテーゼ14 を採った |
| ガエルネ Gゼノン ゴアテックス | ウェビック 2025年6位 | Gローム と同じガエルネの GORE-TEX 搭載モデル。より上位の Gローム を採った |
「防水の証拠」で選ぶと得られること
「防水」の文字ではなく、防水をどう確かめたかで靴を選ぶ。そうすると、次の3つが手に入る。
- 「防水」表記に振り回されなくなる。 どの靴にも「防水」と書いてある。だが、確かめ方まで書いてある靴は限られる。確かめ方が書いてあれば、その靴の防水が何を根拠にしているかがわかる
- 雨の予報でもツーリングを続けられる。 靴の防水を信頼でき、履き口はレインパンツで塞ぐ。足が濡れる2つの経路に、それぞれ手を打てる
- 高い靴を買って濡れる失敗を避けられる。 2〜3万円の靴で浸水すると、痛いのは金額より、雨の日の予定をまた諦めることだ
以下、この3つの証拠がそれぞれどういうものかを、1足ずつ見ていく。
防水の「証拠」には3つの型がある
型①メーカーが自分で試験する(シンテーゼ14)
シンテーゼ14 は、広島化成(エルフの製造元)の透湿防水システム「ZONDA(ゾンダ)」を積んでいる。国内総代理店の谷尾商会は、その検査をこう書いている。
ZONDA製品はダブルチェックの防水検査をパス。
水中屈曲防水テスト:静止状態での防水テストに加え、水に浸した状態で屈曲させながらの防水性もチェック。※水中45度屈曲試験を5万回実施。
内部に使用するブーティフィルムは、水中での漏水テストを全数実施。
(出典:谷尾商会 elf footwear・2026年9月23日確認)
ここで注目したいのは、「全数」という言葉だ。抜き取りではなく、靴の中に入れる防水の袋(ブーティー)を1枚ずつ水中で検査している。3足のなかで、製品1足ごとの検査を公式に書いているのはシンテーゼ14 だけだ。
型②素材ブランドが保証する(Gローム ゴアテックス)
Gローム の防水は、GORE-TEX(ゴアテックス) だ。GORE-TEX は、素材メーカーの W. L. ゴア&アソシエイツ(Gore 社)が、自社の基準を満たした製品にだけ名前の使用を認めている。国内代理店のジャペックスも「厳格な機能基準を製品に課し、それをクリアした製品にのみに使用が許されます」と書いている(出典:ジャペックス Gローム ゴアテックス)。
Gore 社は、靴の試験を公式に説明している。
- 歩行の試験:本物に近い足型に靴を履かせ、水槽の中で最大数十万歩を歩かせる
- 遠心の試験:靴に水を入れて高速で回し、小さな穴からの漏れを探す
(出典:GORE-TEX Testing Footwear)
さらに Gore 社には「GUARANTEED TO KEEP YOU DRY」という約束がある。防水性・防風性・透湿性に満足できなければ、修理・交換・返金のいずれかで応じる、というものだ。ただし条件がある。新品で買った本人であること、そして「GUARANTEED TO KEEP YOU DRY」と書かれた黒いダイヤ型のタグが付いた製品であることだ(出典:GORE-TEX 保証 & 返品)。Gローム にこのタグが付くかどうかは、ジャペックスの資料には書かれていない。保証を当てにするなら、購入時にタグを確認してほしい。
型③欧州の規格の等級を取る(BULL 2 WP)
BULL 2 WP は、欧州の二輪用の靴の規格 EN 13634:2017 に適合している。公式の表記は次のとおりだ。
CE認定モデル、レベル1 1 1 1 WR、規格EN 13634:2017に準拠
(出典:イクソン公式 BULL 2 WP・2026年9月23日確認)
4つの数字は、左から「靴の高さ」「耐摩耗性」「衝撃による切れにくさ」「横からの潰れにくさ」を表すと説明されている(それぞれ1か2。高さは1が短い靴。出典:Wikipedia「Motorcycle boot」)。その後ろの 「WR」が、防水の試験に合格したことを示す。
この規格では、防水は任意の試験だ。メーカーが「防水」と名乗りたいときだけ受ける(出典:SATRA)。英語版 Wikipedia の説明では、水に浸けた靴を機械で約4,600歩ぶん曲げるか、人が履いて浅い水の中を1km 歩き、靴の中の濡れた範囲が3cm² 以下なら合格とされる(出典:Wikipedia「Motorcycle boot」)。規格の本文は有料で、本記事では直接は確認できていない。
3足で CE 規格の表記があるのは BULL 2 WP だけだ。ただし、表記の無いシンテーゼ14・Gローム が守らない、という意味ではない。「公式が規格を書いていない」という事実にとどまる。
どの型が上、とは言えない
3つの型は、誰が防水を確かめているかが違う。
| 型 | 確かめる人 | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|
| ① メーカーの試験 | メーカー自身 | 全数検査まで書いてある | 第三者の試験ではない |
| ② 素材ブランドの保証 | 素材メーカー(Gore 社) | 買った後の保証の約束がある | 保証の対象はタグ付きの製品だけ |
| ③ 欧州の規格 | 規格の試験機関 | 共通の試験方法で合否が出る | 合格基準は「濡れた範囲3cm² 以下」とされ、ゼロではない |
どれを信じるかは、読者の考え方で決めてよい。3つとも「防水」と書くだけの靴より、一段深く確かめている。
防水の靴は蒸れるのか
防水の膜は、水を通さない代わりに、汗の湿気も逃げにくい。3足はどれも「透湿」をうたっているが、書き方は揃っていない。
- シンテーゼ14:ZONDA の通気部分の透湿度は「広島化成(株)社従来防水システムの約10倍、他社製品の約3倍」。ただし、靴の中の湿度は環境で大きく変わるので参考程度に、という注記付き(谷尾商会)
- Gローム:「内部の蒸れを逃してくれる」(ジャペックス)。数値の記載は無い
- BULL 2 WP:「防水透湿メンブレン(26000シュメルバー、20000MVTR)」(イクソン公式)。単位の定義は公式に書かれていない
数値の単位も比べ方もばらばらなので、3足の蒸れにくさは横に並べて比べられない。 夏の蒸れが一番の心配なら、防水をあきらめた通気モデル(例:デイトナ DS-504、RSタイチ RSS012)も候補に入る。
完全防水を求める人におすすめのライディングシューズ3選
① エルフ シンテーゼ14|23,980円・楽天で一番売れている防水シューズ。3E 幅で 23.0cm から
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格(税込) | 23,980円(希望小売価格) |
| 防水 | 透湿防水システム「ZONDA」。ブーティーの水中漏水テストを全数実施、水中45度屈曲試験5万回 |
| 保護 | くるぶし・かかとのプロテクション、チェンジパッド/サイドガード |
| 閉じ方 | バックル(ストラップ側に加え、レバー側・バックルベースも各2段階で調整) |
| サイズ | 23.0〜28.0cm(0.5cm 刻み) |
| 幅 | EEE 相当 |
| 色 | ブラック・ホワイト/レッド |
| その他 | かかと・側面に反射材/砂よけ前部のフックで市販の防水カバーを取り付け可能 |
(出典:谷尾商会 elf footwear・2026年9月23日確認)
防水の根拠を、3足で最も具体的に書いている靴だ。 全数検査、水中での屈曲試験の回数、透湿の比較まで、代理店のページに載っている。
もう1つの特徴が、フロントフックだ。靴の前に、市販の防水カバーを掛けるフックが付いている。梅雨の長雨や台風のような日は、靴の上からカバーをかぶせられる。履き口からの水まで塞ぎたい人には、ほかの2足に無い逃げ道になる。
幅は EEE 相当で、23.0cm からある。3足で幅の記載があるのも、23.0cm・23.5cm があるのも、この靴だけだ。 足幅の広い人、小柄な人、女性ライダーが最初に見るべき1足になる。
向いている人
- 雨の日のツーリングを最優先したい
- 足幅が広い、または 24cm 未満のサイズが要る
- 防水カバーも併用したい
向いていない人
- ダイヤル(BOA)で締めたい → 同じエルフの S17(国内総代理店・谷尾商会の表示で24,970円、メーカー公式の表示で25,960円。BOA・透湿防水)がある。ただし S17 の公式説明には試験の記載が無い
- CE 規格の表記が欲しい → ③ BULL 2 WP
エルフ シンテーゼ14
エルフ シンテーゼ14(EL014)防水ライディングシューズを楽天市場で見る
エルフ シンテーゼ14 を Amazon で見る(ページで色・サイズを選べる)
② ガエルネ Gローム ゴアテックス|31,900円・GORE-TEX の革スニーカー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格(税込) | 31,900円(29,000円+税) |
| 防水 | 内装に GORE-TEX |
| 保護 | くるぶし(内側)・かかとにプロテクション、つま先にカップ型ガードを内蔵 |
| 閉じ方 | YKK 製サイドジップ(外側)+紐 |
| サイズ | ブラック 24.0〜29.0cm/グレー 25.5〜28.5cm(0.5cm 刻み) |
| 重量 | 560g(片足) |
| ソール | フラットソール(修理交換不可)。つま先2cm・かかと3.5cm |
| 足入れ全高 | 11.6cm |
| 発売 | 2024年8月23日 |
(出典:ジャペックス Gローム ゴアテックス・価格はジャペックスストアで2026年9月23日確認)
ぱっと見はスニーカーだ。 ヌバック革のアッパーに、ユーズド加工の白いソール。バイクを降りて観光地を歩いても、ライディング用の靴に見えにくい。
それでいて、守りの記載はしっかりある。くるぶし(内側)・かかとに加えて、つま先にもカップ型のガードが入っている。サイドジップは、バイク本体と干渉しないよう外側に配置されている。
価格は3足で最も高い。差額はシンテーゼ14 より7,920円。この差で手に入るのは、GORE-TEX という素材ブランドの試験と保証の約束、そして革の見た目と、つま先まで含めた守りだ。 降りてから歩く時間が長いツーリングなら、この差額には意味がある。
注意点は2つ。ソールは修理・交換ができない。 そして小さいサイズが無い。 ブラックでも 24.0cm から、グレーは 25.5cm からだ。本記事の楽天・Amazon のリンクはグレーのページなので、ブラックが欲しい人は店舗内で探してほしい。
なお、ガエルネには同じく GORE-TEX を積んだ Gゼノン ゴアテックス(ウェビック 2025年6位)もある。
向いている人
- バイクを降りてからも、普通の靴として歩きたい
- 素材ブランドの保証の約束を重視する
- つま先にカップ型のガードが欲しい
向いていない人
- 足のサイズが 24.0cm 未満
- ソールを張り替えて長く履きたい
ガエルネ Gローム ゴアテックス(楽天・Amazon ともグレーのページ)
ガエルネ Gローム ゴアテックス(グレー・25.5〜28.5cm)を楽天市場で見る
ガエルネ Gローム ゴアテックス(グレー)を Amazon で見る
③ イクソン BULL 2 WP|27,720円・3足で唯一 CE 規格の表記(WR)がある
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格(税込) | 27,720円(25,200円+税) |
| 防水 | 防水透湿メンブレン(26000シュメルバー、20000MVTR) |
| 規格 | CE 認定モデル、レベル1 1 1 1 WR、EN 13634:2017 準拠 |
| 保護 | 前足部・かかと部・踝部の補強、TPR のシフト(セレクター)補強、反射ヒールインサート |
| 閉じ方 | FIDLOCK® ケーブル開閉システム(ダイヤル)+アンクルストラップ+バックル |
| ソール | ミシュラン製の専用設計ノンスリップアウトソール |
| サイズ | 39〜45(EU 表記) |
| 外側/内側 | マイクロファイバー/メッシュ |
(出典:イクソン公式 BULL 2 WP・2026年9月23日確認)
防水を、公開された規格の試験で確かめている唯一の靴だ。 「WR」は、EN 13634 の防水試験に合格した印だ。メーカーの自社試験でも、素材ブランドの約束でもなく、規格が定めた共通の方法で確かめている。
同じ CE の表示で、耐摩耗性・切れにくさ・潰れにくさも等級「1」を取っている。防水と転倒時の守りを、同じ規格の表で確かめられるのは、3足でこれだけだ。
締めるのはダイヤル式(FIDLOCK®)で、足首はストラップとバックルで留める。
注意点はサイズの表記だ。39〜45 の EU 表記で、cm の表記は公式ページに無い。普段の cm から換算するときは、販売店のサイズ表を必ず確認してほしい。39 より小さいサイズも無い。Amazon の取り扱いは、本記事では案内していない。
向いている人
- 防水を、規格の試験で確かめたい
- 転倒時の守りも、規格の表記で選びたい
- ダイヤルで締めたい
向いていない人
- 小さいサイズが要る(39 から)
- cm 表記で迷わず選びたい
イクソン BULL 2 WP(楽天はホワイトのページ)
RSタイチで選ぶなら(3選に入れなかった理由と、合う人)
RSタイチの防水シューズは、ウェビック 2024年の3位(RSS011)と5位(RSS006)に入っている。3選に入れなかったのは、防水の「確かめ方」ではなく「素材の数値」を公開する型だからだ。
RSタイチの防水素材「DRYMASTER」は、公式に 耐水性10,000mm・透湿度10,000g/㎡/24h以上 と書いてある。ただし「(初期値)」「数値は生地単体のものです」と添えられている(出典:RSタイチ公式 RSS011・2026年9月23日確認)。生地の性能であって、靴として組み上げた後の試験ではない。
それでも、数値を公開していること自体は評価できる。数値で比べたい人には、次の2本が合う。
- 防水の数値を1足で詳しく見たい → RSタイチ フープシューズ(RSS011)レビュー
- 防水に加えて CE 規格の表記も欲しい → RSタイチ アローシューズ(RSS013)レビュー(CE 規格 LV.1・EN13634.2017 の表記あり)
3足の比較一覧表
| 項目 | ① シンテーゼ14 | ② Gローム ゴアテックス | ③ BULL 2 WP |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 23,980円 | 31,900円 | 27,720円 |
| 防水の証拠 | メーカーの試験(全数検査) | GORE-TEX(素材ブランドの試験・保証の約束) | CE EN 13634「WR」 |
| 透湿の記載 | 従来比約10倍・他社比約3倍(メーカー比較) | 数値なし | 20000MVTR |
| CE 規格の表記 | なし | なし | あり(1 1 1 1 WR) |
| 保護の記載 | くるぶし・かかと・シフト | くるぶし(内側)・かかと・つま先 | 前足部・かかと・踝部・シフト |
| 閉じ方 | バックル | サイドジップ+紐 | ダイヤル+ストラップ+バックル |
| サイズ | 23.0〜28.0cm | 24.0〜29.0cm(グレーは 25.5〜) | 39〜45(EU) |
| 幅 | EEE 相当 | 記載なし | 記載なし |
| 重量(片足) | 記載なし | 560g | 記載なし |
| 防水カバー用フック | あり | なし | なし |
(出典:各社公式・代理店ページ。2026年9月23日確認)
用途別の選び方
- 宿泊ツーリングで、雨でも予定を変えたくない → ① シンテーゼ14。防水カバーまで使えば、履き口の水も防げる
- 防水を規格の試験で確かめたい → ③ BULL 2 WP
- 降りてからも観光地を歩く・見た目を大事にしたい → ② Gローム ゴアテックス
- 足幅が広い・24cm 未満のサイズが要る → ① シンテーゼ14(EEE 相当・23.0cm から)
- 転倒時の守りも規格で選びたい → ③ BULL 2 WP、または RSタイチ アローシューズ(レビュー)
- 1万円台で十分 → デイトナ ライディングシューズ おすすめ5選
- 防水より先に、ブランドを決めたい → ライディングシューズ おすすめ5選
購入方法と注意点
3足とも、楽天市場で買える。シンテーゼ14 と Gローム は Amazon にもある。
- 価格は希望小売価格で比べる。 販売店によっては値引きされていることがある。最新の価格は各販売ページで確認してほしい
- サイズの表記を確かめる。 BULL 2 WP は EU 表記、Gローム は 24.0cm(グレーは 25.5cm)から
- 防水の性能は、使い込むと落ちることがある。 何年でどう変わるかは、3社とも公式に書いていない。本記事では断定しない
- GORE-TEX の保証を当てにするなら、タグを確認する(新品で買った本人・黒いダイヤ型のタグが条件)
① エルフ シンテーゼ14
エルフ シンテーゼ14(EL014)防水ライディングシューズを楽天市場で見る
エルフ シンテーゼ14 を Amazon で見る(ページで色・サイズを選べる)
② ガエルネ Gローム ゴアテックス(楽天・Amazon ともグレーのページ)
ガエルネ Gローム ゴアテックス(グレー・25.5〜28.5cm)を楽天市場で見る
ガエルネ Gローム ゴアテックス(グレー)を Amazon で見る
③ イクソン BULL 2 WP(楽天はホワイトのページ)
よくある質問
Q. 防水の靴なのに濡れるのはなぜ?
A. 主な原因は3つある。①履き口から入る水(パンツの裾を伝う)②縫い目や傷からの浸水 ③使い込んだことによる性能の低下だ。①は靴の性能とは無関係で、レインパンツの裾を靴の上にかぶせれば減らせる。
Q. GORE-TEX とメーカー独自の防水は、どちらが上?
A. 上下は言えない。GORE-TEX は素材ブランド(Gore 社)が試験して名前の使用を認め、保証も約束している。メーカー独自の防水は、メーカーが自分で試験する。シンテーゼ14 のように全数検査まで書くメーカーもある。比べるべきは「独自かどうか」ではなく、「どう確かめたかを書いているか」だ。
Q. CE 規格の「WR」とは?
A. 欧州の二輪用の靴の規格 EN 13634 で、防水の試験に合格したことを示す記号だ。防水は任意の試験で、メーカーが防水を名乗りたいときに受ける。3足では BULL 2 WP だけが表記している。
Q. 防水の靴は夏に蒸れる?
A. 防水の膜がある以上、通気モデルよりは蒸れやすい。3足とも透湿をうたうが、数値の書き方が揃っておらず、横に並べて比べることはできない。夏の街乗りが中心なら、防水をあきらめた通気モデルも候補になる。
Q. シューズカバーとどちらがいい?
A. 用途で分かれる。シューズカバーは上からかぶせるので、履き口も含めて防げる。一方、毎回付け外しが要り、歩きにくい。普段は防水シューズ、長雨の日だけカバーを足すのが現実的だ。シンテーゼ14 なら、カバーを掛けるフックが付いている。
まとめ
- 公式に「完全防水」と書くライディングシューズは、今回調べた範囲では見つからなかった。 売れ筋1位の DS-503 には「※完全防水ではありません。」と書いてある
- 代わりに、防水を「試験・保証・規格」で示している3足を選んだ
- ① エルフ シンテーゼ14(23,980円):メーカーの全数検査。楽天で一番売れている。EEE 相当・23.0cm から
- ② ガエルネ Gローム ゴアテックス(31,900円):GORE-TEX。革のスニーカー型で、つま先まで守りの記載がある
- ③ イクソン BULL 2 WP(27,720円):CE 規格の「WR」。防水と守りを同じ規格の表で確かめられる
- どの靴でも、履き口からの水は防げない。 レインパンツの裾は靴の上にかぶせる
最新の価格・在庫は、以下から確認できる。
① エルフ シンテーゼ14
エルフ シンテーゼ14(EL014)防水ライディングシューズを楽天市場で見る
エルフ シンテーゼ14 を Amazon で見る(ページで色・サイズを選べる)
② ガエルネ Gローム ゴアテックス(楽天・Amazon ともグレーのページ)
ガエルネ Gローム ゴアテックス(グレー・25.5〜28.5cm)を楽天市場で見る
ガエルネ Gローム ゴアテックス(グレー)を Amazon で見る
③ イクソン BULL 2 WP(楽天はホワイトのページ)
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出典・参考記事
公式・代理店
- 谷尾商会 elf footwear(シンテーゼ14・S17)
- ジャペックス Gローム ゴアテックス 発売のお知らせ
- JAPEX STORE Gローム ゴアテックス
- イクソン公式 BULL 2 WP
- デイトナ公式 DS-503 V-WP(ブラック 23.5cm)
- デイトナ公式 DS-501 D-WP(ブラック 23.5cm)
- RSタイチ公式 RSS011
- GORE-TEX Testing Footwear
- GORE-TEX 保証 & 返品
規格
売れ筋・販売店
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